アナログオーディオフェア2024が終了しましたのでご報告させていただきます。
デモの様子
使用した機材はこんな感じです。プレーヤーはこれまではGT-2000を使用していましたが、重たいので今回PL-50Ⅱで済ませました。SPはB&WとElacです。B&Wはこの広い部屋では中高音が余計に目立ち(低音が少なく感じる分)、あまり相性が良くなかったと思います。Elacの330CEがいいと感心していた人が結構いたそうです(当社のアンプはさておき、という失礼しちゃう話です)。
オーディオデザイン社のデモ機材の様子
機材一覧
初日のデモ中の様子
フリータイムも含めて常時、聴いている人がいたような感じでした。
音質について
この会場はやはりちょっと広いので、低域が不足気味になり、通常の部屋よりも中高域が目立つ傾向でした。展示会には低音出過ぎのSPの方が合うかもしれません。
新製品のフォノイコDCEQ-180について
新製品のフォノイコをお披露目しました。バランス入力のDCEQ-200をアンバランス入力に簡素化したもので、低価格(30万円)となっています。ただし出力部でOPアンプでバランス化していますので、バランス再生装置にも最適です。
余談
もう一つよく質問されたのが、使用中のスピーカーを表示するLEDです。通常は使用中の札をSPのところに置いたりするものですが、これが結構面倒なので自動で表示するものを造りました。SPへの入力信号でLEDを光らせるもので、音楽に合わせて(使用中のSPのものが)ピコピコ光ります。
ツイーターの後ろに設置しているのがスピーカーの使用中を示すLED表示器
カートリッジの比較試聴
今回の企画の一つとしてカートリッジの比較試聴というのをやりました。
カートリッジの聴き比べ使用カートリッジ一覧
試聴の結果
一連の試聴のあとにお客様に挙手をしてもらい、どのカートリッジが一番良かったか聞いてみました。GoldRingのEthosが一番人気でした(私の好みと一緒です)。
VM750SH | AT33PTG | StatementSonata2 | PP-300 | Ethos | |
1 | 6 | 6 | 7 | 18 | |
0 | 1 | 0 | 5 | 9 |
最後に
ご来訪いただいた方に心より感謝いたします。また今回ご来訪いただけなかった方は来年是非お越しください。