オーディオデザインのアナログオーディオフェア2017はこんな感じでした

6/10-11に秋葉原・損保会館で開催されたアナログオーディオフェアに出展しましたのので報告します。

当社出展の様子

当社は今回テーブル出展でブースの様子はこんな感じでした。アナログレコードプレーヤーはClearaudioさんのPerformance DCというモデルで、これを当社のDCアダプターで駆動しています。このプレーヤーはターンテーブルがPOMという樹脂製で、スピンドル部は磁気浮上して抵抗をなくしているという特徴があります。アームはGlanzさんのものを装着しオルトフォンのMC-30Wを装着しました。このプレーヤーは好きリとした上品なデザインでお客様が実物を見た印象も好評でした。

当社のフォノイコライザアンプはDCEQ-100をマイナーチェンジした物でDCEQ-100SEとなります。CR型でこれだけの低雑音の物は珍しく、お客様の中にもびっくりされている方がいらっしゃいました。

お客様の数は約3000名で速報では微増だとのことでした。レコードに限った展示会でこれだけのお客様に来ていただけた事は盛況だったと言っていいでしょう。

他ブースの音

今回私も合間をみて他のブースを回ってみたのですが、音出しのブースでは皆さんなかなか良い音がしていました。普通のデジタル音源によるオーディオ展示会よりも音質がいいのではないかと思いました。

例えばフェーズメーションさんが鳴らしていたソナスファーベルSP、タンノイSPを鳴らしていたラックスマンさん、フォーカルを鳴らしていたロッキーインターナショナルナショナルさん、スペンドールを鳴らしていたトライオードさんの音は素晴らしかったと思います。

カートリッジ

私はどちらかと言うとCD音源を聴いていて、レコードはまれにしか聴いていないので、レコード関係の知識も古く、今回いろいろと勉強になりました。例えばレコードカートリッジは10万円クラスになるとボロンカンチレバー、ラインコンタクト針のモデルが数社から出ていて(それ以上の価格帯の差がよくわから買ったのですが)、人気のあるカートリッジも、昔とはだいぶ変わっているようでした。

気になる商品

私が見つけた気になる製品はこちらです。

アイコール㈱の吸着ターンテーブルシート・IQ1300A

原理は昔オーディオテクニカで出していた製品と同じようなものですが、こちらはマグネシウム製です。知らなかったのですがマグネシウムは制振性にも優れているそうです(実際に叩いても響かない)。お値段は7万円とちょっとするのですが欲しくなる商品でした。発売は今年の9月だそうです。

レコードも幾つか買ってしまいました。

まだ聴いていないのですが、お向かいのステレオサウンドさんで売っていたこれ、音質期待しています。

MIXER’S LAB CHECKING DISC BY MUSIC (アナログレコード3枚組)

実は昔似たようなレコードがありました。すぎやまこういちさんプロデュースしたLPで、これは音楽でステレオシステムをチェックするという、その企画が面白いだけでなく、その中の音楽がずば抜けて良い録音だったのです。ところがいい加減レコードが擦り切れてきて、残念ながら昔の様ないい音がしなくなって来て悲しくなってきたろころでした。

この新しいLPの音質が気に入ったらこちらも買ってみようと思います。

MIXER’S LAB SOUND SERIES Vol.1 (アナログレコード2枚組)

ただこれ、デジタル音源なので、それならデジタルで聴けばいいじゃんといえばそれまでなのですが・・・。

他にもLPを5-6枚買ってしまいました。またミイラになりかけています。

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