「間違いだらけのスピーカーセッティング」シリーズを始める予定

久しぶりにテクニカルな内容で、皆様の参考になるシリーズはないか?ということで考えたのが表題のシリーズです。スピーカーのところはオーディオにおいて最も不完全なところで、またセッティングによっても大きく変わることは周知のとおりです。最近のセッティングのノウハウに関する記事を見ていると、そうかな?と思うことも多々あります。

新しい事務所に移ったこともあり、ここでのスピーカーセッティングについて測定・調整しながら進めていきたいと考えています。

現在考えている内容は次の通りです。

  1. 間違いだらけのスピーカーセッティング」大項目

1. 問題提起 
・間違いだらけのスピーカーセッティング
 
2. 実践編 
・測定と解析で進めるリスニングルームのチューニング
 
3. 応用編
・Roonを使用した室内周波数特性の補正

1. 問題提起

-間違いだらけのスピーカーセッティング-
・スピーカーを対称に置く!
・定在波のことを考えて配置する!(定在波よりまず反射)
・専用のxx式リスニングルームを造る!
・リスニングルームに物を置かない!
・定在波対策に市販のBassTrapを使う!
・縦長配置ではなく横長配置にする!

2. 実践編

-測定と解析で進めるリスニングルームのチューニング-

・測定結果とその解析

・左、右CH、距離を変えて測定

・反射の影響と定在波について考察

・リスニングルーム最大の課題 BassTrap

3.応用編

-Roonを使用した室内周波数特性の補正-

これまでの音場補正
・デジタルグラフィックEQ
・AVアンプ
・専用DSP装置

これからの音場補正
・ROON+REW

動画にまとめて順次YouTubeに投稿していく予定です。

よろしくお願いいたします。

IPHONEの音質を測定してみたらB&Wよりも優秀だった件


iPhoneスピーカーの隠れた実力:まさか、うちの高級オーディオより優秀!?【オーディオマニア大藤のガチ検証】

本ブログはYouTube動画(8/2/2025)「iPhoneの音その驚愕の特性とは」をchatGPTでまとめたものです(私は画像を張り付けただけ)。

皆さん、こんにちは!オーディオデザインの大藤です。今日はちょっと趣向を変えて、普段から持ち歩いているiPhone 13 Pro Maxのスピーカーについて、本気で検証してみた結果をシェアしたいと思います。

いやね、実は前からちょっと気になってたんです。iPhoneのスピーカーって、なんか妙に音が素直で聴きやすいなぁって。もちろん、普段はオーディオ機器に囲まれて生活してる人間ですから、スマホのスピーカーにそこまでの期待はしていなかったんですが…、ふと「これ、一度ちゃんと測ってみる価値あるかも?」と思い立ったわけです。

検証に使ったのは、いつもの測定器と…愛用のiPhone

今回の検証のために用意したのは、いつもの測定用マイク(UMM-06)と、愛用のiPhone 13 Pro Max。測定には、CDクオリティのWAVファイル(PCMデジタル信号)を使用し、周波数特性、歪率、指向性の3つの項目について徹底的に調べてみました。

まさかの結果!高音域のフラットさが尋常じゃない!

測定を始めてすぐに、驚きの結果が飛び込んできました。iPhone 13 Pro Maxのスピーカー、特に高音域のフラットさが尋常じゃないんです!2kHzから10kHzまでの帯域において、ほぼ完璧なフラット特性を示し、これはなんと、うちの100万円超えの高級スピーカー(B&W 804D3)のツイーター部分よりも優秀という衝撃的な結果に。

正直、自分の耳を疑いましたね。「スマホのスピーカーが、うちの高級オーディオより優秀…?マジか…」って。

指向特性も予想外!どこから聴いても同じ音!?

さらに驚いたのが、指向特性の測定結果です。普通、スピーカーの角度が変わると、高音域の音量や音質は大きく変化するもの。ところが、iPhoneのスピーカーは、90度までの角度であれば音質がほとんど変わらないんです!

