DCアダプターのプラグ確認法

新しくDCプラグの確認方法をこちらに記載しました。

一番詳しいので参考にして下さい。

 

DCアダプターが好評です。ただ適合プラグ等について質問を受けることが多いのでまとめてみました。

本体の適合性
DCアダプター本体が適合するかどうかについて考察すべき点は以下のとおりです。

1.電圧
使用する機器に元々付属してるDCアダプターと同じ電圧であることを確認して下さい。ほとんどの機器は内部に3端子レギュレーターと呼ばれる定電圧ICを内蔵していますので、本来は適合電圧範囲は広いのが普通ですが、念の為にオリジナルアダプターと同じものを使用しましょう。

2.電流(電力容量)
次に見ていただきたいのは使用する機器側の消費電力です。DCAシリーズの定格電流容量は1Aです。実際には1.3A付近まで定格電圧を維持しますので、ピーク電流が1.3Aまで達しても問題有りませんが、平均電流が1A以下である必要があります。

以上が問題なければDCAアダプター本体は使用できるはずです。(ただし付属のDCアダプター以外のものを使用して、万が一故障した場合は保証の範囲外になることがありますのであくまで自己責任でお願いします)。

次にDCプラグの適合性を見てみましょう。
DCプラグの選び方
DCアダプターのプラグにもいろいろ有りますが、5v、12VのDCアダプターで多く使用されているプラグ次の3種です。(WADIA iTransportはMINI-DIN規格というちょっと変わったプラグを使用していますが、ここでは省略します。)

1.極性を確認する
おっとその前に。DCアダプターを接続する際に一番大切なことは極性を間違えないことです。これを間違えると機器の破損につながりますので絶対に間違えないでください。付属のDCアダプターあるいは使用機器本体に表示があるはずです。ほとんどの物がセンタープラスだと思いますが、必ずセンタープラスだとは限らないので必ず確認して下さい。

2.プラグの形状、大きさを確認する
次に形状です。DCプラグの形状、サイズはいろいろなものがありますが、これまでで多かったのは以下の3種です。

芯経1mm内径3.3mm/外径5.5mmΦ(EIAJ4)
内経2.1mm/外径5.5mmΦ(呼び径2.1mm)
内経2.5mm/外径5.5mmΦ(呼び径2.5mm)

DCプラグの外観写真
DCプラグの形状(左からEIAJ4,2.5mm,2.1mm)

EIAJというのは統一規格で電圧によっていくつかの区分がありますが、12VでしたらEIAJ4が該当します。EIAJ4の場合はプラグの中に更に芯棒があります。


2.1mmと2.5mmは見ただけではわからないのでノギスで測ってください。写真は公称2.5mmの内径を測っているところです。公称値よりも内径は若干大きくなっています(そうでないと入らないので)。

2.1mm/2.5mmのプラグは本体側に呼び径の金属棒出ていますので、DCアダプターのページでは芯経2.1mm/2.5mmと掲載しています。

これでもよくわからない場合は「DCアダプター DCプラグ」などの単語で検索すると各種解説ページが見つかるはずです。

ということでDCアダプターのプラグについて説明しました。

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