DACの構成はこうなっています

近日中に発売予定のDACの構成を紹介します。

できる事はすべてやりました。

構成
・入力:3系統(同軸1系統、同軸or光1系統、光1系統)
32-96KHz、16-24bit
・マスタークロック: 水晶発信器+PLLによる高精度化回路内蔵
・サンプルレートコンバーターを使用して96KHz24bitに変換及びリクロック
・ラダー型抵抗型DACの最高峰PCM1704採用
・ディスクリート構成高速IVコンバーター
・3段/6次/-36(dB/oct)アナログ・ディスクリート・ローパスフィルター(デジタルフィルターは使用していません)
・電源は低インピーダンス(10mΩ)ローノイズ電源(10uV、BW=100KHz)をアナログ用、デジタル用に独立して供給
(通常の3端子レギュレーター電源の1/5~1/10の低ノイズ特性)

・高周波領域はベタアース、低周波は1点アースとなる2wayアース開発しました

・高周波ノイズを解消するため実装パターンを徹底的に検討

 内部写真はこんな感じ

音質は10/8からのハイエンドショーでお披露目します。

DACの音質差をわかっていただくために一工夫必要かも・・・。

正面写真

後ろから

10月中旬からホームページで購入も含めてご案内します。
第一ロットは11月初旬の出荷になると思います。

特性の一部ももついでにUpしておきます。図形を小さくした方がエレガントなんだけれど、面倒なので元サイズ(でかいですが)で掲示しておきます。
-14dBの正弦波1KHz
当たり前の波形じゃんと思ったあなたへ、当たり前でもないのです・・・。このあとで比較用に50万円出して購入したお勉強CDPの波形を出しますので比較してください。(もちろん買ったときはいいと思って買ったんで、勉強用では有りません)


これが再生を停止しているときの残留波形、結構ノイズがあるジャンてそれはUSBオシロなので入力ショートでもこのくらいのノイズがあります。

横軸は0-125MHzです。これが停止時のノイズ波形から求めたFFT周波数スペクトル。もう検出限界をみているようなものです。

何が言いたかったかというとDAC-FA0には高周波ノイズがまったく乗っていないということ。これは凄い事なんです。パターン技術その他で相当頑張ったんです。

比較のために50万円のお勉強CDPの出力を見てください。

これが1KHz正弦波、ちょっと怪しいでしょ。


これが停止時の波形。10mVの高周波が・・・・ど、ど、・・・どこから来たのか黄金バット。


残留波形のFFFTスペクトル。高周波がたくさん乗っています。数十MHz帯ではっきりとしたスペクトルがあります。え?聴こえないからいいだろうって。それが影響あるんです。

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