久しぶりにコラムを書いてみようと思います。
実は最近事務所のレイアウトを変更しました。スピーカーの位置を変えて来客用のドアの近くに試聴スペースを移動しました。以前は採光の理由から入口付近が荷物置き場になっていて、常に試聴スペースを確保する事ができませんでした(来客の度に部屋を整理する必要がありました)。
これで繁忙期などにも試聴対応しやすくなりました。とはいってもまだ試聴のご案内はしてませんが・・・。
肝心の音も全体にフラットに聞こえて、低音の抜けなども良くなった気がしたので、周波数特性などを測定してみました。
測定結果は以下のとおりです。
JBL4429の周波数特性(左CH)
以前のJBLの周波数特性がこちら
これはSPからの距離が3mのところで測ったもので、これもかなり良かったが、今度の新しいレイアウトでの周波数特性も相当良い。
使用している測定ソフトはMyspeakerというソフトで、フリーでも使用できますが、表示に制限があるので、購入したものです。
周波数特性だけでなく他にもいろいろと測定できます。
例えば累積スペクトルがこちら
高域の切れはホーンのJBLのよりB&Wの方が良い(ほんとか?)
低域がちょっと長いのは聴感と同じ。
JBLの歪率特性(歪は40dBUp表示) 高域の歪みが非常に少ない(ホーンだからか?)
位相特性はこちら
これみんなMySpeakerというソフトでマイクがあれば測定できるのだから凄いです。
新しいレイアウトは少し音が良くなった気がします。