2023試聴会はこんな感じでした(2) アンケート結果編

試聴会でアンケートにご記入いただきましたのでその結果を報告させていただきます。全体の中では特にアナログの部が好評だったようです。


デジタルの部

最初のデジタルの部については平均点が4.03で、まあまあな感じですね。尚、参加者数は35名程度です。

デジタルの部・お客様の声

・USB-DAC(DCDAC-180)の方がCDP(DP-570)に比べて元気がある音に聴こえました。
・アキュは硬めではっきり、貴社DACはすっきりふんわりで明らかに良くきこえた

・プリメインとは思えない音、セパレートアンプだとさらに一段上がる感じ。DACは貴社のDACの方が低音が広がる感じがしました。
・素晴らしいです。音楽のたましいがわかります。アメイジングでファンタスティックです。ダイナミックかつ繊細、奥ゆかしさもあります。真空管アンプを聴いているようです。デジタルなのに癒されます!!!天国の音です!!!いつまでも聴いていたいです。
・良い音、レベル高い

・サブリナの音が良かった。
・何を知らしめたいのか、分からせたいのか不明 音は良い

・低音が???気味、部屋のせい?

・ただ、いつものカラヤンでないので、本当の所はよくわかりませんでした。(??でも、あの音ならスゴイと思いますが)
・DAコンバーターほしくなる
・DACの切り替えミスが残念でした

・何をもって評価すれば良いか判断基準が言えないので「良い」というあいまいな回答です。

・OTOTENの大メーカーよりずっと良い音

・Tidalの音はもっと良くなるのでは(Wi-Fi→有線 ハブとケーブルをいいものに roonを使う)

・御社のDACやプリメイン、アンプの良さがどこにあるかわかりにくいデモであった
・最近の「オーディオの音」の傾向を体験することができました。


アナログの部

アナログの部はデジタルの部と比較して大変好評価だった様です。アナログレコードの再生に皆さん苦労されているのでしょうか?

アナログの部・お客様の声

  • 内蔵フォノイコの方がLaxmanよりも音がはっきり聴こえました。レコードノイズもはっきりしました。
  • DCPMA-100REは(ラックス比で明らかに)すっきり見通しが良い。フォノイコライザー(DCEQ-200)は100REと比べて低域の伸びと立体感・拡がりがすごい
  • 中本マリ レコード持ってる。
  • 貴社のフォノイコの方が明瞭に聞こえます。
  • オーマイゴッド!アメイジンググレイス!!最高に癒されます!!!低音がすごい!!!高体感リラックス度です。デジタル録音レコードはチベット仏教を想い出しました。木星 幸せです!!!
  • 参加型にする事によって音を聴く集中度が上がった
  • フォノアンプの違いには驚いた
  • カートリッジの比較が良かった。
  • アナログの音はあまり好きではないかも。聴き疲れする。
  • Technicsのオーディオチェックレコードがとても良い。Victorのも良かった
  • もう少しクラシックが聴きたかった
  • カートリッジ比較が参考になり面白かった
  • プリメインのフォノイコもすごい。
  • カートリッジの比較が面白かった
  • 企画がマニアック
  • カートリッジの比較試聴は最近お店でもできないので楽しめた。

会場について

会場については少し点数が低かったようです。

会場について・お客様の声

  • 一番前で聴いたので良い音でした。会場は道は迷わなかったがビルはわかりにくかった
    • 低音のこもり無くすっきりして良い。下が美容室ということで爆音不可残念。でも爆音でした。ひやひや。
    • スクエア荏原はいかがでしょうか?きゅりあん?五反田文化センター?
    • メールでの会場のアドバイス「スタバから~」で場所がわかりました。
    • 2020時の会場の方が音楽を聞く環境として良い。スピーカーからの直接音を聞く感じ。音楽を聞く感じではない。狭い。これではショップで聞くのと同じ。Audio designさんのオリジナリティを求めているのですが残念。
    • 低域に共鳴があり不自然に感じた
    • 駅から近くて便利でした。
    • 駅から近く天井高もあって良い
    • とても寒かった!
    • 低音が???ている
    • ちょうどいい広さでした
    • 背面が左右アンバランス、音が左に寄り気味の感じ。
    • ①ビルがわかりにくかったです。②写真よりフロアが狭かったです。
    • 思ったより聴きやすかった。椅子の配置も良かった
    • 場所取りは大変です
    • スピーカーを高くセッティングしたら、後ろまで直接音が届いたはず
    • 場所が分かりにくい(ビルの名前が看板にない)
    • 音質補正がほとんどされていない中での試聴が参考になる

