試聴会(8/28)を行いました

8/28(土)に試聴会を行いました。
当初8月末なら少しは涼しくなっているだろうと思ったのですが、当日はいつもの猛暑で、ご来訪いただいた方は本当にお疲れ様でした。


試聴会の様子

試聴会概要
試聴会日時:8/28(土)PM2-PM4

試聴会プログラム
1. 単曲試聴(全体の感触をつかむために各種のジャンルを単曲で)
2. 使用機器紹介(使用機器を説明します。技術的な質問、組みあわせの相性などご質問があればご自由にどうぞ)
3. DAC聴き比べ(弊社DAC、エソテリックX-30、デノンDCD-SA1を聴き比べます)
4. SP聴き比べ(フォーカル826V、JBL4429などを聴き比べます)
5. 音場補正(パソコンを用いたデジタルグラフィックイコライザ等の効果をお聴きいただきます。)
6. お持ちのCDがあればおかけします
7. アルバム試聴(アルバムの一部など長めにお聴きいただきます)

スピーカーの切換を行いましたが皆さん音の違いにこんなに違うの?っと驚いていた様子でした。
どのSPの音質がお好きですかと聞いたら六本木工学研究所のという方が多かったのに、以外というか、やっぱりというか、これいつも人気あります。

反対にDACの比較試聴では(こちらの切り替え方がわかりにくかったということも有りますが)ほとんどわからないという方が多くてがっかりというか残念というか。

聞いてみると既にオーディオPCをお使いの方が多くて(私は最近始めたのに)皆さんの方が進んでいると、これまたちょっとびっくり。

約2時間解説を交えながらぶっ通しで行ったのですが、反省点を少し。弊社機器の説明の途中で「何かご質問は?」と伺っても特に質問がない場合が多かったのですが、プログラムが終わった後にたくさん質問をいただきました。少人数とはいえ皆さんの前では聞きにくいのだと思います。途中で休憩をこまめに入れてコミュニケーションが取りやすくする工夫なども必要だったなと反省しました。
まあ初回なのでその辺はご勘弁を。

参加者の方に後でアンケートをメールで頂戴したのですが、皆さん非常に鋭く、大変参考になるご意見や、感想をいただきました。
(ほんとにいい内容なので、その場で言ってくれれば良かったのに・・・)

終わってみるとこちらにも大変勉強になる試聴会でした。やはりこういったコミュニケーションの場は必要だなーと思いました。また、折をみてやってみたいと思います。

オーディオデザインの近況

ここのところCD、DACについて説明が多くなっていたが、DACの進捗状況を含め弊社の近況をご報告させていただきます。

DACの進捗状況
 今年の春のハイエンドショーで試作DACで音出しをしていました。それをブラッシュアップして製品にする計画でしたが、気が変わって大きく異なる構成のDACの製作に取り掛かりました。
 以前のDACは上級機としては標準的な構成で、ただ変な高周波ノイズが出ない様に工夫してありました。以前から報告している高周波ノイズ(発振?)は普通に組むと十中八九発生します。これを抑えるには豪腕というかウルトラC的な技を使う必要で、そういった地味な技術が盛り込んでありました。その状態でもDACの音は悪くなかったのですが、構成としてはあまりに平凡というか、市販されているDACの種類が膨大なので埋もれてしまうと思ったので考え直しました。
 丁度、以前に構想だけあったものの(私にとって)技術的に困難だったためあきらめていたアイデアが有ったのですが、その開発に目処が立った事もあり、ちょっと変わった構成で仕上げています。現在その試作DACの音が出る状態になりましたが、結果的に変わった構成の割には普通な(?)音が出ています。実はアナログレコードのような厚い音質が出るのではと思ったのですが、残念ながらどちらかというと従来のDACの音質の延長線上にあります。9月にはオーディオ誌に持ち込んで評価してもらおうと思っています。

DACの外観

雑誌掲載予定[:PC:]
オーディオPC、PCA-1の発売を始めたのでオーディオ雑誌に評価してもらっています。
1.オーディオアクセサリー誌
秋号に掲載されました(p136,p226)。

2.オーディオベーシック誌
オーディオベーシック誌には実はプリ、パワーも含めて弊社の製品を評価してもらった事はありませんでした。今回PCA-1と一緒にプリとパワーを聞いてもらいました。共同通信社に機材を持ち込んでオーディオ評論家の先生に聴いていただいたのですが、好評でした。以前にもその先生には他誌の評価の際にアンプを聞いていただいたのですが、そのときより今回の方がずっと良いとおっしゃっていただきました。オーディオベーシック誌秋号(9/9(木)発売予定)が待ち遠しいです。

