オーディオデザインの近況

ここのところCD、DACについて説明が多くなっていたが、DACの進捗状況を含め弊社の近況をご報告させていただきます。

DACの進捗状況
 今年の春のハイエンドショーで試作DACで音出しをしていました。それをブラッシュアップして製品にする計画でしたが、気が変わって大きく異なる構成のDACの製作に取り掛かりました。
 以前のDACは上級機としては標準的な構成で、ただ変な高周波ノイズが出ない様に工夫してありました。以前から報告している高周波ノイズ(発振?)は普通に組むと十中八九発生します。これを抑えるには豪腕というかウルトラC的な技を使う必要で、そういった地味な技術が盛り込んでありました。その状態でもDACの音は悪くなかったのですが、構成としてはあまりに平凡というか、市販されているDACの種類が膨大なので埋もれてしまうと思ったので考え直しました。
 丁度、以前に構想だけあったものの(私にとって)技術的に困難だったためあきらめていたアイデアが有ったのですが、その開発に目処が立った事もあり、ちょっと変わった構成で仕上げています。現在その試作DACの音が出る状態になりましたが、結果的に変わった構成の割には普通な(?)音が出ています。実はアナログレコードのような厚い音質が出るのではと思ったのですが、残念ながらどちらかというと従来のDACの音質の延長線上にあります。9月にはオーディオ誌に持ち込んで評価してもらおうと思っています。

DACの外観

雑誌掲載予定[:PC:]
オーディオPC、PCA-1の発売を始めたのでオーディオ雑誌に評価してもらっています。
1.オーディオアクセサリー誌
秋号に掲載されました(p136,p226)。

2.オーディオベーシック誌
オーディオベーシック誌には実はプリ、パワーも含めて弊社の製品を評価してもらった事はありませんでした。今回PCA-1と一緒にプリとパワーを聞いてもらいました。共同通信社に機材を持ち込んでオーディオ評論家の先生に聴いていただいたのですが、好評でした。以前にもその先生には他誌の評価の際にアンプを聞いていただいたのですが、そのときより今回の方がずっと良いとおっしゃっていただきました。オーディオベーシック誌秋号(9/9(木)発売予定)が待ち遠しいです。

3.ステレオサウンド誌
ステレオサウンド誌もパワーアンプを一度評価してもらっただけでしたので、今回改めてプリとパワーもPCA-1と一緒にお貸し出しさせていただき、まとめて評価してもらいました。
9/11(土)発売予定です。

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