今年もオーディオ雑誌年末の各賞が出揃いました

今年も残す所僅かとなり、恒例のオーディオ雑誌の各賞が発表されました。
今年オーディオデザイン社のプリアンプDCP-110が新しく賞を頂きました。

1. オーディオアクセサリー誌
銘機賞

プリアンプ部門でDCP-110が受賞しました。  

それにしても最近銘機賞が多すぎる気が・・・・

2. 無線と実験(MJ)誌
テクノロジー・オブ・ザ・イヤー

セパレートアンプ部門でDCP-110が受賞しました。

MJ誌は部門賞の中では、
[セパレートアンプ部門]
■優秀賞
Accuphase     A-70
LUXMAN C-700u
LUXMAN M-700u
■入賞
Accuphase A-36
AudioDesign DCP-110

と5番めなので、かなり検討したのではないかと思います。DCP-110は仕様的にはかなり地味で、わかりやすいxxテクノロジーみたいな謳い文句はないので(ホントはあるのだが)、どうかと思いましたが、そこはさすがにMJ誌さんです。

同時に現在発売中のMJ誌1月号の巻頭記事で、DCP-110の詳細な評価記事を載せて頂いているので、是非ご覧になって下さい。

3. ステレオサウンド誌のベストバイ
昨年(評価年)順位(2013年-2014年)
DCP-210 4位 プリアンプ60万円未満
DCPW-200 7位 パワーアンプ100万円未満

今年順位(2014年-2015年)
DCP-210 6位 プリアンプ100万円未満
DCPW-200 9位 パワーアンプ100万円未満

なんだ順位低いじゃん、と思われるかもしれませんが、このカテゴリーに入っていること自体、弊社の事業規模では他にはあまりないのではないかと思いますます・・・・。

ダメよ~ダメダメ編
銘器賞とMJテクノロジー・オブ・ザ・イヤーは年間の賞なので(発売年だけでの評価)一度切りですが、ステレオサウンド誌のベストバイはそれらとは異なり昨年評価されたものでも、継続してリストに残してくれます。
オーディオデザイン社のプリDCP-210とパワーDCPW-200は昨年は選者の方に評価していただき、めでたくベストバイに入賞いたしました。ただ、今年は特に改めて評価していただいたわけではなく、昨年の評価を引き継ぐ形なので、もうリストから消えると思っていました。
というのも選者の方の持ち点は決まっていて、今年新しい機器を聴けば当然そちらに票が流れますから、過去の機器は必然的に票は減っていくはずなのです。

いいじゃないの~~編
もう消えているんじゃないかと思っていましたが、フタを開けてみると、ところがどっこい立派にリストに残っているではありませんか。プリアンプなんて30万円なのに、100万円未満というカテゴリーで残っているのだから大したものです(昨年は60万円未満のカテゴリーがあったのですが、無くなってしまった)。もし30万円未満というカテゴリーがあれば、ダントツで1位なんですけどね(何故かと言うと他に30万円未満の機種はないので)。
実は昨年の評価はご褒美に入れてくれた分も入っていると思っていました。評論家の方も生身の人間ですので、せっかく頑張ったんだから1票あげますみたいな、いわば応援票、参加賞というか、同情票みたいな要素もあったのかなと思っていたのですが、一年経ってもそこそこ残っているということは、真の実力としてご評価頂いたのだなーと勝手に感じ入っているわけです。
まあ考えてみると、点数が毎年落ちていくのは他の機種も同じなので、そう急には消えないものなのかもしれませんが。

ステレオサウンド誌の場合、機器を選者の方に聴いて頂かなければいけないので(これは結構大変なのです)、DCP-110はノミネートしていません。というか20万円の物を100万円未満のカテゴリーに持って行ったら持って来られた方も迷惑でしょうから。

なんだかんだいってもこういった賞は励みになるので、来年はもっと良い評価を貰える様にように頑張りたいと思います。

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