3.ステレオサウンド誌
ステレオサウンド誌もパワーアンプを一度評価してもらっただけでしたので、今回改めてプリとパワーもPCA-1と一緒にお貸し出しさせていただき、まとめて評価してもらいました。
9/11(土)発売予定です。

試聴会開催のお知らせ

弊社事務所において試聴会を開催します。
普段お聴きいただく機会も少ないかと思いますのでこの機会を是非ご活用下さい。

日時:8月28日(土)PM2-4

内容:曲試聴が主ですが、機器の説明、各種ご質問などにもお答えして進めていきます。

1.曲試聴:主にCDデータをパソコンに取り込んだものを再生します(Jazz、クラシック、映画音楽等)。普段聴き慣れているCDなどお持ちいただければおかけします。

2.機器説明:使用している機器の概要を説明します。

3.Q&A:ご質問などがあればお答えします。

使用機器:
入力オーディオコンピューターPCA-1
DAコンバーター:弊社試作DAC、DCD-SA1, X-30 etc.
プリアンプ:DCP-EF105ATT
パワーアンプ:DCPW-100
スピーカー:JBL4429/フォーカル コーラス826

・席に限りがございますのでメールまたは下記フォームから事前に申し込みください。
・やむをえない事情により変更・中止する場合がございますのでご了承下さい。
・途中からのご参加、ご退出は構いませんのでご都合の良い時間だけご利用下さい。
・弊社にて試聴会参加後にデモ機貸し出しをお申し込みになられた場合はデモ機代金を購入代金には充当いたしませんのでご了承下さい。

お申し込みはメールにてお名前、ご住所、電話番号をご連絡いただくか、申し込みフォームをご利用下さい。

弊社の場所はこちらです。
有限会社オーディオデザイン
〒142-0051東京都品川区平塚3-2-15
     クレッセント武蔵小山?、2F
TEL:03-5498-0734
FAX:03-5498-0764

最寄り駅:東急池上線戸越銀座駅
交通:
JR五反田駅から東急池上線に乗り戸越銀座駅(五反田から2駅)で下車、踏切を渡って400m程商店街を歩き、中原街道の荏原2丁目の交差点を渡らずに左に折れ、30m歩いた青いマンションの2階になります。

CDプレーヤー(DAC)の本当の実力 -高周波ノイズはこんなです(2)-

前回CDPの高周波ノイズについて紹介しましたが、100KHz程度なので「こんなの高周波じゃねー」って言われそうですね。それでは本当の高周波ノイズをお見せしましょう。
これはある50万円のCDPの出力ノイズをFFT解析した結果です。
横軸は0-50MHzです。

これすごいですね、もう高周波ノイズがテンコ盛りです。
上図は電源を入れてPauseの状態で出力を見ています。この状態で
電源をOFFにしたときのノイズスペクトルはこちらになります。

ですので、観測された高周波ノイズは測定系のノイズではなく、CDP本体が出すノイズだと思います。
順序が逆ですがノイズ波形はこれ

10mVレベルのノイズが乗っています。これ結構なレベルですよ。
同じくCDPの電源をOFFにすると

これは測定系の残留ノイズですね。

この波形を見てからこの(50万円の)CDPを聴く気になれなくなりました。

え?気にするなって・・・・・・無理です。

CDプレーヤー(DAC)の本当の実力 -高周波ノイズはこんなです-

前回CDPからの出力信号を見てみましたが、どの辺の高周波が重畳しているかという事をお見せしましょう。

こちらがCDPからの生の出力信号波形(1KHz,-15dB)をFFT解析したもの。縦軸は1DIVが20dB、横軸は0-250KHzです。

一方こちらはLPFを通した時のFFT波形です。LPFは20KHz、-18dBのパッシブで、信号は振幅が1/2になります。

一目瞭然ですが下のLPFを通した方はベースラインが一桁落ちています。さらに源波形はところどころにピークがあります。例えば105KHzあたりです。これに加えてMHz帯から数十MHz帯にも(図には入っていませんが)ピークが出ています。105KHzあたりのピークは、多少変わってもどのCDPにも出ているのですが、サンプリング周波数から考えてもぴったりと合わず、不思議な周波数です。また原因としてはシステムクロックあたりの高周波が漏れているとも、最終段あたりで発振してるともとれる微妙なところです。

高周波がでているっていったいどこのCDプレーヤー?とお思いでしょうが、ほとんどの高級機で出ています。

また「可聴帯域外だから出てても問題ないでしょ」と思われるかもしれませんが、これがガラッと変わるのです。CDPの音質を決める最も重要な要素だと思っています。

この辺は別途まとめますので。