ディナウディオで試聴会を開催します

12/4(土)ディナウディオJapanさん(中央区新富町)にて試聴会を開催します。組み合わせるスピーカーはもちろんDynaudio!!。 上級機のConfidence、Contourシリーズを中心にオーディオデザインのアンプで鳴らしてみます。

ディナウディオのスピーカーは弊社のアンプともベストマッチングのスピーカーの一つです。ただ残念ながら、ディナウディオの上級機種を聴ける機会は非常に少ないと思います。今回ディナウディオさんにお願いして、共同で試聴会を開催の運びとなりました。オーディオデザインのアンプでディオウディオの上位機種をがんがん鳴らしてみたいと思っています。

・ディオウディオのスピーカーが欲しいけど、どれを選んだらいいか良くわからないという方、
・ディナウディオのスピーカーの上位機種を(興味はあるが)聴いた事が無いという方、
・ディナウディオのスピーカーを持っているが、もっとよく鳴らせるアンプを探している方
などにぴったりの試聴会ではないでしょうか?

スペースに限りがありますので、参加ご希望の方は事前にお申し込みをお願いします。
詳細はこちらのご案内をご参照下さい。

この辺のスピーカーを中心に鳴らす予定です。
(事前のセットアップで良さそうな組み合わせを選びますので、実際どれを鳴らすかは当日のお楽しみという事で・・・・)。

Confideinceシリーズ
C1
C4
ContourシリーズS5.4
最高峰のConsequence

ハイエンドショー2010秋のご報告

昨日ハイエンドショー2010東京が無事終了しました。

土日はあいにくの雨模様でしたが、弊社ブースにもたくさんの方にご来場いただきましてありがとうございました。

弊社ブースのデモ時の様子

全体の出展社数:
出展社の数はこの景気のせいもあり若干へっています。また出展される会社もかなり入れ替わっています。


弊社ブースの自己評価:

音質はこれまでの中で一番良かったのではないかと思います。特に前回の2010春の出来栄えはあまり納得のいくものではなかったので今回は一安心です。

お客様の反応
聞いた後で、とってもいいといって声をかけてくれた人は今回多かった様な・・・。

同じ事を言われました
低音がいい、低音楽器の音階がわかる
という声が今回多かったです。
そのほか
JBLがこういう音で鳴るとは知らなかった、よかった。
という声も多かったです。

音源ではリーリトナーの曲を気に入った方が多かったようです。曲名、アルバム名を聞いて帰られた方も何人かいらっしゃいました。

オーディオPCについて
オーディオPC、PCA-1についてブースにて質問を多くいただきました。ただ質問されてこられるのは皆さん自身でPCをいじくっている方で、したがって購入しようとされているわけではありません(それはわかっていましたが、誠心誠意ご質問にお答えしました)。この製品は対象者の方(PCが苦手な方)は、そもそもこの製品で何ができるかわかっていただけていないので、興味も沸きようがないのです。なかなかトホホな製品ですが、展示しておくといろいろ有益な情報も集まりますので、そこに意味があると考えることにしましょう。


他のブースについての感想

同じ部屋でモニターオーディオのプラチナムシリーズPL200というのを鳴らしていましたが、このSPの低音が凄くいいと思いました。
低音が締まっていてしかも結構量感もある。これだけ締まった低音はほとんど聞いたことがないですね。アルミをハニカム構造に貼り付けたコーンなんだけれども、パルプでは絶対でない音ではないでしょうか?ただ中高音が多少強く聴こえました。あの会場で少し遠くで聞くか、横で聞いているとバランスが丁度いいくらい。まあイギリスの製品だから広い部屋で聞くことが前提だからかもしれない。この中高音の多少のきつさはアンプのせいじゃなかろうかと思って、コラボレーションの時間にお借りして鳴らしてみました。低音がさらに締まってよくなっていました。ただ中高音は同じくらいで、これはやっぱりスピーカーの持っている特性なのかなと思いました。

