春のヘッドホン祭り2013の出展内容はこんな感じです

5月11日(土)に青山スタジアムプレイスで春のヘッドホン祭り2013が開催されます。今回は弊社も気合を入れて参加させて頂きます。
何しろ今回は小部屋905を陣取っていますので、必然的に頑張らねばという事になっております。
今回の出展内容はこんな感じです。

1.ヘッドホンアンプDCHP-100
ヘッドホンアンプDCHP-100
新製品ではなくて申し訳ありませんが、今回新型のUSB-DACと組み合わせて聴いていただけるようにしたいと思います。また新たな発見があるかも・・・・。

2. 新型USB-DAC(試作機)
弊社の新製品のプロトタイプになります。従来のマルチビットDAC、DAC-FA0のデジタル入力部をUSB非同期型のインターフェースに変更した新型DACになります。まだ試作機で外観ケースは実際の製品版とは異なりますが、その音質をご確認いただければと思います。

3. DCアダプターDCA-12Vで、音質向上を体感しよう 
 + 
弊社のDCアダプターはコード社のDAC・QuteHDにも認定されており、ご好評を頂いております。DCA-12Vと普通のスイッチング電源式DCアダプターで音質の違いを体感していただけるコーナーを作る予定です。

4.ヘッドホンの周波数特性を計ってみよう。
ヘッドホンの周波数特性がわかると音質の変更・向上を考える上で大変参考になります。その場でお持ちのヘッドホンの周波数特性を実測できるような仕組みを用意したいと思います。(カナル型イヤホンは測定出来ません)。直接弊社の製品には関係ありませんが、単なるイベントとご理解ください。
     こんな特性がとれます。

5. パワーアンプDCPW-200のお披露目
      
                        DCPW-200やっとできました
ヘッドホン祭りにスピーカー用の製品の話で申し訳ありませんが、弊社の新型パワーアンプDCPW-200をこっそり(どこがこっそり?)お披露目させていただきます。DCP-210と組み合わせて音出しもします。当日スピーカーは荷物の関係でちょっとしょぼいものを使用しますが、これで音が良ければかえってアンプの説得力があるということでご容赦ください。

(上記内容は予定ですので変更される可能性もありますのでご了承ください。)

というわけで盛り沢山なヘッドホン祭り弊社ブース(905)に是非お立ちよりください。
弊社ブースは9Fエレベータを降りて左奥905室(自動販売機・休憩所近く)になります。

お待ちしております。

オーディオセッションin大阪で製品がご覧いただけました

これまで展示会などへの出展はもっぱら東京で行って来ましたが、大阪ハイエンドショウと同時開催されるオーディオセッションin大阪で製品がご覧頂けます。

ご覧いただけるのは
パワーアンプDCPW-100/プリアンプDCP-210の2種になります。
といっても弊社が直接出展するのではなく、出展先でデモをされるAETさんに使っていただけるという形です。

日時・場所はこちらになります。
11月10日(土)11月11日(日)
オーディオセッションin Osaka 2012

ハートンホテル南船場
3Fのジャスミン(完実電気さんのブース)になります。

今回の機会は完実電気さんがお取り扱いしているAETさんが行うデモの中で弊社の製品を使って頂くというものです。
AETさんは先日のハイエンドショウ東京でお隣のブースで期間中いろいろとお話をさせて頂きました。そんな関係で今回AETさんがデモを行う予定があるということで、弊社のアンプを使用していただけるということになりました。
そういうわけでAETさんやあるいは完実さんが弊社のアンプを販売するというわけでは無いので、弊社製品の内容・販売等に関しては直接弊社にお問い合せ下さい。このアンプほんとはどうなの?とAETさんに聞いていただくのはいいのですが、完実さんに聞いても(直接はご存じないので)困ってしまうと思います。

AETさんは自社製品のケーブルなどのデモを1日3回行うそうです。その際は弊社のアンプの音を通じてお聴きいただけると思います。弊社のアンプの外観などは常時見ることができると思います。

