ヘッドホン祭り秋2013、ありがとうございました

10月26日27日に青山で開催された秋のヘッドホン祭りに出展しましたので、簡単に報告させていただきます。

今回は2卓をお借りして3つのコーナーを作りました。
 ブースの様子

 開催中の様子

以下、順に説明します。

1. 携帯型ヘッドホンアンプ

まだ完成品には遠い試作機をお試し頂いてありがとうございました。このコーナーに来ていただいた方が一番多かったです。お陰様でいろいろとわかりました。私自身は携帯型アンプを普段使用していないので、ちょっと勘違いしている所がありました。携帯型アンプの場合、標準とすべきはどちらかというとイヤホンで、イヤホンもヘッドホンもアンプとして要求されるものは同じだろうと思っていましたが、よくよく考えてみると結構違います。
携帯型アンプに関して頂戴したご意見をまとめるとこんな感じです。

+音質そのものは良い
+DCHP-100と(携帯型なのに)音質が似ている
+低音が良くでる、据置型の様な鳴りっぷり
+筐体ががっしりしているのは良い

+-トーンコントロールは使用したくない傾向がある(ピュアオーディオと同じ)

-ツマミの位置が悪い、(回しづらい)
-電池の持ち(5h)が悪い、少なくとも1日分10hは欲しい
-大きすぎる、重い
-ゲインが大きすぎる
-もう少し解像度が欲しい

価格に関して当然の事ながら必ず聞かれました。当初、この手のアンプの中でもっとも高い価格帯で考えていましたが、できるだけ普及価格帯に設定して、その分たくさんの人に知ってもらうのもいいかなーと考えなおしました。

製品発売時期は来年の春のヘッドホン祭りを目指したいと思います。

2.ヘッドホンアンプの試聴コーナー
DCHP-100を聴いてもらえるコーナーです。新機種ではないのですが、これを初めて聴いてもらうと、必ずいいと言っていただけるので嬉しいですね。外観特にツマミのあたりが変わっているので、なにこれという感じで立ち止まってもらい、海外のディーラーなどの方にも聴いてもらい、評判も上々でした(海外電圧版ができたらすぐ教えてねみたいな)。

3. ヘッドホン/イヤホンの周波数特性測定コーナー
前回は小部屋で同じことをやってまして、結構希望者がいらっしゃったのですが、今回何故か希望者が少なかったので、アンプを試聴してもらった人にこちらからお願いして、周波数特性を計らせてもらいました。今回はイヤホンを測定させてもらうことがおおかったのですが、おかげさまでイヤホンの特徴も少しわかりました。それにしてもみなさんがお持ちのイヤホンが非常に個性的で、いろいろな種類の工夫があるので驚きました。実は今このへんが盛り上がっていたのですね。
イヤホンの場合低音まです~と伸びていて、高音はなだらかに下がっているものが多いようです。

開催中にふと思ったのですが、ヘッドホンアンプの部屋(9Fビジョンホール)は20社位がたくさんアンプを一斉に並べているので、立ち寄った人から見ると、どれを聴いていいのかわからなかったと思います。こちらも展示の方法をもう少し工夫しなければと思いました。

お立ち寄り頂きました方々に心より感謝いたします。次回もよろしくお願いいたします。

秋のヘッドホン祭りに出展します

10/26-27の秋のヘッドホン祭りに出展します。

今回は9Fのビジョンホールの#21(DACの部屋の入口付近)に2卓分を借りています。例によって、ヘッドホンアンプの展示デモを行います。
出展機材はこんな感じで考えています。

新作
携帯型ヘッドホンアンプ(プロトタイプ)
アナログ入力のみ、単3電池x2駆動
・電源電圧を昇圧しているので結構パワーは出ます。
・新種のトーンコントロールを盛り込む予定。
(—>新種というほどのものは今回間に合わなかったので、単なるBASSブーストと高域抑制のものになります。)

