床板を補強したら音質が良くなりました。 ー賃貸でもできる床板の補強方法ー

当社はテナントとしてビルの事務所をお借りしています。床の材質はどうなっているかというと、コンクリートの上にカーペットが敷いてある状態です。

この上にスピーカーなどを設置すると、ふらふらしますし、動かしにくいので15mmのフローリング材を敷いて、その上にスピーカーやラックを設置していました。

フローリング材は動かない様に継ぎ目に上からタッカー(ホッチキスの様なもの)で上から留めていました。ただ、針の部分で置いたものが引っかかるのと、ミシミシと動くのであまりいい状況ではありませんでした。

以前のフローリング材設置方法(15mmx1枚)
カーペットの上に置いているだけ

ところどころタッカーの針が出ている

乗るとミシミシたわむ

そこでフローリング材の上にさらに同じ15mmのフローリング材を敷いて、上のフローリング材をビスで下の板に固定しました。全部で30mmの板厚になったわけですが、そうすると上に載ってもびくともしない固い床になりました。

フローリングの上に突起が出ていないので、スピーカー台などの移動もスムーズにできるようになりました。

現在のフローリング材
(15mmx2枚)
上の板材をビス止め

しっかりして、上に突起が無くなった

また音質上でも大きく向上し、中低音がゆたかになってバランスが良くなりました。トーンコントロールのBASSを30°位回した感じ(2,3dB上がった様な感じ)となりました。

全体的に音質の向上がはっきりと感じられる様になりました。

床板2枚の様子

(床板2枚だと、強度も音もかなりしっかりしてくる)

2枚目をビス止めしている所(本来は上の板は互い違いにはめるのだが、材料の都合で同じ個所で繋いでいる)

自宅の床を傷つけずに補強したい方、賃貸の床で床を補強したい方にはお勧めできる方法です。低音域の力強さがもうちょっとほしい方にも是非試したいただきたい方法です。

普通のフローリング材は根太の上に貼っているだけなので、そういうお宅でも床板の厚さを増やすと低音の補強に効果があると思います。

最近の映画館の音質悪くなっていませんか?

評判の良い映画はだいたい見ているのですが、最近感じるのは音質の悪さです。

基本的に映画の音楽にしろ、声にしろ、昔のアナログ時代はかなり良かった気がしています。最近のデジタル時代になって全体的に音質は悪化し、特にxxxサウンドとかいって本編上映前に自慢している映画館程、逆に音質が悪くなっている気がします。

特に音質が酷いのが、近場でよく行っていた品川のTOHOシネマです。imaxなんちゃらとか言って、デジタル技術の最高峰みたいな宣伝をしていますが、ここの音質もひどいもんです。中高音がキンキンして聴けたものではありません。品川の他の部屋も全体的にひどい音です。すべての映画で質の悪い中高音が目立つ設定で、渋谷や新宿のTOHOなどと比較しても全体的に音が酷いです。品川の音質が突出して酷いので、推測ですが担当者が全館で異常なイコライジング(例えば高音を10dB位持ち上げている)しているのではないかと邪推しています。

品川TOHOシネマのIMAXシアター

40年以上前、映画館の音はやや高域はおとなしいものの、全体的にバランスが取れていて、音そのものの質が良かった様な気がします。人の音声などは暖かい音色でした。最近のデジタル技術で音質が良くなりましたと、必ず宣伝が入るのですが、その宣伝時の音自体が不自然極まりないのです。品川のimaxシアターでは、針が床に落ちた音を映像と共に表現するのですが、そもそも針が落ちた音なんて聞こうと思っても聞こえるはずはありません。

またサラウンドで音を360度回したりするのですが、実際の映画の音声はほぼサラウンドになんてなっていません。

imaxの音質自体は普通の映画館よりも悪いと感じるのです。しかもimaxは+600円位とられるのでたまったものではありません。

最近はもっとアクセスの良い大井町TRACKSのTOHOシネマに行っているのですが、ここにも似たような館があります。音質は品川のIMAXよりはましですが、特に音質がいいとは感じませんでした。

大井町TRACKのTOHOシネマの轟音シアター

今までで音が悪く印象に残った映画2例

1. 君の名は(品川TOHOシネマ)

確か「君の名は」の最後に流れたテーマソングだと思いますが、音声が完全に逆相でした(多分)。しかも局の途中で位相を回転させていて、声が天井の方をぐるぐる回る感じで気持ち悪くなりました。もともとの曲で位相をいじっているのか、この会場だけ細工したのか不明ですが、品川のTOHOは抜群に音が悪いので現場担当者が何か悪さをしているのかもしれません。

2. プラダを着た悪魔t2(品川TOHOシネマ)

この映画の音質も記憶に残るひどいものでした。途中からなんと右(右前ではなく、完全に右横)からだけ音声が出ているのです。当然映像は前、音は右からという状況で、最初は普通に前から出ていたので理解に苦しみます。最近のハリウッドはスタッフのレベルが非常に低くなっているそうなので、ひょっとしたら音声をいれる段階で設定をミスしたのかとも思います(尚、音声とは関係ありませんが映画のストーリーもひどかった)。それ以外、真横だけから音声が流れるメカニズムがわかりません。

映画館の音響について思う事

サラウンドシステムが設置されていたとしても、映画を撮る段階であるいは仕上げる段階でどうせサラウンドになっていないので、そもそもがサラウンドシステムにする意味がないと思います。たまに後ろの方から音が聞こえてサラウンドになっていたりましますが、全編でサラウンドになっていないので、返って違和感があります。

サラウンドにしなくてもいいので、2CHのステレオで品の良い音響にしてほしいです。大音量を出すためにPA用のスピーカーが使われているものと思いますが、ピュアオーディオ用のスピーカーを使って2CHで済ませた方がもっといい音になると思います。

まあ、映画を見に行って音響に不満を言う人はあまりいないのかもしれませんが、とりあえず正直なところを書いてみました。

皆さんは最近の映画館の音響をどう思いますか?