つまり、iPhoneを正面に向けなくても、横向きに置いても、ほぼ同じように音楽を楽しめるということ。これはオーディオの世界では考えられない現象です。なぜこんなことが起こるのか、正直、私にも全く分かりません。

通話音質の真相:まさか、音声が作られてる!?

ただ、iPhoneのスピーカーが高音質である一方で、通話音質については不満の声もよく聞かれますよね。実は、通話音質については、通信量を削減するために音声を加工している可能性がある、という話も耳にするんです。もしそれが本当なら、通話時に聞こえる音声は、iPhoneのスピーカー本来の性能を反映したものではないのかもしれません。

過去の愛機、AQUOS R2と比較してみると…

今回の検証では、以前使っていたAQUOS R2のスピーカー特性も測定してみました。AQUOS R2は高音域の伸びこそiPhoneより優れていましたが、最大音圧が低いため、全体的な音質評価はiPhoneに及ばず。やはり、スピーカーの性能は周波数特性だけでなく、音圧も重要なんだと再認識しました。

検証結果から生まれた、斬新なアイデア

今回の検証結果を踏まえ、ちょっと斬新なアイデアを思いつきました。それは、「iPhoneを高級オーディオのツイーター代わりに使う」というもの。500Hz以下の低音域は通常のスピーカーで補い、高音域はiPhoneのスピーカーから出力することで、理想的な音響環境を構築できる可能性があるんじゃないか、と。

まとめ:iPhoneスピーカー、侮れない!

今回の検証を通じて、iPhoneのスピーカーには、高級オーディオ機器に匹敵するほどの潜在能力が秘められていることが分かりました。特に、高音域のフラットさや、指向特性の広さは、これまでのスマートフォンのスピーカーの常識を覆すものです。

今回の検証結果、いかがでしたでしょうか?普段何気なく使っているスマートフォンにも、まだまだ秘められた可能性があることを感じていただけたら嬉しいです。

それでは、また次回のブログでお会いしましょう!

参考動画

ここからはおまけ

ついでに ”女子が書いたらどんな風になるか” と聞いてChatGPTに書いてもらったらこんな感じになりました。いつもと違う感じでどうぞ!?


え、マジ!?iPhoneのスピーカー、うちのヘッドホンより音良くない?!【現役女子大生が徹底検証してみた♡】

みんな、こんにちは!現役女子大生の[名前]だよー!✨ 今回は、毎日使ってるiPhone 13 Pro Maxのスピーカーについて、ガチで検証してみた結果をシェアするね!

きっかけはね、お風呂でYouTube見るときに「あれ?なんかiPhoneの音、意外とキレイかも?」って思ったことなの!🎧 普段はワイヤレスイヤホンとか使ってるんだけど、ふと気になって、本気で調べてみたくなっちゃったんだよね!

スペシャルゲストは、音響のプロ!

今回は、特別に音響のプロである大藤さんに協力してもらって、iPhoneのスピーカーを徹底的に分析してもらったよ! 周波数特性とか、歪率とか、難しいコトバがいっぱい出てきたけど、頑張って理解したから、みんなにもわかりやすく説明するね!

まさかの結果!高音域がハンパないって!!

検証の結果、iPhone 13 Pro Maxのスピーカーって、高音域がめっちゃキレイに出てるってことが判明したの! なんと、高音域の性能は、100万円超えの高級オーディオ機器に匹敵するレベルなんだって! え、マジ?!うちのヘッドホンより音良いじゃん…!?(笑)

大藤さんも「ここまで良いとは予想外だった」って言ってて、私もビックリ! iPhoneのスピーカー、侮れない…!!

角度を変えても音質が変わらない!?不思議な現象!

さらに驚いたのが、スピーカーの角度を変えても音質があんまり変わらないってこと! 普通、スピーカーって正面から聴くのが一番良い音が出るんだけど、iPhoneのスピーカーは、ちょっと横向きに置いても、ほとんど音質が変わらないんだって!

これって、友達と動画見るときとか、めっちゃ便利じゃない?! みんなで同じようにキレイな音で楽しめるって最高だよね!

