ヘッドホンアンプDCHP-200/概要
ディスクリートアンプを採用した本格的据え置き型バランスヘッドホンアンプ
オーディオデザイン社が13年ぶりに開発した据え置き型ヘッドホンアンプです。
バランス入出力に対応したフルバランス構成、またアンプ部は得意のフルディスクリート設計です。
電源には高速・低ノイズ・低インピーダンスの安定化電源を搭載しています。
機能・特徴
•バランス出力対応のヘッドホンアンプ
•多彩な出力に対応(4pinXLR、3pinXLR、4.4mmバランス、6.3mmΦ)
•XLR入力2系統、RCA入力2系統装備
•XLR、RCA入力出力も装備(プリアンプ)としても使用可能
•ゲイン切り替え、出力インピーダンス切り替えを装備
•RCA(アンバランス入力)のバランス変換回路を搭載(RCAもバランスで出力)
•贅沢なディスクリートアンプ回路設計で最高の音質を
ヘッドホンアンプDCHP-200のブロック図
・XLR2系統の入力とRCA2系統の入力を備えています。
・出力はバランス用としてXLR3pin、XLR4pin、4.4mmΦを、またアンバランス用として6.3mmΦを備えています。
・ゲイン切り替えの他、出力インピーダンスのhigh/lowを選択できます。
・RCAアンバランス入力もcoldに反転アンプを組み合わせ、バランスに変換する機能があります(反転アンプはOPアンプです)。
・リアパネルにはXLRとRCA出力端子がありますので、プリアンプとしてもご使用いただけます。
音質最優先の内部レイアウト
DCHP-200はディスクリート構成のアンプ基板2枚をフロント上下に配置し、高性能な安定化電源を通じて給電されています。
ボリュームとセレクターはリア部に配置され、シャフトとカップリングによって結合されています。
入力部からフロントのアンプ部まで、音質最優先の無駄のないスムーズなレイアウトです。
ヘッドホンアンプDCHP-200/仕様
仕様
| DCHP-200 | |
| 入力 | XLRバランスx2, RCAアンバランスx2 |
| ヘッドホン出力(フロント) | XLR3pin, XLR4pin, 4.4mm, Phone6.3mm |
| プリ出力(リア) | XLR, RCA |
| 利得 | 15.5dB/5.6dB (High/Low) |
| 最大出力 | 2.7W (30Ω) 0.43W (600Ω) THD=1%時 |
| 出力インピーダンス | 1Ω/5Ω (Low/High) |
| SN比 (@2.7W 30Ω) | 140dB (Gain Low) 131dB (Gain High) |
| 全高調波歪率 | 0.0003%(@1V 30Ω) |
| 周波数特性 | 3.5Hz-800kHz (-3dB) |
| 寸法 | 230x362x103mm |
| 重量 | 4.3Kg |
| 価格(税込) | 330,000円 |
外観
・製品ではリアパネルはヘアライン仕様となります(フロントと同じ仕上げ)。
・また1stロットではリアパネルのInput・Output付近の線は省略されています。
ヘッドホンアンプDCHP-200の測定データ
周波数特性 Gain Low (赤100kΩ,青30Ω負荷)
周波数特性はきれいに延びています。
3.5Hz-800kHz(-3dB)
SN比
| 負荷 | 600Ω | 30Ω | 100kΩ |
| 基準電圧(最大出力) |
16V (0.43W) |
9V (2.7W) | 2V(プリアンプ基準電圧) |
| Gain=Low | 145dB | 140dB | 127dB |
| Gain=High | 136dB | 131dB | 118dB |
注)
すべてA-weightingでの値です
パワーアンプでは最大出力に対するノイズレベルでSN比が規定されるため、ヘッドホンアンプでも最大出力に対するSN比を示しました
プリアンプでは通常1V又は2Vに対してSN比が規定されます
DCHP-200の出力電圧対THD+N特性(Gain High AP2722)
THDは全帯域で0.0005%と良好な特性を示している。
最大出力(1%)は16Vとなっています。
負荷100kΩと変化がありません。
最大出力は16V(430mW)で、600Ωの高インピーダンスのヘッドホンでも問題なく駆動できます。
2V(130mW)以上で特に10kHzのTHDが悪化しています。
一般に30Ωクラスのヘッドホンでは感度が100dB/mW程度あるため問題ありません。
実際の使用領域は爆音でも10mW以下です。
歪み率特性
全高調波歪率をRohde&Schwarz社のオーディオアナライザーUPLで測定した結果です。
0.0003%レベルの全高調波歪率が得られています。
30Ω負荷1V出力時 Gain=Low
過渡応答特性
1kHz FFTスペクトル (Low Gain AP272)
1kHz FFTスペクトル (LowGain -60dBV 負荷30Ω)
1VレベルのFFTスペクトルではノイズフロアーが測定器の限界に近く、アンプ本来のノイズレベルが確認できないことがあります。
そこで出力電圧が1mVとなる入力でFFTスペクトルを測定したのが左の図です。
ノイズフロアーが-140dB以下になっているのがわかります。
ヘッドホンアンプDCHP-200/オーディオ雑誌掲載記事
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