春のヘッドホン祭(4/27)に出展します

久しぶりに、フジヤエービック主催「春のヘッドフォン祭2024」に出展します。

開催日時:2024年4月27日(土)11:00~18:30
場所:ステーションコンファレンス東京(東京都千代田区丸の内1-7-12 サピアタワー)5F・6F
当社ブース:606号室

主な出展内容:

ヘッドホンアンプ: DHP-200 バランスヘッドホンアンプ(新製品)
ミュージックサーバー: MS-100
DAC: DCDAC-180 他

ヘッドホンアンプは新製品となります。

フロント写真

リア写真

1.特徴

•バランス出力対応のヘッドホンアンプ

•多彩な出力に対応(4pinXLR、3pinXLR、4.4mmバランス、6.3mmΦ) 

•XLR入力2系統、RCA入力2系統装備

•XLR、RCA入力出力も装備(プリアンプ)としても使用可能

•ゲイン切り替え、出力インピーダンス切り替えを装備

•RCA(アンバランス入力)のバランス変換回路を搭載(RCAもバランスで出力)

•贅沢なディスクリートアンプ回路設計で最高の音質を

 

ブロック図

仕様

 DCHP-200
入力XLRバランスx2,  RCAアンバランスx2
ヘッドホン出力(フロント)XLR3pin, XLR4pin, 4.4mm, Phone6.3mm  
プリ出力(リア)XLR, RCA
利得15.5dB/4.6dB (High/Low)
最大出力1.8W (16Ω) THD=0.1%時 2.0W (32Ω) 0.32W (600Ω)
出力インピーダンス1Ω/5Ω (Low/High)
SN比109dB (@1.8W 16Ω) 113dB (@2.0W 32Ω) 117dB (@0.32W 600Ω)
全高調波歪率0.0003%(@1V 16Ω) 0.0003%(@1V 32Ω)
周波数特性7Hz-200kHz (-3dB)
寸法230x362x103mm
重量4.3Kg
価格(税別)300,000円
仕様は変更されることがあります

皆様のご来場をお待ちしております。

普段なら買わないかも?というオーディオ製品を色々と試してみました その1・ヘッドホンアンプ

こんな事情で買ってしまった

6月は当社の決算月で、ここで1年間(令和2年度)の締めとなります。皆さんコロナで家にいる機会が多くなっていることも幸いしてか、お陰様で売り上げはなかなか好調でした。となると利益の34%は法人税として納めることになります(他にも税金はたくさんありますが)。

消費税も考慮すると、何か買うと44%得するので、買うべきものがあったら購入しておいた方がお得です。しかも中小企業は特例で一個33万円(税込)まで、計10個分は資産ではなく消耗品として購入できる(全額経費になる)のです。

ということもあって、買ってもいいかな?(普段なら買わないかも)というオーディオ製品をいくつか購入して試してみました。また、なぜか結果的に、普段の嗜好とむしろ逆の製品も購入していました(なぜかは分からない・・・)。

第一弾 ヘッドホンアンプ

ずいぶん前に聞いたときは、良かったのだが・・・

この機種は聴きたいというよりも、現在の標準機器のレベル・音質を知っておいた方がいいだろうということで買ってみました。30万円クラスのヘッドホンアンプです。業界の標準アンプといっていいい機種かと思います。ずいぶん前ですがこの機種のだいぶ前のモデルを1日聴いている機会があり、なかなかいい音だったとの認識がありました。

今回改めて最新型を聴いてみて驚いたのですが、今回はあまりよく感じません。ヘッドホンはAKGのK-701を使用しました。全体の帯域バランスはいいのです。K701はオープン型で、ともすると低域が不足気味になることも多いのですが、低域の量感も十分でいいバランスです。

何がよくないかというと中高域が冴えないというか、濁ります。ヘッドホンというのは普段スピーカーの音を聴いている人が聴くと驚くほど繊細で細かい音が聞こえるはずなのですが、そういうことがなくて逆に驚きます。普段聞いているSPの方がむしろ繊細な音が聞こえるくらいです。大切なものをたくさん失ってしまった様な音です。

音に透明感がないというか、弦の音が濁り、オーケストラがお団子になって聞こえてきます。当社で以前DCHP-100というヘッドホンアンプを出していましたが、こちらの方がヘッドホンの良さを各段に出しているように思います。ただしDCHP-100は低域の量感が出にくいので、組み合わせを選ぶということはあるのですが。

このアンプを聴くと複数の方が当社にヘッドホンアンプを造ってと連絡されてくる理由がわかる気がします。順番があるのですぐにヘッドホンアンプの新製品を出せるわけではないのですが、いつかヘッドホンの良さを最大限に発揮するアンプを造ってみたいと思います。

次はこれらを予定しています。

300Bシングルアンプ

たまには真空管アンプでも聞いてみますか

そして第3弾はスピーカー

とあるスピーカーの名器?