・ケース形状などはまだ試作品レベルです
製品リリースは春のヘッドホン祭りあたりを考えています。
今回は色々と意見を聞かせていただきたいと思います。
(一応聞けるようになりました。今回は音質チェックのみということでお願いします)


その他ちょっと新しいところ -ハイレゾ音源-

据置型のヘッドホンアンプに今回変わったところはありませんが、その代わりに音源を少し毛色の変わったものを用意しました。

・DSDネーティブ再生音を聴いてみよう
USB-DAC(試作版)を春のヘッドホン祭りに持ち込みましたが、今回は中のDACをチップをESSのものに変更してDSDのネーティブ再生ができるようにしました(DSDIFFフォーマットのみ再生可、DSFフォーマットは再生不可です)。LinuxのUbuntuStudioをOSとして使用しています。
DSD音源のサンプルを用意しましたの聴いてみて下さい。
ただDSDネーティブ再生でも正直ぜんぜん違う音が出るわけではないので、あまり過剰な期待はしないで下さい。
むしろOS変更の影響のほうが大きいのです・・・・。

・(今更ながらの)ハイレゾ音源
それと同じ曲で192KHz24bit音源とCD音源を用意しましたので聴き比べていただけます。
今回1曲ですが良い録音のJazz音源のCDと192KHz/24bitを用意しました。両者のフォーマットによる微妙な音質差をおわかりいただけるかと思います。

ヘッドホンの周波数特性測定コーナー
春に行ったヘッドホンの周波数特性測定コーナーはなるべく今回も設置しようと思います。
簡単な測定治具をつくったのでカナル型も測定できる様になりました。

カナル型イヤホンの周波数特性測定例(ATH-CK323M)低音が盛り上がっているのは聴感上と同じです

その他DCHP-100とDCHP-80は持ち込む予定です。

こんな感じですが興味のある方は是非ブースにお立ち寄り下さい。

オーディオユニオン千葉店さんでの試聴会

7/13(土)オーディオユニオン千葉店さんで試聴会を開催しましたので簡単にご報告させて頂きます。

こちらのお店は千葉駅に近い繁華街にあります。ビルの2Fワンフロアーがオーディオユニオンさんで、半分のスペースにCD/レコードの売り場があって、半分がオーディオショップです。オーディオショップのさらに1/4位のスペースが囲われていて、大音量でオーディオ機器の試聴ができるようになっています。

こちらのアンプ類をセッティングする前に、念のためこちらのお店で現在セッティングされている状態で聴かせてもらいました。もとの標準の音があまりにいいと、こちらのアンプで聞いていただいてなんだと思われると試聴会も逆効果ですので。人気メーカーのセパレート型アンプ+B&W801でしたが、これならいけると思いました。
その後、この試聴スペースに弊社のアンプをセッティングさせて頂きました。

機器をセッティングした様子
スピーカーはB&WのNautilus801です(でかいです)。

弊社のアンプ類をセッティングして音出ししてみましたが、スピーカーがいいだけあって非常にいい音がしていました。この801はどこかの雑誌か何かでウーハーがでかいので調整が難しいみたいなことが描かれていた気がしますが、そんなことはなく一発でものすごくいい音がしていました。特に低域が素晴らしく、力強さがあるのはもちろんですが、聴感上どこにも誇張なく30Hzくらいまです~と伸びている感じで、しかもまろやかさ、自然さがあります。低域の締りも申し分なく文句のつけようがありません。よくできた小型スピーカーでもこの音は絶対に出せない、大口径ウーハーがベストの状態で鳴っていると思いました。中高音はB&Wのらしくはっきり聴かせますが、特に耳障りなところもなく言い面が出ています。ただ難癖をつければ現在のB&Wの最上位機種よりもちょっとアルミ臭い音がすると言えばします。

試聴会の方は常時3-4名くらいの方+後ろでちょい聞きして行かれる方という状態でした。人数的には少なく思い、せっかくこういう機会をお店の方に頂いたのに「集客力が足りず申し訳ない」と思っていました。ただ後から聞いたのですが、大手人気メーカの試聴会よりも人数多いですよと言われ、ホッとしました。反面この業界はそんなにきびしいのかと・・・。