    イベントについて

    • メーカー単独の試聴なので、シークレットで他メーカーのアンプも入れての試聴はどうか
    • 社長の技術的なコメントがもっと聞きたい。(YouTubeでも良いです)
    • 主旨がわからない。良い音を聴きたいから来ているのではなく、何かを得たいのです。
    • 試聴会が初めてなので…
    • 2014/10の1日EMI+オンキヨーに出ましたが、そちらが音は悪いがすすめ方は少し良かった。
    • 説明が興味深かったし、比較が面白かった
    • イベントとしては試聴会は同じに感じる
    • 初めてなのでわかりません
    • 現行オーディオとしては、最高クラスの音が聴けた
    • 解説が参考になる
    • もう少しアナウンスが聞き易いとよい

    音質について(他の試聴会と比較して)

    • 普通に良い音だと感じています。
    • アナログの部は良かったが、デジタルはいまいちだった
    • 会場が特設(条件よくない)でも良い音でした。低域がpeak、dipできてしまっていた?
    • 同左
    • 単体のフォノイコは音質がとても良かった。
    • 初めてなのでわかりません
    • 電圧駆動としては、最高クラス

    イベント全体について・改善してほしい点

    • アナログでカートリッジや色々の音源を聞いて、音の良さに驚いた。オーディオの楽しさはこちらか?
    • カートリッジの音の聞き比べは面白かった。
    • セレクターも作っている会社なのだからなるべくセレクターも導入してスムーズな切り換え、スムーズな進行をされた方が良いと思う。
    • フォノアンプの違いが印象に残った。御社のアンプの実力がよくわかった
    • サブリナの音がとても良かった。ロックも聴きたい。(歌謡曲も)
    • 「次はここを聴いて欲しい」という点を明確に
    • カートリッジ比較は、良い内容だった。
    • 一番最初のサンプルレコード以外は、どれも良い録音だった
    • 落ち着いて比較試聴できた
    • JazzやJ-POPなどもう少し曲のバリエーションが欲しかったです
    • カートリッジの比較は良かった
    • 技術の解説がもっと聞きたかった。
    • とても勉強になりました
    • マイクの音が良くなかったです。
    • (改善)アンケートがあるなら、固いボードが欲しいです。
    • じっくり聴けたので大変良かった。小型2wayスピーカーもあればなお良いかも
    • 少し寒かった…
    • プリアンプやメインアンプを切替したが何を切替えたか?表示が欲しい
    • ビルの場所がわかりにくかったです
    • どの機材で今鳴らしているのか、わかりやすくしてほしい
    • プリメインアンプの音がすごい良い、セパレートに負けていない。ブックシェルフSPの音も聴いてみたい。大藤さんの声が聞きとりにくい(マイクからの音が悪い)
    • アンプの比較をもっとやってほしかった。カートリッジの比較試聴は大変参考になった
    • ごく普通のレコードをかけて欲しい。
    • 音を出している使用機器をプロジェクター上で明確に示してほしい。

    製品・会社運営について

    • リモコン対応やイコライザー内蔵など魅力アップがすごい
    • YouTubeの動画大変良いです。参考になります。
    • 高価格帯だけでなく、もう少し下も是非。バランス機器をこれからもよろしくお願いします。企業に興味があって参加させて頂きました。これからも頑張って下さい。(特にアクセサリー)
    • DCEQ-200の音が良かった。
    • デジタルチャンデバの開発
    • これからも試聴会の開催をお願いします
    • 楽しい試聴会をありがとうございました
    • (要望)代表の本でかなりわかりました。その後の重要技術の広報と製品への対応
    • 若い人や入門者向けに安いアンプもあれば、皆に薦める。もちろんマニアには自信をもって薦められる。
    • 試聴の場があるとありがたい。ブログ・コラム充実させて下さい
    • 技術屋さんが作られた会社、応援します。
    • 電流駆動やPDMを勉強してほしい
    • リーズナブルな価格設定で好感がもてる。今後も良い製品造りをお願いします。
    • これから勉強します。
    • 初期は入出力端子の変更なども個別対応してもらえたが、現在はやらないのが残念

    最後に

    貴重なご意見をありがとうございました。以上が試聴会のアンケート結果となります。他にもカートリッジのアンケート結果がありますが、こちらも別途まとめて報告させていただきます。