通話音質には、ちょっと秘密があるみたい…?

ただ、iPhoneのスピーカーは、音楽を聴くにはめっちゃ良いんだけど、通話音質については、ちょっと改善の余地があるみたい。

大藤さんによると、通話音質を良くするために、iPhoneが特別な技術を使っている可能性があるんだって! 詳しくはよくわからなかったけど…(笑)

検証を終えて…iPhoneのスピーカー、マジ卍!!

今回の検証を通じて、iPhoneのスピーカーって、思ってた以上にすごいってことがわかったよ! 高音域のキレイさとか、角度を変えても音質が変わらないってこととか、マジ卍!! これからは、もっとiPhoneのスピーカーを活用していきたいな! みんなも、ぜひ試してみてね!

スピーカー・インシュレーターの考察 -フロアー型編-

はじめに

オーディオではスピーカーにインシュレーターを付けるのは常識でいろいろな種類のものがあります。ただ、そのコンセプトは不明瞭なものも多く、どれがいいのか、どの様な意味があるのか、検索してもよくわかりませんでした。

そこでスピーカーインシュレーターについて考察してみました。

ブックシェルフとフロアー型ではインシュレーターの役割も若干異なりますので、その2つを分けて考察します。今回はフロアー型についてです。

フロアー型スピーカーのインシュレーター

ブックシェルフ型と大きく異なるのは、大型で重く背丈もあるため3点支持という選択肢がないことです。特に地震の多い日本では、必然的に4点支持になります。そして用いられているインシュレーター形状はほとんどがスパイク型です。

スパイク型インシュレーターの役割

結果的にスパイク型が主流なのはわかりますが、何故スパイク型にするのでしょうか?色々検索してみましたが、どこにもその狙い・目的は書かれていませんでした。ひとつ見つけたのは「振動を伝えないため」というものでした。ただスパイクにしても(床面との接点が点だったとしても)振動は100%伝わります。ですのでこの”振動遮断説”はちょっとおかしい気がします。

私の考察の結果ですが、スパイクを用いられているその狙いはスピーカーをしっかり固定しながら、かつスピーカーキャビネットの振動(箱鳴り)を妨げ無いということではないでしょうか?そもそもスピーカーを固定するだけなら、インシュレーターをスパイク形状にする必要がありません。がっちり、床に固定してしまえばいいのですから。

4本の(正確には最後の1本の)スパイクをガタつきの無いように設置してしまえば、スピーカーはびくともしないはずです(床が硬ければですが)。スパイクの高さがきちんとしていると、スピーカーはガッチリ床に固定された状態になります。接地面積が小さかろうと、大きかろうと自重で固定された状態であり、スピーカーの振動は床に伝わります。ここでスパイク形状のインシュレーターを使う理由は一つしか考えられません。それはスピーカーキャビネットの鳴りを妨げないことしかないのです。

仏壇のお輪をイメージするとわかりやすいのですが、そのままお輪を仏壇に直に置くとお輪は鳴りません。チンで終わってしまいます。柔らかいクッションに置いて始めて”チーン”と鳴るのです。スピーカーも直置きしないのはあるいはガッチリ固定しないのは、キャビネットの鳴きを妨げないようにということではないでしょうか?

4点スパイク設置の際の注意点

スパイクを設定する際の注意点としてはダブルナットの締め方があります。均等荷重になるように調整してから、固定のためダブルナットを占めると原理的にガタつきます。詳細はこちらの動画を参考にして下さい。

スパイク状インシュレーターを設置する際の注意点(ダブルナットの締め方)

スパイク形状以外のインシュレーターの例

主流ではありませんが、スパイク以外のインシュレータも存在します。そちらを紹介します。

ゴム状インシュレーター

B&Wの804D3というスピーカーを購入したらスパイク状のインシュレーターに加えて、ゴム状(シリコン製?)のインシュレーターが付属していました。これですと高さ調整をしなくても良く簡単そうだったので、最初に試しに付けて聴いて見ました。このインシュレーターを付けた音は全くだめでした。まず低音域が非常に弱く聞こえます(というか聴こえない)。このモデル自体が中高音に比較してウーハーが弱いので低音が少なめだと思うのですが、その弱点をより誇張したような感じです。力強さが無くいいところのない音でした。

