普段なら買わないかも?というオーディオ製品を色々と試してみました その1・ヘッドホンアンプ

こんな事情で買ってしまった

6月は当社の決算月で、ここで1年間(令和2年度)の締めとなります。皆さんコロナで家にいる機会が多くなっていることも幸いしてか、お陰様で売り上げはなかなか好調でした。となると利益の34%は法人税として納めることになります(他にも税金はたくさんありますが)。

消費税も考慮すると、何か買うと44%得するので、買うべきものがあったら購入しておいた方がお得です。しかも中小企業は特例で一個33万円(税込)まで、計10個分は資産ではなく消耗品として購入できる(全額経費になる)のです。

ということもあって、買ってもいいかな?(普段なら買わないかも)というオーディオ製品をいくつか購入して試してみました。また、なぜか結果的に、普段の嗜好とむしろ逆の製品も購入していました(なぜかは分からない・・・)。

第一弾 ヘッドホンアンプ

ずいぶん前に聞いたときは、良かったのだが・・・

この機種は聴きたいというよりも、現在の標準機器のレベル・音質を知っておいた方がいいだろうということで買ってみました。30万円クラスのヘッドホンアンプです。業界の標準アンプといっていいい機種かと思います。ずいぶん前ですがこの機種のだいぶ前のモデルを1日聴いている機会があり、なかなかいい音だったとの認識がありました。

今回改めて最新型を聴いてみて驚いたのですが、今回はあまりよく感じません。ヘッドホンはAKGのK-701を使用しました。全体の帯域バランスはいいのです。K701はオープン型で、ともすると低域が不足気味になることも多いのですが、低域の量感も十分でいいバランスです。

何がよくないかというと中高域が冴えないというか、濁ります。ヘッドホンというのは普段スピーカーの音を聴いている人が聴くと驚くほど繊細で細かい音が聞こえるはずなのですが、そういうことがなくて逆に驚きます。普段聞いているSPの方がむしろ繊細な音が聞こえるくらいです。大切なものをたくさん失ってしまった様な音です。

音に透明感がないというか、弦の音が濁り、オーケストラがお団子になって聞こえてきます。当社で以前DCHP-100というヘッドホンアンプを出していましたが、こちらの方がヘッドホンの良さを各段に出しているように思います。ただしDCHP-100は低域の量感が出にくいので、組み合わせを選ぶということはあるのですが。

このアンプを聴くと複数の方が当社にヘッドホンアンプを造ってと連絡されてくる理由がわかる気がします。順番があるのですぐにヘッドホンアンプの新製品を出せるわけではないのですが、いつかヘッドホンの良さを最大限に発揮するアンプを造ってみたいと思います。

次はこれらを予定しています。

300Bシングルアンプ

たまには真空管アンプでも聞いてみますか

そして第3弾はスピーカー

とあるスピーカーの名器?

しばらく聞いてみたが今はソファの後ろに

第4弾はサブウーハー

KEFのサブウーハーKC62

ポタアンが雑誌「Goods Press」で紹介されました

徳間書店が発行しているGoodsPress11月号でポタアンPEHA-100が紹介されました。オーディオ雑誌で製品が紹介されるのはよくあることですが、こういった普通の雑誌で紹介されるのは珍しいです。どうやら今度のiPhone7はイヤホンジャックがない、それでは別途ポタアンを接続しましょうという流れのようです。iPhoneからデータをもらってDA変換するタイプのポタアンにページ、ついでにアナログ専用機に1ページと結構な紙面をさいています。

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DAC付きポタアン

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アナログ専用ポタアン

 

アナログ専用機の紹介ページではなんとPEHA-100が中心にどんと鎮座しているではありませんか!