    今後も頂戴したご要望も参考にして、また何か企画したいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

    2023試聴会はこんな感じでした

    3月11日(土)に試聴会を開催しましたので、簡単にご報告させていただきます。

    今回使用したのは五反田の貸し会議室です。これまではピアノ用のコンサートホールで行って来ましたが、コンサートホールは中高音はきれいに出るのですが、低音が止まらないのでスピーカーのデモには合わないと感じていたからです。

    この会議室はきれいで天井も高いので、まあまあ使えるのではということで使ってみました。他にも映画館や東京国際フォーラムも会場として検討はしましたが、ちょっと問題があり、音響的に配慮されたホール・会議室での開催には至りませんでした。

    会場設営の様子はこんな感じです。もともと写真右方に向いて机と椅子がセットされていて、90度向きを変えて机を取り除くという作業をしてから、一番奥に機器のセッティングをしました。

    開場前の様子、もともと横向きで机と椅子がセットされていた開場を縦に使用したので設営に結構時間が取られました。開場前にかろうじてセッティングが終わった感じです。

    設置した機器はこんな感じでした。プリメインとセパレートアンプそれとアナログ機器などを持ち込んでいます。スピーカーは2セット持ち込みました。後ろの吸音アコーデオン(ソフトウオール)はホントは左横にセッティングしたかったのですが、後ろのダンボールを移動する時間がなく、目隠し代わりに背面に設置しました。

    SPはWilsonAudio SabrinaとB&W 804D3 CDP-DP-570を使用しました。あとはほぼ当社アンプの総ラインナップです。

    デモ中の様子

    会場はほぼ予約で埋まっていましたので満杯になりました。

    当日のご出席者は35名程度でほぼ満席でした。季節柄花粉症がひどいので急遽欠席という方が2-3名いらっしゃいました。

    約1時間デジタル音源を流し、休憩の後、アナログ・レコードを演奏しました。アナログの部ではフォノイコの比較試聴、カートリッジの比較試聴7種を行いました。その後再度時間をおいて、お一人20分(1000円)でプライベート試聴を2時間行いました。

    特にデジタルの部では私のアナウンスが明確でなかった様で、何をしているのかよくわからなかったというコメントを複数頂きました。もともと滑舌が良くないのに加え、途中(事前テスト済みの)マイクが切れてしまい、急遽会場のマイクに変更しました。ところが、急だったこともありこのマイクの設定がうまくできず、かなり口を近づけないと音がでない状態で喋っていたので、余計に聞きづらかった様です(大変失礼しました)。

    当日、特に印象に残ったごご質問・感想を2,3紹介させていただきます。

    感想1:雑誌でいつもグランプリを取るメーカーのアンプを使用しているが、ここのアンプは全く遜色がないので驚いた。

    「お持ちの他メーカーの音よりも良かった」と言っていただけなかったのは残念ですが、嬉しい限りです。毎年雑誌で金賞を取るメーカーはほぼ決まっているので、金賞などには縁がない当社のアンプを聴いて驚いた様です。雑誌の賞などは実は1番になる仕組みがあって、それで事実上最初から決まっているという面もあるのですが、読者のかたにはその辺の事情は想像もつかないので無理もありません。もちろん1番になる製品はいいのですが、金賞と縁のない製品が音が劣るか?というと、そういうわけでもないのです。

    質問1:もっと高価なハイエンド機をなぜ造らないのですか?

    安価な製品を作ってくださいと言うのはよく言われます。けれど、「もっと高いハイエンド機を」と言われるのは、「もし最高のものを作ったらどんな音になるか興味がある」ということだと思います。こちらの実力を認めていただけてもらえているので、これも嬉しい限りです。高額商品はやはりオーディオショップのご協力+営業担当者が必要で、ある程度の資本力がある会社に向いています。それと、数百万円の高額オーディオ製品には逆に(私が思うに)筋の悪い製品も多いので、その辺に混じっていくというのはあまり興味はないのです。ただ、全力投球した一品物をつくったらこうなるというのは、頭の中には時々浮かんできます。将来実現できたら(ビジネスになったら)嬉しいですね。

    質問2:レコードのノイズが少ないのは何故ですか?

