AudioBase東京ご来場ありがとうございました

先週末の10/15(土)-16(日)AudioBase東京が無事終了しました。沢山の方にご来場いただき誠にありがとうございました。今回時初めてホテルの会議室を貸し切っての開催となりましたが、大きなトラブルもなく無事イベントを開催できたことでホッとしております。

出展社としての感想は全体としてはなかなかよかったと思っています。ただいくつか改善すべきところもありました。

装置セッティング

AudioBase東京初日の試聴時の様子セッティングの様子

AudioBase東京初日の試聴時の様子セッティングの様子

 

2日目のセッティング(後ろにJBL設置)

2日目のセッティング(後ろにJBL設置)

こちらが装置セッティングの様子です。上にプリメインアンプ、その下にプリアンプ、CDプレーヤーを設置しています。

赤いラックはノースストーンのESSEというラックです。赤はどうかと思いましたが、実際に設置してみると非常にかっこいいです。ただこのラックのボードは強化ガラスで、精度など細かいことは気にしない方向けです。前に支柱がないので、見た目重視の方には最高のラックです。

良かったこと

  • 沢山の方からここの音質は良いとお褒めの言葉を頂戴しました。室内の音響的にははなはだ不十分でしたが、それでも機器の傾向を聞き取っていただいた様です。とにかく、普段実際に聴くことが難しい弊社アンプの音を実際にお聴かせできたこと・実物をお披露目できました。
  • 弊社のアンプをご使用いただいている方、普段からお付き合いのある方、購入を考えているお客様と実際にいろいろとお話できたことは一番の収穫です。

改善すべきこと

  • デモのスケジュール

初めての単独部屋使用ということで、デモ時間のスケジューリングができていませんでした。

お客さんがいるからと、ずっとデモを続けていると、後で話を個別に聞きたいお客様の方などとお話する機会ができなかったのは失敗でした。

これまでは大きな部屋で各社順番にデモを行う形だったので、単独でデモする際の時間の使い方がまったくできていなかったので、次回からは改善したいと思います。

 

  • 部屋音響の調整

これまでにもいろいろなところで、デモをした経験はあるので、部屋が変わって音質が変わるくらいのことは、じゅうじゅう承知しているつもりでしたが、今回の会議室は今までとはまったく異なりました。やや細長い部屋で左右の壁が完全に平行面(置物がなにもない)状態だったためか、低音がまるで残響室のようにこもるのです。吸音材的なものは何も持ち込んでいなかったので、レイアウト調整程度ではどうにもならない状態でした。

高音域も妙にかん高い音が響く感じで普通ではありませんでした。

ただ、お客さまの方ではそういった中でも装置が出している音と残響音をを聞き分けていらっしゃる方も多いようで、弊社のアンプの特徴である低音域の締まりがわかるよ、何人かの方におっしゃっていただいたので、お客様は器用だなーと逆に感心したりしました。

  • スピーカーについて

C4はもともとメインで使用するつもりでしたが、C4だけで音を出しても、それがSPの特徴なのか、アンプの特徴なのか検討がつかないでしょう(C4はあまり聴かれたことがないと思いますので)。そこで比較的馴染みのあるJBL4429も鳴らすことで判っていただこうと思っていたのですが、実際に設置してみて困ったことになりました。事務所ですとC4を載せたTAOCのSPベースが”す~”とずれるので簡単に移動できるのですが、会場の絨毯の上ではほとんど滑らず動かせませんでした。2日目は強引にC4の後ろに4429を置いて比較試聴できるようにしました。4429が壁により近く、低音域のこもりは半端なかった。それでも雰囲気だけはお分かりいただけたかなと思います。

 

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