仕様が全く異なるのに後継モデルか?と半信半疑で交換というか購入してみたのですが、残念ながら MC 30 W とは全く音質が異なるものでした。 カンチレバーはアルミから ルビーに変更されていますし、ボディの材質も異なります。肝心の音ですが、少しクセがある音で低音のダンピング感はなく、ゆるい感じです。また高域にも何か特定のキャラが付いて忠実な再生をしているという感じではありません。まあよく言えば独特のキャラを持ったカートリッジということができるでしょう。 残念ながら以前のMC30Wとは全く傾向の異なる音でした。 MC 30 W の音を期待している人はまちがってもこれを買わない方がいいでしょう。
ボディーが金属になって針が柴田針になったモデルです。 このカートリッジの音は VM 520とは大きく異なります 。情報力が圧倒的に多くなり、非常に細かい音まで拾います。 ただし全体のバランスが低域よりも高域寄りになります。 使用しているオーディオシステムの 再生音が全体的におとなしい場合、非常によく合うでしょう。逆に再生家のシステムが高解像度の場合(あるいは通常のバランスでも) 少しうるさく聞こえるかもしれません 。そういった相性はありますが、この解像度、繊細さの表現というのは圧倒的で、非常に魅力的なモデルです
GRADO Statement Sonata 2
価格
64,200円(税抜)
方式
MI型
出力電圧
1.0mV
針圧
1.7g
針
楕円針
GRADはあまり知られていないかもしれません。ところがこのカートリッジものすごく魅力的な音です。このカートリッジは M M 型というよりも、MI型に分類されます。磁気回路の中で鉄の円盤がカンチレバーについていて、それが動くことによって電圧を発生するという仕組みです。その音は一言で言うとゴリゴリした 非常に力強い音です。よく DL-103の音を低域よりの安定感のある音と言いますが、これはさらにはるか上を行くものです。音の輪郭を極太のマジックで書いたような音で、聴いていて気持ちがいいのです。こういった音の傾向は他のカートリッジでは聴いたことがありません。ただ少し高域の方に若干のキラキラ感といいますか数 kHz 以上を1,2dBレベルを上げたような きらびやかさがあるのですが、それが若干耳につくかもしれません。とはいえ、このカートリッジの魅力は聞いてみれば虜になるほどのもので、もっと広く知られてもいいモデルだと思います。それとこのカートリッジのインダクタンスは通常のMM型の1/10程度ですので、いわゆるキャパシタンスを変えても音質は変わりません。