東京オーディオベースへのご来場ありがとうございました

1月13日(土)-14日(日)に秋葉原で東京オーディオベースが開催されました。

寒い中沢山の方にご来場いただき誠にありがとうございました。

来場者数

土曜日の来場者数は前回よりも多い印象でした。開催時期を変更した割には多く成功と言えるでしょう。ただ日曜の来場者数は激減して、非常に少ない印象でした。来場される方は目的を持ったお客様なので、初日の土曜に集中されたのかも知れません。

デモ機の構成について

DACはDCDAC-200、プリはDCP-240、パワーアンプはDCPW-240、スピーカーはDynaudioのC4を中心にデモしました。

土曜日には小原由夫先生、日曜日には和田博巳先生に当社ブースでご講演いただきました。

部屋の音質について

前回は40m2の部屋でしたが、今回は56m2とやや大きくなりスペースに少し余裕ができました。以前の部屋は残響が長く、非常に難儀しました。今度の部屋も残響はやはり多かったのですが、以前ほど酷くはありませんでした。

低音を吸収する音響材を配置したのですが、部屋が大きめだったこともあり、残念ながら効果が充分とはいえませんでした。

中高音の吸収用に波型のウレタンも設置したのですが、説明パネルの裏に貼ったこともあり、効果は不十分でした。一般に壁の20%に音響処理を施す必要があるとされており、不充分なのは最初からわかっていたのですが・・・。ただ一回のデモのためにかなりの吸音材を用意するというのも非現実的なので仕方ありません。

それにしても当社のアンプは低音が締まるというのが特徴の一つなのですが、それが聴感上わからないというのは残念でした

オーケストラなどで楽器の音が混濁して団子になるということがないという点はアピールできていたかと思います。

その他

お客様の感想で印象に残ったものがいくつかあったので紹介します。

わざわざ東北から・・・

製品をご購入いただいた方に、実際に自宅に導入して「とてもいいです」とご報告いただきました。この方は東北の方で、わざわざ東京まで来ていただいて恐縮です(東京へは時々いらっしゃっているとのことですが)。

デモ中に低音が伸びているとおっしゃった鋭い方

「デモ中に随分低音が伸びている」と指摘された方がいらっしゃいました。その通りで、弊社の最近のアンプは超低域がす~と伸びているように聴こえます。周波数特性はフラットでも、超低域の聴感上の差が結構あるのです。どこが効いているか最近わかってきたので、こういったノウハウも盛り込んでいます。

しかし、あの残響環境でこういった点に気づかれるというのは、やはりお客様の耳は大したものです。

CD聴きたいのですが・・・。

通常は展示会でCD聴きたいと言われても、お断りすることが多いのですが、休憩中などで人が少ない場合はおかけすることもあります。お客様のCDを掛けない理由は正直言って一般に「音質が悪いからです」。もう、なんでこのCD?というのが多いのです。好きなアーティストがいるというのはわかります。デモ機器の聴き分けをするのには好きなCDではなく、録音の良いCDを使うのが適切だと思うのですが、何故か録音が半端なく悪いものを持ち込む場合がほとんどなのです。

ただ2日目の最後の30分にいらした方が持ち込んだCDは例外中の例外で、これまで聞いたこともないくらい高音質のものでしたので、CDのタイトルを教えていただきました。これは収穫でした。

展示会に出展すると予想もしなかったいいこともあったりして、勉強になります。

今後共よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

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