しばらく聞いてみたが今はソファの後ろに

第4弾はサブウーハー

KEFのサブウーハーKC62

ポタアンが雑誌「Goods Press」で紹介されました

徳間書店が発行しているGoodsPress11月号でポタアンPEHA-100が紹介されました。オーディオ雑誌で製品が紹介されるのはよくあることですが、こういった普通の雑誌で紹介されるのは珍しいです。どうやら今度のiPhone7はイヤホンジャックがない、それでは別途ポタアンを接続しましょうという流れのようです。iPhoneからデータをもらってDA変換するタイプのポタアンにページ、ついでにアナログ専用機に1ページと結構な紙面をさいています。

goodpress042

DAC付きポタアン

goodpress043

アナログ専用ポタアン

 

アナログ専用機の紹介ページではなんとPEHA-100が中心にどんと鎮座しているではありませんか!

機器を紹介したのはフジヤエービックさんの様ですが、絵的にかっこよかったのでPEHAが真ん中に来ているのかな?なんて推測しています。

詳しくはGoodsPress11月号を買って下さい(なんちゃって)。

 

——————————————————————————————————–

音質劣化の無いオーディオセレクターHASシリーズ
スピーカーセレクター
ラインセレクター
バランスラインセレクター

——————————————————————————————————-

おすすめのオーディオ本

ƒI[ƒfƒBƒI_ƒJƒo[

オーディオデザイン社の社長が書いたオーディオの本です。ホームページのブログ、コラムに掲載したトピックの中から50を厳選。オーディオの常識の落とし穴をエンジニアリング的に解説しています。アマゾンのページはこちら オーディオデザインの機器設計のコンセプトを知る上でも役に立つ一冊です。

 

 

 

ポタ研ご来場ありがとうございました

7/30(土)中野サンプラザでポタ研夏2016が開催されました。当社ブースにも沢山の方にご来場いただきまして誠にありがとうございました。

当社の出展の様子はこんな感じでした。

IMG_20160730_101722[1]

展示の様子、開場前なのでくつろいでいます

image

ポタ研開演中の様子

PEHA-100

ポタアンPEHA-100は発売以来1年以上経過しておりますので、すでに皆さんに充分試聴していただいておりますが、それでもいろいろな他社新製品を聞いた後にPEHA-100を聴いてその実力を再確認して行かれる方などが多くいらっしゃったようです。

PEHA-200(新製品デモ機)

PEHA-200はケースが間に合わずスケルトン状態での試聴機となりましたが、かえって中が見えて好評だったかもしれません。

PEHA-200の音質に関しては概ね好評でしたが、USB入力が必要とのご意見を多く頂きました。

PEHA-200#2スライド2次回のヘッドホン祭りまでに製品版を間に合わせたいと思います。

春のヘッドホン祭りで頂戴した意見を反映させてだいぶ仕上げたつもりでしたが、まだ課題は有るようです。秋のヘッドホン祭りでは製品版ができるよう頑張りたいと思います。

今後共よろしくお願いいたします。

PEHA200#2 012_800

見えている大きめのチップがES9018Sです。(DAC周りは基板設計をまだ詰める必要があります。)

p.s. 持って行った著書はおかげ様で全部売れました。

 

photo

スイッチが沢山ついています。

来週末30日(土)はポタ研で、こんなの出します -ポータブルDACアンプ-

PEHA200 012_all

AmpとDAC部、2枚分割構造になりました

PEHA200 016_bunkatu

左がアンプ基板、右がDAC基板

来週末の30日(土)はポタ研2016夏に出展します。今回はバランス対応ポータブルDACアンプPEHA-200の試作機を出す予定です。

春のヘッドホン祭りでもPEHA-200の試作品を出したのですが、みなさまのご要望を聞いて大幅に仕様を変更し、別物のようになっています。

変更点

  1. 普通の3.5mm3極アンバラも入出力出来るようにしました。もちろん2.5mm4極バランスの入出力もできます。

2. 丸型光デジタル入力(3.5mmアナログ兼用端子)を上面に持ってきました。

3. DAC部とアンプ部を分割して2枚を合わせる構造にしました。

ケースはこれまでのケースに入りきらなくなったので、新設計となりますが今回はケースが間に合いそうにありません。

PEHA200 006_sw

右下が入力切り替え(アナログ/デジタル) 上短いのがクロック周波数切り替えスイッチ 上長いのが電源スイッチ(OFF/Amp/+DAC)

特長

  1. 通常のポタアンに搭載されるDACチップはESS社のものですと9018K2Mというモバイル用ですが、本機では贅沢にも据え置き機用のフラッグシップである9018Sを使用しています。

2. 消費電力を抑えるためにDACのマスタークロック周波数を(手動で)切り替え出来るようになっています(Fs48kHz以下の音源では省電力運転で動作させることができます)。

3. 電源もポタアン使用のみとDAC使用の2接点で切り替えて省電力使用ができるようになっています。

デジタル音源の再生も一応可能ですが、完成品までには仕上がっていません(またケース無しで試聴となります)。

 項目 仕様 備考
アナログ入力 3.5mm3極アンバランス
2.5mm4極バランス
デジタル入力 SPDIF
3.5mm丸型光コネクタ
3.5mmアナログ入力と兼用端子
<=96kHz
アナログ出力 3.5mm3極アンバランス
2.5mm4極バランス

興味のある方は是非お立ち寄りください。場所は中野サンプラザ15F部屋はリーフでA&Kとゼンハイザーさんの間です。