機器を紹介したのはフジヤエービックさんの様ですが、絵的にかっこよかったのでPEHAが真ん中に来ているのかな?なんて推測しています。

詳しくはGoodsPress11月号を買って下さい(なんちゃって)。

 

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音質劣化の無いオーディオセレクターHASシリーズ
スピーカーセレクター
ラインセレクター
バランスラインセレクター

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おすすめのオーディオ本

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オーディオデザイン社の社長が書いたオーディオの本です。ホームページのブログ、コラムに掲載したトピックの中から50を厳選。オーディオの常識の落とし穴をエンジニアリング的に解説しています。アマゾンのページはこちら オーディオデザインの機器設計のコンセプトを知る上でも役に立つ一冊です。

 

 

 

ポタ研ご来場ありがとうございました

7/30(土)中野サンプラザでポタ研夏2016が開催されました。当社ブースにも沢山の方にご来場いただきまして誠にありがとうございました。

当社の出展の様子はこんな感じでした。

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展示の様子、開場前なのでくつろいでいます

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ポタ研開演中の様子

PEHA-100

ポタアンPEHA-100は発売以来1年以上経過しておりますので、すでに皆さんに充分試聴していただいておりますが、それでもいろいろな他社新製品を聞いた後にPEHA-100を聴いてその実力を再確認して行かれる方などが多くいらっしゃったようです。

PEHA-200(新製品デモ機)

PEHA-200はケースが間に合わずスケルトン状態での試聴機となりましたが、かえって中が見えて好評だったかもしれません。

PEHA-200の音質に関しては概ね好評でしたが、USB入力が必要とのご意見を多く頂きました。

PEHA-200#2スライド2次回のヘッドホン祭りまでに製品版を間に合わせたいと思います。

春のヘッドホン祭りで頂戴した意見を反映させてだいぶ仕上げたつもりでしたが、まだ課題は有るようです。秋のヘッドホン祭りでは製品版ができるよう頑張りたいと思います。

今後共よろしくお願いいたします。

PEHA200#2 012_800

見えている大きめのチップがES9018Sです。(DAC周りは基板設計をまだ詰める必要があります。)

p.s. 持って行った著書はおかげ様で全部売れました。

 

photo

スイッチが沢山ついています。

来週末30日(土)はポタ研で、こんなの出します -ポータブルDACアンプ-

PEHA200 012_all

AmpとDAC部、2枚分割構造になりました

PEHA200 016_bunkatu

左がアンプ基板、右がDAC基板

来週末の30日(土)はポタ研2016夏に出展します。今回はバランス対応ポータブルDACアンプPEHA-200の試作機を出す予定です。

春のヘッドホン祭りでもPEHA-200の試作品を出したのですが、みなさまのご要望を聞いて大幅に仕様を変更し、別物のようになっています。

変更点

  1. 普通の3.5mm3極アンバラも入出力出来るようにしました。もちろん2.5mm4極バランスの入出力もできます。

2. 丸型光デジタル入力(3.5mmアナログ兼用端子)を上面に持ってきました。

3. DAC部とアンプ部を分割して2枚を合わせる構造にしました。

ケースはこれまでのケースに入りきらなくなったので、新設計となりますが今回はケースが間に合いそうにありません。

PEHA200 006_sw

右下が入力切り替え(アナログ/デジタル) 上短いのがクロック周波数切り替えスイッチ 上長いのが電源スイッチ(OFF/Amp/+DAC)

特長

  1. 通常のポタアンに搭載されるDACチップはESS社のものですと9018K2Mというモバイル用ですが、本機では贅沢にも据え置き機用のフラッグシップである9018Sを使用しています。

2. 消費電力を抑えるためにDACのマスタークロック周波数を(手動で)切り替え出来るようになっています(Fs48kHz以下の音源では省電力運転で動作させることができます)。

3. 電源もポタアン使用のみとDAC使用の2接点で切り替えて省電力使用ができるようになっています。

デジタル音源の再生も一応可能ですが、完成品までには仕上がっていません(またケース無しで試聴となります)。

 項目 仕様 備考
アナログ入力 3.5mm3極アンバランス
2.5mm4極バランス
デジタル入力 SPDIF
3.5mm丸型光コネクタ
3.5mmアナログ入力と兼用端子
<=96kHz
アナログ出力 3.5mm3極アンバランス
2.5mm4極バランス

興味のある方は是非お立ち寄りください。場所は中野サンプラザ15F部屋はリーフでA&Kとゼンハイザーさんの間です。

春のヘッドホン祭り2016のご報告

先日春のヘッドホン祭りが開催されましたのでその内容をご報告させていただきます。

 