今回の場合あくまで完実さん、AETさんが主役ですので、その点よろしくお願いいたします。

またDCP-210はプロトタイプで製品版では外観の色目なども少し変わりますので、あくまでご参考ということでお願いいたします。

以上プチ告知でした。

続き
大阪のハイエンドショウ、オーディオセッションを覗いて来ました。
大阪のショウはハイエンドショウ東京とは違ってホテルの部屋でそれぞれのブースが常時音出しをしているのですが、この方が効率的にブースを回ることができますし、またデモをする方も1日中音を出せるのでやりやすいと思いました。

弊社の製品もこんな感じで使用して頂きました。使用予定の他のアンプがアクシデントで使用できなくなっため、常時弊社のアンプを使用してデモを行なっているという状態でしたので、弊社としてはラッキーでした。出ている音もアンプの特徴が出ていてなかなかいいと思いました。組み合わせたスピーカーはクリプトン社のKX-1000pというスピーカーでした。このSPは密閉型エンクロージャーでローエンドまで締まった音がでて、かつ高音域も荒れたところがないので弊社のアンプとも相性も良かったと思います。


こんな感じでセッティングされてました。

ハイエンドショウ東京2012はこんな感じでした

ハイエンドショウトウキョウが無事終わりました。ご来場頂いた方には心より御礼申し上げます。
以下簡単に報告させていただきます。

今年のハイエンドショウ
2010年秋以来の出展でしたが、残念ながら出展社数は減っていますね。来場者数も例年より少なくなっている様に感じました。

弊社デモの様子
弊社ブースの機材はこんな感じでした。
オーディオデザインのブースの様子

デモ中の様子はこんな感じでした。
オーディオデザインのデモの様子

音質の感想
いつもはこの会場にくると低音域がかなり弱くなると感じでいましたが、今年はそうでもないように思いました。もちろんいつもの事務所よりも低音域の音量は小さくなるのですが、今回この部屋なりといった程度でした。
弊社アンプの特徴はなんといっても中高音の透明度と締まった低音なのですが、今回のデモでは逆の音質の傾向になってしまっていました。どうもここに来ると音質が悪くなるので(まあ条件は各社同じなので祖も言っていられないのですが)もうちょっとショウ対策をしないといけないのかもしれません。

本当は今回は新製品で鳴らすつもりでしたが、新製品が間に合わず展示だけとなってしまいました。

新製品
新製品はこの様な仕上がりになっています。
バランスプリアンプDCP-210
バランスプリアンプDCP-210
アッテネーター部のツマミの様子

バランスパワーアンプDCPW-200
バランスパワーアンプDCPW-200
背面部の様子

パワーアンプの背面はオリジナルのごついSP端子を付けています。純銅金メッキで「どうだ」って感じになっています(例によってみんな背面をみてました)。
パワーアンプに関しては現品を実際に見て、仕上がりが(写真で見て思っていたより)いいですねとかいう感想をいただきました。そういえばデモ機を見た借りた人にももっと小さいかと思ったとかよく言われますので、写真撮影ももっと工夫しないといけないかもしれません。

お隣から
お隣のブースがAETさんでショウの最中にいろいろとお話をさせていただき、3日目には電源ケーブルをお借りして弊社機器に使用させていただきました。
DAコンバーターにはHHS 25,200円
パワーアンプにはHIN 56,700円
なる電源ケーブルを接続しました。出ている音に微かにある雑味の様なものが減って、音が少しまろやかになった様に感じました。
この会場の音自体が普段聴いている音と結構違うので、はっきりとこう違うと断言できませんが、逆になれない音なのに違いがわかる位には変わっていたと思います。

これらのシリーズはAETさんの中ではお手頃な値段のもので、実際購入しやすい金額のものだと思いました(一番高いものはうちのアンプより高いので)。

好評だった曲

あの曲何?って必ず聞かれるアカペラのデモ曲がありました。この曲はかなり良かったようです。

アーティスト名 The Real Group
アルバム名 In the middle of life
10曲目 words

ヨーロッパのコンサートホールのまとめ

今回ヨーロッパのコンサートホールの音質を聴いて来ましたが(たった3つですが)、ここでそれらををまとめてみたいと思います。普通コンサートを聞く際は演奏と指揮者について注目して鑑賞することが多いのですが、この場合は聴こえてきた音をコンサートホールの特徴として捉えています。まとめるとこんな感じになります。