あとお隣で鳴っていたVienna AcousticsのMusicという大きなスピーカーは凄くスケールの大きな音を出していました。特にオーケストラのような大編成は非常に良かったですね。ボーカルは1m位の口が歌っている様に聴こえてしまうのだけれど、これは好き好きでしょうね。23cmのポリプロピレンウーハーが3本付いているのだけれど、これを90Hz以下で使用している様です。なるほどサブウーハー的に使用して、レベルを思いっきり上げてあげるとああなるわけですね、今後の参考にさせていただきたいと思います。


周波数特性について

会場での周波数特性取っておきましたので見てみましょう。
これらはJBL4429右CHの周波数特性を1m~7mの距離で測定したものです。

距離1m

距離2m

距離4m

距離7m

距離1mでの周波数特性はなかなか綺麗です。ほぼフラットでまるで無響室で取ったかのような特性ですね。JBLは大昔から周波数特性は良かったのですが、今でもいいのです。ラジアルホーン型は上下への音の放出が少ないので、周波数特性がわりとどこでも綺麗に収まるという特徴がありますね。

距離が離れていくに従って右肩下がりになります。これは部屋の特性ですね。高音ほどじゅうたんなどで吸音されるのでこうなります。これは非常に重要な点で、あの会場では遠く離れて聞くと、どんなシステムでも結構気持ちのいい音で鳴るという性質があります(それで近づいていってみると実は結構うるさく鳴っていたりする)。聞いたブースの音の良し悪しを判断するときも、この特徴を頭に入れておいたほうが良いと思います。基本的に近くで聞くとフラット(ちょっとうるさいのが普通)、遠くで聞くと低音がゆったりに聞こえます。

それともう一つ、60Hz以下が距離が離れるとスカッとなくなっていいます。4429は通常の部屋では30Hzくらいまでは出ていて、結構重低音が聴こえるのですが、この会場では無くなっています。なので低音が軽く聞こえてしまっていました。低域は回折で逃げるせいだと思いますが、やはりこの大きな(壁のない)会場ではより大口径のSPでないと厳しいかも知れません。

このショーの(弊社にとっての)意味

ハイエンドショーに出展して2,3年経ちますが、当初はオーディオ雑誌での製品紹介もまだだったので、皆さんに認知してもらうためにも積極的に出展してきましたが、そろそろマンネリ化してきた感もあります。年に2回は弊社にとっては負担が大きいので来年からは秋だけにしようかと思っています。

ハイエンドショーが始まります

恒例のハイエンドショーが10/8(金)から有楽町交通会館で開催されます。
今回も出展しますので興味のある方は是非お越し下さい。
弊社ブースはD-1になります。

弊社の新しいものとしては
・新作DAコンバーーター(春の試作品とは別物です)
・オーディオPC(外観はほぼ同じですが進歩しました)
・音源にハイビット音源(96KHz24bit)も使用します
・この会場向けに新しく音響パネルを作りました
といったところです。

製品ではないのえすが、音響パネルあたりが一番効果があるのではないかと思っています。こればかりは会場で試してみないとわからないのですが・・・。

またオーディオPCにリモコンもつけたのでスムーズなデモができるのではないかと思っています。

DACの構成はこうなっています

近日中に発売予定のDACの構成を紹介します。

できる事はすべてやりました。

構成
・入力:3系統(同軸1系統、同軸or光1系統、光1系統)
32-96KHz、16-24bit
・マスタークロック: 水晶発信器+PLLによる高精度化回路内蔵
・サンプルレートコンバーターを使用して96KHz24bitに変換及びリクロック
・ラダー型抵抗型DACの最高峰PCM1704採用
・ディスクリート構成高速IVコンバーター
・3段/6次/-36(dB/oct)アナログ・ディスクリート・ローパスフィルター(デジタルフィルターは使用していません)
・電源は低インピーダンス(10mΩ)ローノイズ電源(10uV、BW=100KHz)をアナログ用、デジタル用に独立して供給
(通常の3端子レギュレーター電源の1/5~1/10の低ノイズ特性)