804D3に付属のシリコン製?インシュレーター
音が悪いので反面教師として役立った

次に普通にスパイク状のインシュレーターを付け替えた所、まともな音になりました。

804D3底面に付けるとふらつきそうなので、
アルミ板をベースとして伸ばしてスパイクを設置しています。

フローティング系インシュレーター(バネ式)

スパイク状インシュレーターとは逆の発想で、バネのようなものでプカプカ浮かせるインシュレーターがあります。ウィンドベルという製品を購入して試してみました。使用したスピーカーはDynaudioのC4です。ConfidenceシリーズのC4は底面が非常に小さく不安定なので、アルミフレームを底部に付けて設置してみました。通常のスパイクタイプとの比較になりますが、これはなんとも判断しにくい結果でした。低域の出方が明らかに変わりました。ただその出方がいいのか悪いのか判断できないのです。量感的には同じ程度なのですが、ふわっと出るというか出方が違うのです。人それぞれで判断が変わるかもしれませんが、私は少し違和感が残り、結局スパイク状のものに戻しました。

Confidence C4の自作スタンドとスパイク状・インシュレーター
ここにWindBellを使用して見た

フロアー型のまとめ

フロアー型ではスパイク形状が主流で、音質的にもこれが一番いいと思います。ただし、ダブルナットを締める際は、普通に締めると最後に均等荷重に鳴らなくなるので、注意が必要です(動画参照)。そしてゴムではなく、スパイク状インシュレータの結果がいいのは箱鳴りを抑制しないことと言えそうです。

低音吸収体(BassTrap)の効果を計ってみました

はじめに

前のブログで低音吸収体(BassTrap)を作ったことを紹介しました。このブログでは低音吸収体の設置後の周波数特性と聴感上の効果についてお話しします。

設置してみました

BassTrapを設置した前後の写真は次の通りです。右側はコーナーに、左はコンクリートの梁に設置しています。

左はBassTrap設置前、右がBassTrap設置後の様子

測定してみました

さて早速周波数特性を測定してみました。マイクの位置は試聴位置(SPから2.7mの距離)で、ちょうど部屋の真ん中の距離になります。

左列が左側、右列が右側SPの周波数特性です。また上段がBassTrap設置前、下段がBassTrapを設置した後の周波数特性になります。

測定はMyspeakerというソフトを使用していますが、縦軸は最大値(40Hz 付近)で自動的に規格化されています。

LEFTRIGHT
Without
Bass Trap
With
BassTrap
BassTrap設置前後の周波数特性比較

40Hzの最大値で規格化されているので、一見すると100Hz 以下の低域レベルは変わっていないように見えます。ただ中高域のレベルはよく見ると下段のBassTrapを設置した後の方が、上昇しているように(つまり低域が下がっている)見えます。

特に左側SPでは設置後方が全体的な帯域バランスが明らかに改善されています。

重ねてみると

さらにわかりやすくするためにBassTrap設置前後のスペクトルを重ねてみました。干渉を受けていなさそうな10-20kHz のレベルでそろえてみたのが下の図です。

右CH、BassTrapp設置前後の周波数特性変化(赤が設置後)

黒線がBassTrap設置前、赤線がBassTrap設置後の特性になります。右側の図を比較すると40-100Hz付近でBassTrap設置後の方がレベルが2,3dB低下していることがわかります。

さらに下の図はLeft側の比較図になります。こちらも40-100HzあたりでBassTrap設置後の方がレベルが3dB程度低下していることがわかります。

左CH、BassTrapp設置前後の周波数特性変化(赤が設置後)

今回BassTrapを設置して100Hz 以下のレベルが3dB程度低下していることが測定から明らかになりました。ただ周波数特性全体から見ると、まだ低域のレベルががかなり高く、もう3dB程度は下げたいところです。

音質はどうか?