コンサートホール/音響効果の評価一覧

ホール音色音量帯域バランス音響効果の総合評価
スメタナホール4.5555
ベルリン・フィルハーモニーCH33.533
ゴールデンホール(楽友協会)54.555
日本で音が良いとされる六本木のホール2212
評価基準楽器の音色がどう聞こえるか観客席で聴こえる音の大きさ高音・低音の音のバランス左3つを勘案した総合評価

今回聴いた中で音の良いコンサートホールは単純な直方体の形をしたホールで、反対に演奏者の後ろに壁が無いホールは音質的にはいいところがありません。単純な直方体のホールの中でもゴールデンホールは楽器の音色がほんとにいい音で聴こえるのですが、何故そうなるのかホールの形状からはわかりませんでした。

その他思ったこと

1.積極的に売らないと駄目なのでは?
コンサートホールの音響効果と直接関係ないのですが、ウィーンでは音楽を観光産業として考えているように思います。コンサートホールの前には日本のダフ屋みたいな感じの人がモーツアルト時代の格好をして「お兄さんチケット買わない?」って日本語で言ってきますから。この人達は違法な販売員ではなく、どうどうとチケットを勧誘・販売しているのです(おそらく主催者側が営業の一環としてやっているのでは)。
日本の場合はクラッシックの場合はプライドが高いからか特に営業活動をしないで(少なくとも普通の人には届いていない)、売れない売れないといっているように思えます。音楽の都ウィーンですら積極的に営業活動をしているのですから、日本ではそれ以上に売る努力をしないと売れなくても当たり前なのではないでしょうか?(同様の状況のオーディオ業界のお前が言うなって声も聴こえますが・・・)

2.ホールが良ければクラシックファンも増えます

それと、今回非常に印象に残ったのは、スメタナホールやゴールデンホールなどはホールの音質が非常にいいので、音楽に興味の無い普通の人でも一度行けば「ああいい音だった、また行きたい」と思えることです。クラッシックでは特に演奏家と指揮者が着目されてホールのことは2の次3の次ですが、私に言わせてもらうと音質的には一番重要なので、ホールとはあるいは聴衆に実際にどの様な音が届いているかということにもっと着目してもらいたいと思います。この点(ホールの音質)が日本とヨーロッパでは環境がまったく異なると思うのです。日本のクラシックコンサートで正直音自体にに感銘を受けたことはほとんどありません。家でCDを聞いていたほうがいいくらいです。(以前ブログでそう言ったら、お前はクラシックを知らないからで、もっと音楽を勉強しろって言われましたけど・・・)。やはりコンサートホールの影響というのが非常に大きいと思います。スメタナホールやゴールデンホール並の音がでるホールが東京にあれば、クラッシックファンは何もしなくても自然に10倍以上に増えるのではないかと思います。まあサントリーホールの音質が良いとかいう人が多い(?)現状のままでは音質の良いコンサートホールは日本には出現しないと思いますが。

3. アンコールは必要ないのでは?
基本的にヨーロッパのコンサートではアンコールはほとんどありませんでした。実はもうひとつ観光客向けのコンサートにウィーンで行ったのですが、そこは演奏もホールもそして観客マナー(ほとんどが観光客)も今ひとつだったのですが、そこではスタンディングオベーションでした。要するに普段聴かない人が余興として聴くとそうするのが礼儀みたいに勘違いしているのではないでしょうか?
日本のコンサートでもアンコールを5,6曲やっていることもありますが、これはまったく必要ないというかやらない方が(そういう習慣は無くした方が)いいと思います。いい映画をみて感動した後にもう「一本ショートストーリー上映して」とか、コースの料理を食べた後で「おいしかったのでもう一品出して」とか言ってるようなものでまったくもって変な話です。交響曲などはそれだけで完成されているので終わったあとに余計な音は聞きたくありません。日本ではアンコールをしてもらうのが礼儀みないな雰囲気がありますが(検索するとクラッシック鑑賞のマナーみたいに書いてあります)、これはまったくおかしな話だと改めて思いました。まあ私一人が思ったところで変わるわけはないのですけどね。

ヨーロッパのコンサートホールで音楽を聴いてみた(3) -ウィーン楽友協会(ゴールデンホール)-

3つ目のコンサートホールはオーストリアのウィーン楽友協会(ゴールデンホール)です。
ここは音質が良いコンサートホールとして知られているようです。ほんとなのでしょうか?(それを自分の耳で確かめるのが今回の目的です。)

