ラズパイ4を使用したミュージックサーバーを試作しました。ラズパイ4を高性能なリニア電源(5V5A)で駆動し、タッチパネルの5インチ液晶パネル設置しています。
試作したサーバーの外観はこんな感じです。
リニア電源は単に従来の電源容量を大きくしただけでなく、様々なノウハウが投入されています。1A程度ですと,問題にならなかったことが、5Aになるといろいろと顕在化してくるからです。5Aで良質の電源を作ることは技術的にかなり難しかったのです。
ラズパイ4を動かすだけでしたら2Aもあれば問題ないようですが、HDDなど各種周辺機器を接続しても余裕がある設計になっています。
電源部が5V5Aのリニア電源でかなりの余裕があります。
リアパネルはラズパイ基板の一連のコネクタ(USB、LAN)が出るようにしてあります。カバーのサイドは一部カットしてラズパイの電源供給部、HDMI出力コネクタも使用できるようになる予定です。
写真はまだお手製のシャーシで、現在製品になるものを外注制作しています。
裏はシンプルにラズパイの端子が出ます。
ただ、今現在半導体不足でラズパイ4の入手が困難ですので、コンピューター(ラズパイ)レスと互換ボード搭載のものになると思います。
右がラズパイ4左が互換ボード
(実は互換の方が性能がいい)
価格はラズパイ以上高級オーディオ未満です。ラズパイ関連機材としてはべらぼうに高い方になると思いますが、いわゆるオーディオ機器の価格としてはかなり安い方でしょう。発売は4月くらいになると思います。
仕様が固まりましたらまたお知らせさせていただきます。