肝心の音質ですが、だいぶ良くなりました。以前は明らかに低音過剰だったのですが、BassTrapp設置後は低音はかなり豊かな方ですが、このままでも結構聴ける感じになりました。

BassTrapの効果はこういうこと

BassTrappを2個設置しましたが、在波効果の影響は多少緩和された程度で、解消とまでは行きませんでした。考えてみれば当然のことで、いくら効果的といえどもコーナーに2個設置した程度では、まだ吸音していない壁やコーナーの方が多いので、低域が3dB下がっただけでも効果絶大といえるでしょうか(何しろ半減しているのですから)。

終わりに

BassTrappを設置していないと、低音域がほとんど吸収されない状態で、音が出っぱなしになっていることになります。これはたとえてみるとブレーキの無いスポーツカーみたいなもので、速く走ることはできません。スピーカーも同じで適切な低音吸収があってまともな環境になるということを、きっちりと低音を出すスピーカーを導入して初めて気づきました。

今後はさらにBassTrap を増やしてまともな低音環境を作っていきたいと思っています。

低音吸収体BassTrapを作ってみました

リスニングルームの吸音について

WilsonAudioのSabrinaを導入したものの低域の定在波が物凄くなり、とても聴けるバランスではないことは前に話しました。

単に低域が出過ぎではなく定在波効果の悪影響と判断したのは、低域が多すぎる場所が周期的に表れていたからです。部屋のSP設置側の壁、それと反対側の壁、そして部屋の中央(残念ながらここが試聴位置)で低音がブーミーになっていました。

そしてその定在波の周波数は一番極端なのが35Hz あたりです。この領域の吸音体というのは、調べてみると日本ではほとんど売ってません。そもそも100Hz以下の吸音率自体測定されていないものがほとんどです。

ちなみにBassTrapとしてよく見かけるウレタンのギザギザしたものは低音域では全く効果がありません。

低音吸収体には何種類かあるようで

調べてみると100Hz以下の低音を吸音するには

1.高密度グラスウール数十cm(できれば+空気層)

2.ヘルムホルツ共鳴型

3.メンブレン型

の3種類があるようです。

作ったのはメンブレン型の低音吸収体

メンブレン型BassTrapは例えば非常に重い鉛入りゴムシートを張って、その後方に空気層を作ってばねとして働かせ、シートの直後にグラスウール(GW)で音響抵抗を負荷して制動するという原理だそうです。

GWで低域が吸音されないのはGWを音が通過するからなので、いったん膜で音を受け止めて、それを制動するというイメージでしょうか。また、制動がなければパッシブラジエーターと同じ原理だそうです。

海外では結構売っています。例えばこんな感じです。

https://perfectacoustic.co.uk/product/bass-absorber/

性能も、100Hz 以下で吸収率1と驚異的です。作るのは大変なので輸入しようかと思いましたが、輸送代が相当高くなるので諦めました。

設計するにはこんなサイトが参考になります。

吸音体の原理を説明しているサイト

メンブレン型吸音体のシミュレーションサイト

メンブレンシート1枚張り(青)と2枚張り(緑)のシミュレーション結果例

実際に作ったのはこんな感じのもの

短辺67cm長辺1mの3角コーナー型BassTrap

ゴムシートは面密度4.2kg/m2という非常に重たいゴムシート2.8mm厚です。持ってみるとずっしりと想像より重いです。何しろ1m2で4kgというのは一昔前の重めのラップトッより重いくらいで、それがぶる下がっているというようなものですから。

メンブレンの重量ゴムシートと布地を張ったところ

音響抵抗としてGWを挿入

3.2kg/m3 5㎝厚を2枚

部屋のコーナー(右)と梁の部分の隅(左)においてみる

DSC_1402

スピーカーの後ろの隅に置いてみたのがこちらです。さて、どんな結果になったでしょうか?

長くなったので結果の続きは次回に