インターナショナルオーディオショウ
9/30(金)インターナショナルオーディオショウに行ってきました。ここのところ来ていなかったので久しぶりです。来年の音展は同じ東京フォーラムで開催されますし、音展には弊社も出展するので、実際に使用予定の部屋がどういう感じになるのか把握しておきたいということもありました。
出展されている機器は皆高額で、数百万円クラスも多かったのですが、さすがにそういった機器はいい音を出していました。たとえばランシェ・オーディオというメーカーのスピーカー、これもさわやかで耳当たりがよく、その上表現力も豊かで聴いていて心地よい音でした。ツイーターはコロナ放電を利用して音を出すのだそうで、なんと振動版が無いそうです。しいてたとえればコンデンサ型のヘッドホンの様な音でしょうか。価格は約500万円(ペア)ですから音はよくなければいけないのですが・・・。
ところであるところで使用していたアンプのスペックがちょっと面白かったので紹介します。
カタログの日本語が英文の直訳体で何を言っているのかよくわからないのですが、IMD歪が小さいことをアピールしたいらしいです。その内容がこれ。
カタログスペックではD級アンプなのにIMD,THDがフルパワー時全帯域で0.002%以下と通常ではありえないことを言ってます。この図をみると19と20kHzくらいの2周波をいれて、その差成分となる歪が-100dB位で小さいと言いたいのだと思います。THDも同様に小さいとおそらく言いたいのだと思いが、高調波歪は高域側にでるので20kHz近い周波数で測定すれば、その高調波歪がすべてLCフィルタでカットされますから、歪は無いでしょう。とにかくよくわからないグラフです。D級アンプではよく使う表現なのでしょうか?
ただ中には音があれれ?って言うブースもありました。総額1000万円超のアンプとはいうものの(そういっていた)、この音では返って逆効果では?と心配してしまうブースもありました。
試聴会 Arbitrary Time
話題は変わりますが、10/1のDYNAUDIOで開催された試聴会「ArbirtraryTime」もおかげ様で無事終了しました。ありがとうございまた。
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