    ははーん、たしかにレコードのパチパチしたノイズは一般に取り切れないので、当社のデモでそこが不思議だったのかもしれません。レコードのクリーニングなどは特に詳しいというわけではないと思っていましたが、考えてみると超音波クリーナー、半自動洗浄機なども持っていますので、そこそこ詳しい方かもしれません。一度この辺をまとめてご紹介したいと思います。それとレコードのノイズ(サーノイズではなくパチパチ言う方)に関しては、アンプ類の性能も多少あると思います。良いアンプを使用すると不思議とこういったパルスノイズも大人しく聴こえるものです。

    以上ざっと紹介しました。試聴会全般とカートリッジ試聴については、アンケート結果もありますので、再度まとめてからご紹介したいと思います。

    「オーディオデザイン試聴会2023」開催のお知らせ

    以下の通り試聴会を開催いたします。

    日時:3月11日(土)PM1-PM3
    場所:プラザスクエア五反田 4F(五反田駅3分)東京都品川区西五反田1-17-3
    定員:40名 (全席予約制)
    内容:オーディオデザイン社のアンプ機器を使用した試聴会です。
    お申込み:事前予約制・指定席となります。下の入力フォームよりお申込み下さい。

    予定プログラム

    13:00-13:50デジタルの部 
    DAC、アンプ、SPの組み合わせ試聴
    13:50-14:00休憩(換気)
    14:00-15:00アナログの部 
    フォノイコ、カートリッジの比較試聴

    会場(貸会議室)の写真(椅子配置は変更されます)

    座席表G6のあたりから見ています

    使用機器

    デジタル
    DP-570

    DCDAC-180
    アナログ
    GT-2000

    DCEQ-200
    アンプDCPMA-100RE外観
    DCPMA-100RE
     
    DCP-240

    DCPW-240
    スピーカー
    WilsonAudio SABRINA

    B&W 804D3

    座席について
    ・以下の座席配置となります。

    リアルタイムの更新ではないので現況と異なることがあります。

    お申し込みフォーム 

    座席は希望列の中で中央から順番に決めさせていただきます。

    ・自動返信メールはありません
    ・1営業日内に座席情報と共に返信いたします。



    その他

    ・お申込み後ご都合が悪くなった場合は、メール又はお電話にてご連絡下さい。
    ・ご入場時にはアルコール消毒、会場では原則マスク着用をお願いします。
    ・お客様持ち込みCDなどの再生は行いません。
    ・コロナウイルスの情勢により変更・中止などの可能性がありますのでご了承ください。
    ・途中入場、退出も可能です。

    お正月ピアノ協奏曲を聴きに行って気付いた変なこと

    ラフマニノフのピアノ協奏曲が好きで、コンサートで聴きたいと思っていた昨年末に、今年のお正月のコンサートを見つけてチケットを買っておきました。場所は上野の東京文化会館で、ラフマニノフのピアノ協奏曲の2番になります(これ一番おしゃれなやつ)。

    東京文化会館は典型的な扇形のホールで音響も悪くないという感想を持っていましたが、クラッシックのオーケストラを聴くのは久しぶりかもしれません。数年前に八神純子さんがオーケストラをバックに歌ったのを聞いて以来です。

    ピアノ協奏曲の前に

    少し早く着くと、今回のコンサートでは最初にピアノを使わないバレエ組曲があるので、ピアノは端に寄せてあり、そこで調律師が調整をしていました。ビーンビーンと一音一音確認しているのですが、それでちょっと驚きました。ピアノの音が非常にいいのです。どういう風にいいのかというと、力強さがあるというか低域の音圧レベルが高いように聞こえて心地よいのです。このホールはかなり音響がいいホールなのかと期待大です。

    開演前にピアノが壁際で調律されていた
    力強いとてもいい音

    ピアノ協奏曲ではどうか

    さて最初のくるみ割り人形が終わり、いよいよラフマニノフの始まりです。

    あれれ・・・、冒頭のピアノの音が・・・普通になっています・・・。

    ピアノが真ん中に置かれると
    普通の音になりました

    ピアノの奏者はもちろん上手で、しかもかなり体全体で弾くように力強く鍵盤をたたいています。でも調律中に聞こえたあの力強い低音が付帯しない、いたって普通の音になっていました。

    考えてみると、調律中は壁際に置いてあったので低域が逃げずに伝わってきたのに対して、本番ではピアノがステージ真ん中に置かれていたので、低域が逃げて力強さが消えてしまったのだと思いました。これはスピーカーを壁にくっつけて配置すると低域が盛り上がるのと同じ原理です。

