ヘッドホンアンプDCHP-100の解説をしたいと思います。
6/24(金)のフジヤエービックさんのフジヤTV(月1度のストリーミング動画)に出演させていただきました。
今回撮影機器のトラブルでPCの内蔵カメラで生放送しています。当然ZOOMもできませんしカメラアングルを変えることもできず、多少見づらい点もあるかと思いますがご容赦下さい。
ヘッドホンアンプの紹介をパネルを使用して説明させていただきましたが、分かりづらい点もあったかと思いますので、ここで改めて説明します。
スライド1
(クリックで拡大します)
ヘッドホンアンプの特徴は
1.アッテネーター
2.ヘッドホン駆動アンプ回路
3.電源
ということになります。
DCHP-100はアッテネーターを採用しています。アッテネーターにもいろいろ有りますが、常に2本の抵抗を選択するL-Pad型というものが一番高級とされています。L-pad型は抵抗の数も多く、またスイッチの回路数も多くなりますので構造的、コスト的には大変大掛かりなものになります。今回DCHP-100に搭載したアッテネーターはL-pad型をさらに進化させたものです。音量の可変範囲が大きく、調整間隔も小さいのが特徴です。加えて音量を絞った際にスイッチの接触抵抗の影響を(-40dB時で約1/10に)低減できるのが特徴で絞れば絞るほど違いが出てきます。
内側のツマミで使用領域を設定し、外側のツマミで微調整を行うという2段階になっています。従来のボリュームがゴーカートのアクセルとすれば今回のアッテネーター5段変速付きのアクセルと例えることができます。
スライド3

ヘッドホンを駆動するアンプ回路は専用にバッファ回路を設けています。ヘッドホンは丁度アンプとスピーカーの中間程度の負荷の重さといえます。一般に負荷が重いほど音質は低下しやすく、ヘッドホンアンプはプリアンプとパワーアンプの音質的には中間に位置すると考えていいでしょう。ただヘッドホンは音質変化に敏感なので僅かな音質劣化もなくしたいところです。
そこでアンプ回路よりもより性能が出やすいバッファアンプを専用設計して搭載しました。このばバッファアンプはアンプというより伝達回路でゲインはありませんが、歪、SN比の点で通常のアンプ回路よりも優れているものです。
ヘッドホンアンプには信号を増幅するフラットアンプも備えてあり、ゲインが足りない場合はフラットアンプを経由して聞くことも可能です。
それとスライドにはしませんでしたが、電源には高速、低ノイズ、低インピーダンスの安定化電源を採用しています。この電源は通常アンプに使用される電源よりも一桁向上している優れもので、DCアダプターとして別売しているくらいです。
以上ヘッドホンアンプの3つの特徴を説明させていただきました。