試聴会の様子

試聴会ではジャズ、クラシック、コーラス、映画音楽などのジャンルをかけましたが、映画音楽が一番評判がよかったようで、拍手してくれたお客様がいらっしゃったくらいです。

この試聴会では部屋の関係でSPから1.5m位の所で聴いていただいたのですが、これはさすがに近すぎで3mくらい離れた方が(出入り口のドアのあたり)抜群にいい音がしていたのですが、さすがにこの距離だと、どうしてもあらを探している様になってしまいます(せっかく美人と会ったのに30cm位の距離で話しているような・・・)。

途中JazzでPC+弊社のDACとそこにあった100万円クラスののCDPで同じでソースで試聴したのですが、残念ながらCDPの方が表現力が豊かに聴こえました。ただこのCDPの音は低音と高音を3dBくらい上げた様に聞こえる感じで、低音の量感は非常に豊かなのですが、ぼよーんぼよーんと非常にゆるい音でした。

その後、他のCD音源をそのCDPで掛けましたが、そうなるとやたらにうるさく聴こえました。どう考えてもCDPの音の癖でこれは相当楽曲、装置の組み合わせを選ぶのではないかと思いました。

試聴会の反省としては3hぶっ続けでやったので、さすがにこれは長すぎで休憩をいれるべきでした。
それとやはりもっと集客できるような企画も同時に考えなければいけないかなと思いました。
それと試聴会の場所にあった音源、装置構成などもっと念入りにやった方がいいとも思いました。
みなさんも今後取り入れてほしい企画がありましたらご希望をお寄せください。

当日の試聴会には(おそらく)東京方面からわざわざお越しいただいたお客様もいらっしゃったと思いますが、試聴会でお礼をいうのをすっかり忘れていました。この場を借りて御礼申し上げます「ご参加いただき誠にありがとうございました」。

会場を提供してくださったオーディオユニオン千葉店さんにも深く感謝いたします。
今後共よろしくお願いいたします。

オーディオデザインの近況 DCPW-200と無線と実験

MJ無線と実験で紹介されました
6/10発売のMJ無線と実験誌7月号で弊社のフォノイコライザーアンプとバランスプリアンプが紹介されました。今回なんと表紙を飾らせてもらっています。表紙登場はヘッドホンアンプ以来です。
それにしても、プロの写真撮影は技術が違いますね。アンプのような光る素材は普通の商材よりも撮影がすごく難しい。照明を当てたところがはっきり光るので、全体に均一に光を当てるのが難しいのですが、やはりプロの撮影は違います。
その出来栄えは是非無線と実験の7月号をご覧いただければと思います。

紹介記事でももちろん褒めていただいています。

DCPW-200
DCPW-200については一応できてはいるのですが、現在細かいところを詰めています。デザインも含めて最終版を今月中にご紹介したいと考えております。

この機種はモノーラル(BTL)動作もできますので試してみました。
BTLで動作させてみると通常のステレオアンプとして動作させた時よりも、音離れがいいというか、音が部屋に広がる感じになります。ダイナミックな感じと言いますかパンチがあるというか躍動感のようなものは向上しているように聴こえます。
逆に音のしっとり感、正確さのようなものは通常のステレオ動作の方がいいと思います。BTLにはBTLの良さがあるようでこちらの方が好きだというのもわかります。
ただ全体の音の傾向というのはBTL/ステレオの差はアンプの機種間差よりもずっと小さいのですが。

DCPW-200を2台、各アンプ片CH使用しても1台使用の時とほとんど音質は同じです。
RCAとXLRでは微妙に音質は変わりますがXLRの方が微かに音が落ち着く感じでしょうか。

DCPW-200のテスト中
2台のDCPW-200(左側が製品版です)

ホームページをパワーアンプ2種(DCPW-100・DCPW-200)に分けて、従来のDCPW-100との違いなどを紹介しながら情報を順次にUpして行きたいと思います。

