最近の電源が凄いことに・・・ -その2・対策編-

前のブログで最近の電源事情が凄いことになっていると書きました。

(ある冬の日中に測定した電源波形)

今回はその対策を考えてみます。次の波形も電源をモニターしたものです。

ずいぶんときれいになっているのがわかります。

実はこれ3/30土曜の朝10:30位に測定したものです。

会社が休みで消費電力量が少ないからでしょうか?頭がほぼ残っています。
ちなみにテスターで測ると105Vになっていました。
そこで結論、

”オーディオは土曜の朝に聴け”

誰ですか、そんなバカなと言っている人は。オーディオ道は厳しいのです。

それでは嫌だという方のために、ひとつ方法を紹介します。
それはUPS電源を使用することです。

UPS電源の出力

これは同じ時間にUPS電源の出力を測定したものです。UPS電源というのは元々パソコン等の非常用電源です。電力供給が止まっても数分くらいは電池で発電してます。通常の電力供給がある際は正弦波を発生させて出力しています。

ただしUPS電源を選択する際に条件があります。

・正弦波出力であること
・常時発振タイプであること

です。UPS電源は本来パソコン用なので矩形波出力のものもありますからこれは避けましょう。また停電時だけ発振して、普段は商用電源を素通りさせるものがありますから、これも意味がありません。もちろん、オーディオ用の電源装置を使ってもいいのですが、何しろ高価ですから。UPS電源であれば1000VAタイプでも6万円位で購入できます。

元々は展示会などでは普通のコンセントから細いケーブルで何十mも引き伸ばした配線を共有したりして、電圧がかなり落ちることがあるので、こういったUPS電源を持ち込んでいました。

写真の波形はユタカ電機製作所のUPS1010SSという機種で、1000VAの容量で6万円しないで購入できます。ただこの機種は結構ファンの音がしますので、通常のオーディオ用にはもっと静かなモデルを探したほうがいいかもしれません。

それと非常に安いものですと、結構高周波ノイズにまみれた出力を出すものもありますから要注意です。上記のUPS電源の高周波ノイズは少なく、通常の商用電源よりも小さいくらいです。

まあ、俺はそんなことは気にしないという方にはどうでもいい話なのですけどね。

以上電源について考えてみました。

また、7月に試聴会を行いますのでぜひいらしてください。

イベント開催決定 ーオーディオデザイン15周年記念イベントー

オーディオデザイン社創立15周年を記念してイベントを開催します。

日時:7月6日(土)午後1時半から

場所:オーキッドミュージック・サロン(二子玉川駅3分)

 

時間 項目・イベント 内容
13:15-13:30 開場
13:30-15:00 製品デモ試聴(招待講演) 小林貢先生 / 井上千岳先生
15:00-15:30 休憩
15:30-17:00 近況・製品展開、長期ビジョン
デモ試聴・製品解説
オーディオデザイン代表 大藤
17:00-17:30 フリータイム
17:30 終了

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