    音響的に考えると一般にピアノは壁際を設置した方が格段に音質は良くなると思います。ただ、ピアノ協奏曲でピアノは主役ですので、そんなことをしたら他のお客さんすべてから苦情が来るので無理でしょうが。

    ピアノを端においても実際には音はホール全体に響くので、私的には(慣れれば)違和感なく聞けるので、勇気のある変わり者の奏者(指揮者)がいたらぜひ試してほしいと思います。音質的には絶対こちらです。

    肝心のラフマニノフの演奏は良かったと思います。ただ今回に限ったことではありませんが、実際のコンサートではオーケストラの音圧にピアノ1台ではどうしてもピアノの音圧が不足してしまいます。最大音量のところでピアノの音がオーケストラの音に埋もれてしまうのです。

    本当は、例えばピアノの周りに壁を作ってピアノの音圧を大きくするようなホールがあるとピアノ協奏曲には一番いいと思います。ちょっと現実的ではないのですが・・・。

    お正月のコンサートでこんなことを考えた年始でした。

    Dynaudio Confidence C4をお譲りします(譲渡済みです)

    (本件、おかげさまで譲渡先が決まりました)

    このスピーカーを使用して6年たちますが、メインスピーカーとして音質に一切不満はありません。ただ展示会などに持っていくには重すぎ、大きすぎで、かつ皆さんに音を知られていないので、いい音を出してもアンプが効いているのかスピーカーが効いているのかわかっていただけないという問題がありました。

    当社の事務所も狭くなってきたこともあり、スピーカーを使っていただける方がいらっしゃったら適価でお譲りしたいと思います。ご自宅でメインスピーカーとして一生使えるいいスピーカーであることは言うまでもありません。

    正規代理店Dynaudio Japanより購入したもので,これまでに6年間使用しています。
    ユニットの動作などに問題はなく、本体(台座角部を除き)、ユニットになどに目立つ傷などはありません。新しいシリーズに代わっていますが価格がだいぶ上がりましたのでそういった意味でもかなりお得だと思います。

    近県の方へは当社で配送いたします(2F以上は基本的にエレベータが必要です)。
    遠方の場合ピアノ配送の手配となります。

    左下の台座拡大写真の白いところが小傷です

    ・SPユニットはきれいです。撮影のため外していますがサランネットも付属しています。
    ・台座部の金具は当社のオリジナルです。必要な方にはお付けします。本体にもともと付属の金具を利用して取り付けしており、本体を加工することなく取り付けられる仕様です。
    ・オリジナルのスパイクネジ、スパイク受けの状態でのお渡しも可能です。
    ・元箱は元々木箱梱包なのでありませんが、当社でアルミフレーム製の梱包箱を製作しましたので傷をつけずに運送可能です。
    ・付属品はサランネット、スパイク、スパイク受け、バスレフダクト用スポンジとなります。

    仕様

    Dynaudio Confideince C-4  Signature (定価240万円pair)

    ユニット:170mmMSPコーン・ウーファー×2、MSPコーン・ミッドレンジ×2、28mmシルク・ドーム・トゥイーター
    ●能率:88dB(2.83V/1m) ●周波数特性:27Hz~25kHz ●インピーダンス:4Ω ●クロスオーバー周波数:730Hz、2.2kHz
    ●外形寸法:250(本体)/420(ベース)W×1750H×445Dmm ●質量:55.0kg 

    音質・特性など

    低域は当社実測したところ、25Hzまでフラットに出ています。きれいな音を出すSPはいくらでもありますが、25Hzまできっちり出ていると、迫力、実在感が全く異なります。またこのウーハーはボイスコイルがセンターキャップと同じ寸法で、過度特性がものすごくよいです。高域はESOTAR2のシルクドームですがカチッとした音から柔らかい音まで変幻自在です。C1,C2と違って3wayですが、C4になると中低域の厚みが絶ものになります。
    注意点としてはあえて言えばC4はアンプやプレーヤーの性質をはっきり露出しますので、再生系には良質のものが要求されます。
    音像は前にしゃしゃり出るのではなく、どちらかというと奥行き方向に展開されます。オーケストラの厚み、迫力などはまさに快感で、このスピーカーでないと出ない音というものがあります。

    他にも当社の展示会などでのブログなども参考にしていただければC4の音質の参考になるかと思います。

    ご検討のほどよろしくお願いいたします。