またこれまで技術内容はコラムなど断片的に紹介して来ましたが、初めてHPをご覧いただく方にもわかりやすいようにもう少し体系的に技術的内容を紹介できるよう、HPを改良して行きたいと考えています。

以上、よろしくお願いいたします。

春のヘッドホン祭り2013はこんな感じでした

5月11日(土)に青山スタジアムプレイスで春のヘッドホン祭り2013が開催されました。

弊社ブースにお越しくださった方には心より感謝いたします。
今回、弊社ブースの様子はこんな感じでした。

入り口
今回ドアの入り口にこんな看板を出してみました。事務所でこれを作った際はかなり大きなもの(実際A1サイズ)を作ったつもりでしたが、会場に運ぶと小さく見えました。(液晶TVを買って家に設置してみたらやけに大きく感じるの逆?)
入り口に出した看板

で、そもそも社名を示す大きな幕みたいなものが入り口にないとわかりづらかったかも、と後から気付きました。
その点お隣のラックスマンさんなんかは手慣れたものでした。

こんな感じでセッティングしました
ヘッドホンアンプの試聴コーナー

CordのDAC試聴コーナー

ヘッドホンの周波数測定コーナー

スピーカーでの試聴コーナー

お客様がいらした時の様子です。
ヘッドホンアンプの試聴の様子(1)

ヘッドホンアンプの試聴の様子(2)

ふらっと立ち寄ってスピーカーの音にしきりに感心してくれたレディー達

<ブースの混み具合>
今回9回の奥の部屋を使用させていただいたのですが、この場所は奥まっていて自然にお客様が到達される場所ではないのですね。途中にちょうどお客様の塊ができて、ブロックする形になって、自然と立ち寄れる位置ではありませんでした。それでもお隣のluxmanさんやDenonさんは結構人が来ていたので、まあ知名度ということもありますけど。^^;  来るときにはどっと来るのですが、時間帯によっては結構暇でした。

<HPアンプ>
いつもはHPアンプの大部屋にいるのでHPアンプ目当ての方しか来ないのですが、今回独立した部屋だったこともあってか、もう少し幅広い目的の方がいらっしゃった様に思います。オーディオデザインを知らなかった、あるいは知っていたが聴く機会がなかったという方も結構いらっしゃって(そういえばずっと外国のメーカーだと思っている方もいらっしゃった様で)、初めて聞いた(聴いた)という人も多かったようです。HPアンプはそういう方には(びっくりするほど)良かったようで、注文に結びつくものもありました。

<DAC>
DACに関してはCordのDACでDCアダプターの比較が出来るようにしてあったのですが、それよりもCordのDACと弊社のDACの音質比較をする人が多かったですね。今回USB-DACを出展いたしましたが、案の定DSDに対する質問を何度かされました。それとUSBだけではなくて、SPDIFも繋げられるようにとの要望も多かったので、この辺はやはり両方ないといけないみたいですね。

<パワーアンプ>
パワーアンプに関しては少音量でのデモでしたので、なかなか真髄は伝えきれなかったかもしれませんが、良い感じで鳴っていたと思いますし評判も良かったと思います。印象的だったのは、ふらりと来られた女性のグループがしきりに感心されてたことで、結果的にオススメ曲5,6曲(20分位)聴いてもらいましたが、「こんな心地よい音があるとは知らなかった」といったようなことを盛んにいってらっしゃいました。こういった方の層に普段アピールする手段があればピュアオーディオ業界ももう少し伸びるのにな-と考えさせられました。

<周波数測定コーナー>
それと周波数測定のコーナーですが、これは20人くらいの方が測定されていました。途中PCの設定が崩れて測定できない時間があり、申し訳ありませんでした。単なるイベントのつもりでやりましたが、特性の解釈など、結構興味をもっていただいた方も多かったようです。この測定結果に関しては別途報告させていただきたいと思います。

ざっとこんな所ですが、次回の秋のヘッドホン祭りはアンプの大部屋で2卓位のスペースで行おうかと考えています。

またよろしくお願いいたします。