オーディオデザインのototen音展2017はこんな感じでした 

先週末5/13-14に東京フォーラムで開催された音展2017が終わりました。

 

セッティングと当日の様子

当日セッティングはこんな感じです。この部屋はG609という場所で正方形の部屋で、ほぼ正方形の形で39m2です。個室の中では最も小さい方です。

オーディオデザインototenスピーカーはDynaudionoのC4とエラックのBS312が見えています。

この部屋の音響特性は普通で、悪くはありません。ただ定在波の影響か100Hzあたりにボンツキが感じられました。それでも昨年のAudioBaseの部屋(まるで残響室の様)よりは遥かに良かったです。

本来ならSPと椅子の距離をもう少し離したかったのですが(C4は離れて聴くもの)、距離が取れませんでした。

音展のデモにつて

デモの進め方は主にC4を鳴らし、最後に小型のSPを鳴らすという手順で行いました。C4よりもBS312やkenwoodのKsシリーズのSPの方が皆さんの反響は大きかったようです(C4でよくても驚きはしないというか)。エラックはDynaudioよりも皆さんに馴染みがあるので、「これまでに聴いたエラックとはまったく違う」と(いい意味で)驚かれた方も多くいらっしゃったようです。Kenwoodの方もこのSPからこんな音が出るなんて、アンプがよほどいいんだなーという声があったそうです。

場所がいいだけあって、常時10-15名程度コンスタントにお客様にいらっしゃって頂いた様です。

音展の「感想」

ただ音展はカーやAV系のお客様も来るのでもう少し来てくれても良かったのになーと言う感じです。今回の来場者数の速報では13000人だそうで、前回2015年(2016はなかったので)の約2万人弱(お台場開催)よりも遥かに減っています。場所が良くなっていることを考えると半減位のかんじですかね。

音展のイベントも音楽の演奏なんかに力を入れていたようですが、”生音楽を聴く人”と”オーディオ装置に凝る人”というのはまったく層が別なので、生演奏で集客してても意味が無いというか、ただの無駄遣いにしか思えないのですがどうなんでしょう。

ハイレゾペケペケの話も展示会でやらなくてもなーという感じです。

音展はオーディオ協会が主催していますが、当社はオーディオ協会の会員ではないので(法人年会費40万円は高すぎて・・・)、あまり偉そうなことはいえないのですが。

音展のトラブル(ヤマトには困ったもんだ)

今回の音展は機材の搬入については自社配送が不可で、すべてヤマトホームコンビニエンス(ヤマトの家財宅配便の会社)を使用しなければいけませんでした。この会場は搬入用エレベーターが1個しか無く(一般のエレベーターでは搬入できない規則)、大変なので有名です。当初前日の10:30までに機材が届くので、現場待機するよう指示されていましたが、実際に届いたのが午後4:30で6時間無駄に待たされました(一番忙しい時間なのに・・・)。8時には退去しなければいけないので、もう配置して接続したらおわりで、肝心の調整のようなことはまったく出来ませんでした。ヤマトのズサンさは他にも沢山ありますが・・・。

今回初めて音展に出展しましたが、この展示会は当社の感覚からするとべらぼうに高いので来年はどうしようか思案中です。

おまけで特性を

一応この部屋での周波数特性を測ってってみました。時間がないのでササッと測ったものなので見栄えは今ひとつです。聴感上との相関はというと・・・うーん、よくわかりません。

BS-312 Lch

BS-312 Rch

 

 

C4 Lch

C4 Rch

 

 

 

 

 

 

 

 

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