全体の感想

このイベントはそもそも来場者が多く勢いを感じますが、今回はいつもにもまして来場者が多かった様に感じました。

当ブースにいらしたお客様の傾向

最近は携帯音楽プレーヤー(いわゆるDAP)とイヤホンを各種持っている方にお立ち寄りいただく事が多いのですが、特にA&K社をはじめとする高級DAPとカスタムイヤホンをお持ちの方が増えたようです(約半数はこういった方)。小型のDAPを使用、あるいはDAPを使用しない方もいらっしゃいますが、毎回イヤホンの方が増えているようです。

image1-4IMG_20160429_104811_640当社ブースの様子

各製品の感想など

PAHA-100

cropped-PEHA-100-2_032_6402.jpgこのポタアンは出してから1年以上経過していますので、そろそろ新しい発見はないかと思っていました。今回は何故か、いつもにもまして良い評価を頂いたような気がします。製作者としてはアナログ回路的な要所をおさえているので、もちろん自信もあるのですが、所詮アナログ入力、アナログ出力です。入力ソースのDAPとイヤホンで音質が左右されるので、直挿しと比較しても、少し良くなったかなという感じと思っていました。

ただ今回、お客様からは全然違う、すっげー良いみたいな評価を沢山(半数以上の方)から頂戴しました。まったく同じ品物(デモ機の筐体も同じ)を出しているにもかかわらず、毎回試聴されている方にも、今回が特に良い評価を頂きました。その様な方もなぜか「今回以前より良い、何かかえましたか?」と質問されるくらいなのです。

おそらくですが、弊社の製品自体は変わっていないのですが、他社の平均的なポタアンの音質のレベルが下がっているのではないかと思いました。ポタアンも競争が激しいのでコストダウンをしますし、デジタル化が進むとどうしてもアナログ部は悪くなりがちです。最近の技術者はデジタルには強くても、アナログ回路の品質を高くすることは苦手なので。普段色々な機種を試聴していて(平均的音質の基準がすこし下がっているので)、弊社のポタアンを聞くと以前よりよく聴こえるのかも、ということです。

また同時に当社ではあまりいいイヤホンを使用していないので、もっと良い物を準備する必要があると思いました。

 

PEHA-200(バランス・ポタアンDAC付)

今回出展したものはプロトタイプとはいえ出来が悪くて失礼しました。肝心のDAC部が機能しなかったばかりか、アナログ部の詰めも甘く、ボリュームを絞り切るとボツっと大きなノイズが入る状態でした(製作時にDACをなんとか間に合わせようとそちらにばかり気が行ってたもので)。

それとPEHA-200が2.5mm4極入力専用になっていて、当初接続出来るDAPを用意していなかったので、聴きたくても聴けない状況でした。お近くのthebit社のOPUS#1をお借りしましIMG_20160430_165437_640た。このDAPはバランス出力対応で、しかもお手頃な価格です。

このDAP単体の音はハイレゾ対応機種なのに帯域のバランスが高域寄りでなく、どっしりした音調で非常に好ましく感じました。バッテリーの持ち、操作性も良かったです。これにPEHA-200を使用するとさらに力強さが増して良い感じになりました。

 

ただ今回このプロトタイプを出したことで様々なインプットを頂き大変勉強にになりました。

最新DAPはバランス出力付きのものが多くなって来ましたのでバランスに移行しているのかとおもいきや、そうでもなく3.5mm3極の普通のアンバラが主流の様です。ただ、イヤホンのグレードは上がってきていて、カスタムイヤホン(機種はわからないがとにかくでかいイヤホン)をお持ちの方の割合が多くなった様です。

以下の様なご意見を頂きました。

・バランスだけでなくアンバランスとしても使えなければダメ
・DAC部はいらないのでアナログアンプとしても出して欲しい
・デジタル入力は上面部でなければだめ(デモ機は横についていた)
・光入力は角ではなく丸型にして欲しい(角はケーブルがよじれるので)

