トランジスタ技術にポタアンの連載を始めました

CQ出版社のトランジスタ技術という雑誌に携帯型ヘッドホンアンプの連載を始めました。

トランジスタ技術という雑誌は雑誌の中でも最も技術的に高度で私が読んでも難しいと思う程の雑誌で産業界の技術者が読むものと思っていました。
トラ技

もちろんそうした側面は現在でもありますが、最近は一般の個人の方に向けた記事も多くなってきています。
私が始めた記事も個人の、しかも電子回路をまったく知らない初心者の方にも理解いただけることを目指して書いています。

5/10発売の6月号はヘッドホンアンプの概要と要求される出力電流、電圧について解説しています。ヘッドホン・イヤホンというのはスピーカーと違って、インピーダンスをばらついており、しかも構造が異なるので能率も広く分布しているので、必要な出力を求めるのは簡単ではありません。ポタアンの場合は出力を大きく設計すると、そのまま電池寿命の低下につながるのでこのへんの設定が結構ややこしいのです。

同時にポタアンのキット、完成品も発売開始しましたので、こちらの方もよろしくお願いいたします。
ポタアンPEHA-6010

このポタアンはOPアンプ+ディスクリートバッファの構成ですが、性能、音も結構いいです。(THD+Nで0.005%を切っています)
交換用OPアンプもついてきます。回路自体は極標準的なものですが、自作するとなるとこれだけの部品を集めるだけでも大変だと思います。
回路などもすべて公開して解説していきますので、これをベースにいろいろくふうしてみるのもありだと思います。

CQ出版社WEBでキット完成品を販売中、弊社サイトでも完成品がご購入いただけます。

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下記サイトにCQ出版社のアンケート用ページが御座います。
(図書カードのプレゼントも有るようです)
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PEHA-6010のホームページが出来ました。

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