10月26日27日に青山で開催された秋のヘッドホン祭りに出展しましたので、簡単に報告させていただきます。
今回は2卓をお借りして3つのコーナーを作りました。
ブースの様子
以下、順に説明します。
まだ完成品には遠い試作機をお試し頂いてありがとうございました。このコーナーに来ていただいた方が一番多かったです。お陰様でいろいろとわかりました。私自身は携帯型アンプを普段使用していないので、ちょっと勘違いしている所がありました。携帯型アンプの場合、標準とすべきはどちらかというとイヤホンで、イヤホンもヘッドホンもアンプとして要求されるものは同じだろうと思っていましたが、よくよく考えてみると結構違います。
携帯型アンプに関して頂戴したご意見をまとめるとこんな感じです。
+音質そのものは良い
+DCHP-100と(携帯型なのに)音質が似ている
+低音が良くでる、据置型の様な鳴りっぷり
+筐体ががっしりしているのは良い
+-トーンコントロールは使用したくない傾向がある(ピュアオーディオと同じ)
-ツマミの位置が悪い、(回しづらい)
-電池の持ち(5h)が悪い、少なくとも1日分10hは欲しい
-大きすぎる、重い
-ゲインが大きすぎる
-もう少し解像度が欲しい
価格に関して当然の事ながら必ず聞かれました。当初、この手のアンプの中でもっとも高い価格帯で考えていましたが、できるだけ普及価格帯に設定して、その分たくさんの人に知ってもらうのもいいかなーと考えなおしました。
製品発売時期は来年の春のヘッドホン祭りを目指したいと思います。
2.ヘッドホンアンプの試聴コーナー
DCHP-100を聴いてもらえるコーナーです。新機種ではないのですが、これを初めて聴いてもらうと、必ずいいと言っていただけるので嬉しいですね。外観特にツマミのあたりが変わっているので、なにこれという感じで立ち止まってもらい、海外のディーラーなどの方にも聴いてもらい、評判も上々でした(海外電圧版ができたらすぐ教えてねみたいな)。
3. ヘッドホン/イヤホンの周波数特性測定コーナー
前回は小部屋で同じことをやってまして、結構希望者がいらっしゃったのですが、今回何故か希望者が少なかったので、アンプを試聴してもらった人にこちらからお願いして、周波数特性を計らせてもらいました。今回はイヤホンを測定させてもらうことがおおかったのですが、おかげさまでイヤホンの特徴も少しわかりました。それにしてもみなさんがお持ちのイヤホンが非常に個性的で、いろいろな種類の工夫があるので驚きました。実は今このへんが盛り上がっていたのですね。
イヤホンの場合低音まです~と伸びていて、高音はなだらかに下がっているものが多いようです。
開催中にふと思ったのですが、ヘッドホンアンプの部屋(9Fビジョンホール)は20社位がたくさんアンプを一斉に並べているので、立ち寄った人から見ると、どれを聴いていいのかわからなかったと思います。こちらも展示の方法をもう少し工夫しなければと思いました。
お立ち寄り頂きました方々に心より感謝いたします。次回もよろしくお願いいたします。