バランスポタアンについては入出力の仕様等も含めて構成を考えなおす必要があると感じました。また、DAC無しのバージョンもあったほうが良いかなと。ヘッドホン祭りはお客様と直接会話ができるので、当社にとって非常に有益です。頑張って練り直したいと思います。

DCHP-100

こちらの機種は出て3,4年経ちますが、いまだ初めて聴いた方というお客様も毎回いらっしゃいますが、皆さん音の良さに驚かれています。

また、そろそろ据え置きのバランス型は出ないのかという声も多く頂戴しました。

 

お礼

ヘッドホン祭りでは毎回製品の評価を直接沢山いただけるので非常にありがたく思っています。ヘッドホン、イヤホンのアンプは私自身が常用していないこともあって動向を掴みきれていない部分もあり、今後もいろいろとご意見を頂戴できればと思います。

当ブースにお立ち寄りいただきましたお客様には心から御礼申し上げます。今後共よろしくお願いいたします。

追記(JPhonic K2)

JフォニックのイヤホンK2

購入したJphonicのイヤホンK2

ヘッドホン祭りなどの展示会は人手が足りないので妻にも手伝ってもらっています(普段は他の会社にお勤めしているのに、お疲れ様です)。

毎回展示会に来ているので、最近少しハマって来たようで、春のヘッドホン祭りでイヤホンを買ってました(もともとオーディオにはまったく興味のない人です)。

購入していたのはJphonicのK2というモデル(38,000円)です。実はこの会社は前のポタ研でお隣だったので、私も聴かせてもらったら、とても良かったという経緯もあり、ちょっと勧めたこともあったのです。

妻の用途はもっぱらiPhone用ですが、このイヤホンでは最大音量の設定でやっと迫力が出る感じですが(感度は低めのようです)、音質はiPhoneでもかなりいけてます。弦楽器の音なんかは、これでなければ聴こえないようないい音です。低音も充分で帯域のバランスも非常に良く、全体にフラットなのではないかと思います。BA型のいいところがよくわかりました。

この他にIE80(IE800より好きなそうです)とwestoneのw60が気に入ったそうです。この辺を買ってくれると私も非常に助かるので、もっとこの道にハマって欲しいと思います。

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cropped-PEHA-100-2_032_6402.jpgポタアンPEHA-100のご購入はオーディオデザインの直販サイト

ポタアンの詳細情報はこちらのホームページで

 

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4/29(金)-4/30(土)はヘッドホン祭りです。 (プロト展示もあるよ)

今週末の金(祝)土は春のヘッドホン祭りです。当社も参加しますので、皆さんも是非お越しください。

今回は新製品(プロトタイプ)も出展する予定です。

新製品はDAコンバーター付きでポータブル型のバランスヘッドホンアンプの試作品です。DACにはESS社のES9018を使用し、アンプ部にはTI社の最新OPアンプを使用したもので、SPDIF(光)とアナログ入力を備えたバランス入出力機です。

現在なんとか音は出ているのですが、まだ高周波ノイズも多く、悪い見本みたいな音です(ただ相当なポテンシャルは感じさせる)。現在修正版を製作中で、間に合えばプロトタイプ実機を展示出展出来る見込みです。
今回展示品は、アナログ入力のみの動作となります。

 

バランス型ポータブルDACアンプ・PEHA-200(仮称) 仕様

PEHA200 005_420

外観(上面の穴は使用していません)

PEHA200 007_420

側面にSPDIF光入力部

入力:SPDIF光(PCM96kHzまで、DSD未対応)、またはアナログバランス入力(2.5mm4極)

出力:2.5mm4極バランス

DAC:ES9018S

アンプ部:DAC・IV変換部、アンプ部にTI社最新OPアンプOPA1622使用のフルバランス仕様

外観:PEHA-100と同サイズケース

使用時間:8hを目標にしています

その他:USBは充電のみとなります(USB・DACとしては使用できません)。

発売時期:遅くとも秋のヘッドホン祭りまでに

お値段:ちょっとお高いかも

GW最初のイベントとして、ぷらりと立ち寄っていただければと思います。

弊社ブースの場所は13階(フジヤ特設売り場の階)のコスモ(大きい部屋)の入ってすぐ右側あたりになります。