最近の映画について思うこと
最近の映画、特にハリウッド映画は作品の程度が悪く、見てよかったと思えるものがほとんどありませんでした。トム・クルーズのミッションインポッシブル/ファイナル・レコニングにしても、最近のハリウッド映画の中では頑張ったほうだと思いますが、シリーズ当初に比べるとだいぶ駄作になっています。この映画に限ったことではないのでトム・クルーズがいくら頑張っても、それを支える人材がすでに映画界にいなくなっているのでは?と感じていました。

久々に見てよかったと思える映画
そんな中で、昨日見た「F1」は久々に映画の良さ・感動を感じられるものになっていました。シナリオ、作りこみが一級品で、最近の映画にはない出来映えでした。それもそのはず、映画プロデューサーは数々のドラマをヒットさせたジェリー・ブラッカイマーで、音楽もハンス・ジマーでした。3時間近い長編ですが、気が付けばあっという間に時間がたっていました。

これは私には合わなかったー何故だろうー
そしてもう一つ、最近人に勧められて見たのがこちらの「国宝」です。確かに様々な人間模様が描かれていて、そこに入れ込む人が多いのは分かります。ただ私には、見ていてどちらかというと苦痛でした。長さも3時間近くあり最後の30分はも長くて早く終わらないかなーという蛇足に感じました。人生の浮揚凋落は実社会でだれしもいやというほど感じるものなので、それをわざわざ映画でプラスして見せられてもなーと感じたのです。映画F1も人生の凋落をも描いているのですが、観客としての感じ方はには大きく違いがありました。

どちらの映画も大変な情熱と才能で作られているのは同じですが、私的な評価は正反対なものでした。オーディオ製品も単に単に何かに凝るだけでなく、買ってよかったなーと思ってもらえる製品になっていることが大事なことかなーと考えてみました。