<日時・場所・曲目>
7/2(月)ウィーン楽友協会(ゴールデンホール)
演奏:ウィーン・モーツァルト・オーケストラ

曲目:
モーツアルト KV527、622,588,525,331、492、550、621、620
チケット代:89ユーロ(約9000円)
シート:9列目(前方の真ん中辺)
構成:
ベース1本チェロ3本バイオリン10くらい他と比較的小編成です。ほんとはフルオーケストラのものを聴きたかったのですが、日程の都合もありますので・・・。

観客:
40%くらいは中国人観光客(ツアーバスでやって来ています)、正装した人はほとんどいません、というよりほとんどが観光客です。冷房があまり効いていないので暑いです。

<ホールについて>
外観はヨーロッパの典型的な建築物という感じで重みがあります。
ウィーン楽友協会の外観

中に入ると、ほんとにゴールデン。日本で言うと金閣寺みたいなものか(もっと派手ですけど)。

前方を見るとこんな感じ(金ピカ)

天井も金におまけに絵まで書いてあります。バチカン宮殿程ではないにしても演奏会場にここまでする必要があるのかなって思うのは平民の考え方なのでしょうね。貴族の発想はわかりません。

天井もゴールデン

後ろも金

横も金、おまけに柱に必ず像がくっついています

各ホールのマイクセッティングも興味があったのですが、ヨーロッパでは前方位置の上方にケーブルを横にはわせて、小型のマイクを垂れ下げるのが普通みたいですね。
ホール前方の上方には横方向にケーブルがはられていてマイクが垂れ下がっています

観客が入ってくるとこんな感じです

<ホールの音質>
バイオリンの音が柔らかい。ふわ~とした感じで音が出てきます。こういう音の出方は聴いたことがありません。音量はスメタナホールほどは取れていないものの、大きい方に入ると思います。弦楽器の音色がとにかく心地よい。繊細さと柔らかさが両立している様な音。この音色は強いて言えば高嶋ちさ子さんの「around world」の音色に似ているかもしれません(あれは確かプラハの元レストランで収録したと思います)。ある条件が揃うとこういう音になるのかもしれません。こういうフワーとした音はオーディオ的には迫力がないという人もいるかも知れませんが、私は非常に心地よいいい音だと感じました。
それにピチカートがやはり非常にいいです。ズンズンと力強い、厚みのある音がします。

途中ソプラノ歌手の歌声もあったのですが素晴らしく声が通ります、歌手がうまいのかホールがいいのかわかりませんが、おそらく両方でしょう。ただどんなうまい人でもこういう音の響き方は他のホールでは無いのではないでしょうか。

やはりこのホールで感心したのは、スメタナホールと同様に木管楽器でクラリネットが素晴らしい。ソロで吹いているパートがありましたがクラリネットネットのソロで十分聴かせる事ができます。音そのものも大きいですし、音色の良さ力強さもあるんですね、感心しました。

音量自体はスメタナホールの方が大きかったのですが(編成が違うことを差っ引いても)、楽器の音色がいいのはこのホールです。

残響はやや長めで残響成分が聴こえます。演奏中にシャンデリアが綺麗です。モーツアルトの曲は単調で飽きることが多いのですが、ここでは楽器の音色そのものが素晴らしいので十分最後まで飽きずに楽しめます。

もう一度言いますが、とにかく弦楽器が一斉に弾きだしたときのふわ~とした音の出だしが物凄くいい、音色に酔える。こういう音を聴くと誰でも「あークラシックっていいな~」と思うと思います。
もう少し音量がとれれば言うことなしですね。

#44でコントラバス1本の演奏がありましたがピチカートが1本なのに十分大きな音を出します。全体的に低音と高音のバランスが素晴らしいです。太鼓は結構ビシビシ響きます。

観客マナー
ただひとつ残念な事は観客のマナーが悪いこと。何しろ演奏中に携帯で写真を撮るのでピカー、シャッタ音が「ちろりん」、とうるさくて音楽に集中できません。まあこの演奏は観光客向けの演奏会だったようで、これを選んだのがいけなかったのかもしれません。

インターネットで楽友協会ホールを検索すると上位にこのモーツアルト楽団のページに来ますので皆さんも注意して下さい。