DAコンバーターDCDAC-200

プログレッシブDAコンバーターという新しい概念 、DAC基板を交換できるのでいつまでも最新の音質です。

DAコンバーターDCDAC-200/概要

常に新しいUSB対応バランス構成DAコンバーター

DCDAC-200は新しいコンセプトのDAコンバーターです。

・プログレッシブ機能搭載・・・DACボード等を交換することで常に最新型のDACチップを使用できます
・複数のDACチップ搭載、比較試聴が可能
・最大3つのDACボードを搭載可能
・サンプリングレートコンバーター搭載で最大768kHzのサンプリング周波数で駆動
・5系統の安定化電源搭載、2系統のアナログ専用ディスクリート安定化電源搭載
・USBとSPDIFフォーマットに対応 DSD2.8MHz,5.6MHz再生が可能
 

価格(税別)

DCDAC-200std 500,000円 (std:PCM-1704&+ES9018搭載モデル)
 

雑誌・記事評価

以下各賞を受賞しました。
・無線と実験誌 2017テクノロジー・オブ・ザ・イヤー 優秀賞
・オーディオアクセサリー誌 オーディオ銘機賞2018
無線と実験 テクノロジー・オブ・ザ・イヤー オーディオアクセサリー 銘機賞  


 

DAコンバーターDCDAC-200/製品詳細

コンセプト

DCDAC-200のコンセプト

おすすめDCDAC-200フロント外観

DCDAC-200は新しいコンセプトのDAコンバーターです

複数のDAコンバーターを搭載できるUSB-DAコンバーターです。
後からDACボードの交換にも対応することから、 プログレッシブ(進歩する)DAコンバーターと名付けました。

DAコンバーターにおいては特にDACチップが数年おきに新しい物がリリースされています。ただ入出力のデジタル回路、電源、アナログ回路、ケースについては同じです。新しいDACチップが出たら、DAコンバーターを買い換えるのではなくDACチップを搭載したボードを交換することができる。それによって常に最新のDACチップを使用した最良の音質を楽しむことが出来る、それがプログレッシブ(進歩する)DAコンバーターのコンセプトです。
 

必要にして充分なデジタル入力回路

SRC

デジタル入力として光と同軸ケーブル用のSPDIFそしてUSB入力を備えています。
USB入力は非同期式のクロック回路を実現しジッター低減に貢献しています。
サンプルレートコンバーターは最大768kHzのサンプリングレートに変換することが出来ます。

 

DCDAC-200のブロック図

DCDAC-200のブロック図

DCDAC-200のブロック図
 

2つの名DACチップを搭載したDACボード

標準構成stdではマルチビットDACの最高峰PCM1704とデルタシグマ型DACのESS社のES9018をご用意しました。

マルチビットDACの最高峰PCM-1704

PCM1704を4ケ使用したDACボード

PCM1704はバーブラウン社(現テキサスインスツルメンツ社)のマルチビットDACの最高峰です。ラダー回路を工夫を凝らされた定電流源で駆動することで768kHz/24bitの精度を確保しています。重圧な音質を再現することが苦手なデルタシグマ方式のDACとは一味異なるDACチップです。古いDACではありますが最新式の実装技術と組み合わせて更に音質を向上させました。

このチップは現在では製造中止となりましたが、オーディオデザイン社の在庫分のみ販売いたします。
 

ΔΣ方式+オーバーサンプリングのES9018

ES9018DACボード

ESS社のDACチップは内部でオーバーサンプリングを行うことで可聴帯域の低歪化を計ったDACチップです。その音質は非常に繊細な音を再現することで定評があります。このDACチップはデジタル的な工夫が存分に施されているものの、アナログ的には性能が出にくい設計のため、その音質は基板設計などの実装技術に大きく左右されます。オーディオデザイン社の基板はそのポテンシャルを最大限に活かす設計となっています。
 

 

デジタル用3系統に加え、アナログ用はディスクリート式高性能安定化電源搭載

安定化電源基板

デジタル用には3系統の独立した安定化電源に加え、アナログ用にはDCアダプターなどでも定評のあるリニア式高速低インピーダンス安定化電源を2系統搭載。贅沢な構成ですが、高音質の基盤となっています。

 

標準DACボードの歪率特性

50型アルプス社ボリューム  ES9018のTHD特性

PCM1704とES9018の歪率特性の比較
 

重圧と繊細さを両立したハイエンド機器で聴くにふさわしい音質

DACチップがいくら良くてもその音質がよくなくてはなんにもなりません。DAコンバーターの音質を左右るものは何でしょうか?オーディオデザインではその疑問に長年取り組み、他のDAコンバーターとは一線を画する製品を作ることが出来たと確信しています。重圧にして繊細、耳障りなところが一切無いにも関わらず、ガチンとくる音、それがこのDAコンバーターの音です。あなたのオーディオシステムを一変させるポテンシャルを持つDAコンバーター、それがDCDAC-200です。


 

DAコンバーターDCDAC-200/仕様・価格

仕様

  DCDAC-200std
  入出力
入力(USB) PCM -192kHz / DSD 2.8MHz ,5.6MHz
入力(SPDIF)  SPDIF: 光(96kHz)&同軸(192kHz)
出力 DAC1、DAC2、DAC1orDAC2orDAC3 (XLR&RCA)
   
DAC1 TI社 PCM1704x4 (当社在庫分のみ)
DAC2 ESS社 ES9018S
DAC3 未搭載
Sampling Rate Converter Bypass, 96kHz, 192kHz, 384kHz, 768kHz (PCMのみ)
歪率 0.0008%(ES9018) 0.001%(PCM1704) 1kHz XLR
SN比  
  外観
寸法

430x95x330mm(WxHxD) 突起含まず

重量

6.9Kg

付属品  

外観

DCDAC-200外観

外観

DCDAC-200リアパネル

内部レイアウト

価格(税別)

DCDAC-200std  (std:500,000円/PCM-1704&+ES9018搭載モデル)
DCDAC-200本体   250,000円
PCM1704DACボード 150,000円
ES9018DACボード  100,000円

当面の間DCDAC-200stdのみの販売となります(個別組み合わせでの販売はいたしません)。
内部DACボードは今後順次追加していきます。ボードの交換は弊社でのみ行います(お客様での交換は出来ません)。
将来の内部ボードの交換作業には計5万円頂戴します。


 

DAコンバーターDCDAC-200/オーディオ雑誌掲載記事

・無線と実験
 2017年10月号 No.1136 p6-p8「MJズームアップ」
 「無色透明でニュートラル」
      MJズームアップ MJ2017年10月号p6MJズームアップ MJ2017年10月号p7MJズームアップ MJ2017年10月号p8