・高周波領域はベタアース、低周波は1点アースとなる2wayアース開発しました

・高周波ノイズを解消するため実装パターンを徹底的に検討

 内部写真はこんな感じ

音質は10/8からのハイエンドショーでお披露目します。

DACの音質差をわかっていただくために一工夫必要かも・・・。

正面写真

後ろから

10月中旬からホームページで購入も含めてご案内します。
第一ロットは11月初旬の出荷になると思います。

特性の一部ももついでにUpしておきます。図形を小さくした方がエレガントなんだけれど、面倒なので元サイズ(でかいですが)で掲示しておきます。
-14dBの正弦波1KHz
当たり前の波形じゃんと思ったあなたへ、当たり前でもないのです・・・。このあとで比較用に50万円出して購入したお勉強CDPの波形を出しますので比較してください。(もちろん買ったときはいいと思って買ったんで、勉強用では有りません)


これが再生を停止しているときの残留波形、結構ノイズがあるジャンてそれはUSBオシロなので入力ショートでもこのくらいのノイズがあります。

横軸は0-125MHzです。これが停止時のノイズ波形から求めたFFT周波数スペクトル。もう検出限界をみているようなものです。

何が言いたかったかというとDAC-FA0には高周波ノイズがまったく乗っていないということ。これは凄い事なんです。パターン技術その他で相当頑張ったんです。

比較のために50万円のお勉強CDPの出力を見てください。

これが1KHz正弦波、ちょっと怪しいでしょ。


これが停止時の波形。10mVの高周波が・・・・ど、ど、・・・どこから来たのか黄金バット。


残留波形のFFFTスペクトル。高周波がたくさん乗っています。数十MHz帯ではっきりとしたスペクトルがあります。え?聴こえないからいいだろうって。それが影響あるんです。

最近のDAC(チップ)はΔΣ型って知ってますか?

最近市販されているのDACチップはすべてΔΣ型である。
当然CDPやDAコンバーターもほとんどすべてがΔΣ型DACチップを使用している。
ΔΣ型って何?という方はこちらを参照してください。

CDの信号などは当然PCM信号でサンプリング周期毎に信号の大きさをデジタル信号で記録してあるわけですが、そのデジタル信号をアナログに変換する際には、必ずしもそういった原理どおりに再生しているわけではなくて、変換の過程はかなりこみ入った事になっている。直感的に言えばPCM信号を疎密波に変換して、それをフィルタリングして信号を得ているといった感じですか?な?。PCM信号というのは本来サンプリング毎に信号値が一義的に決まるはずなのですが、ΔΣ変換では多ビットの情報を前後のサンプリング値も使用して演算するので、時間軸方向(周波数軸方向)に展開しているという解釈ができるのではないでしょうか?だからこそ1bitDACというデバイスもできるわけで、これはこれでメリットなのですが・・・・・。

一方、PCMの原理どおりにサンプリング周期毎にPCM信号に応じた電圧を発生するDACチップもあります。これはどちらかというと古いDACチップでバーブラウン(今はTI)のPCM1704などがそうです。PCM1704はこの種の(ΔΣではない)DACチップの最高峰で、非常に高価です。ΔΣ型DACチップの5-10倍のお値段。何故高価になるかというと、この種のDACチップですラダー型の抵抗に電流を流してアナログ信号を得るのですが、精度の関係でラダー抵抗の抵抗値を非常に高精度に作る必要があるからです。PCM1704は後からレーザートリミングというレーザーによる微調整をしているので安くはならないのです(ΔΣ型DACのメリットはこういう事をしなくてもいいことです)。

このラダー型DACチップのいいところは(私が勝手に思っているだけだが)、サンプリング周期毎にアナログ電圧が一義的に決まる事で、したがってジッターの影響も受けにくいのではないかと思っている。

今度製品化するDAコンバーターもこのラダー型DACチップを使用している。このDACチップを車に例えるなら(ちょっと例えに無理があるが)ミッドシップみたいなものかなと勝手に思っている。