ヘッドホン祭春2011出展しました

5/7(土)に開催されたヘッドホン祭春2011に出展して来ました。

全体の感じ
今年は昨年秋にも増して盛況でした。来場者数が3000人ということでしたが、ブースがたくさん出ているのですれ違うのが大変なくらいの混雑ぶりで、まるで縁日の様な人手でした。

開場前に撮った弊社ブース
右がオーディオPC、真ん中がDAC(下)とヘッドホンアンプ(上)

弊社出展ブース
今年はたくさんの方に弊社ブースにお立ち寄りいただきました。ご来訪の皆様には、混在の中お越しいただき本当にありがとうございました、心から御礼申し上げます。

今年の目玉はヘッドホンアンプでした。まだプロットタイプでしたが事前にアナウンスしていたこともあってたくさんの人に試聴してもらいました。

ヘッドホンアンプの一つの特徴はアッテネーターです、外観・操作方法も従来の物と変わっているので、ここの反応が一番気になるところでした。この部分の評価は最初戸惑って恐る恐る回してみるのですが、直ぐに慣れて「へエ~っ」ていう感じで大変好評でした。

聴いて貰った感想は2,3に分かれました。
[:びっくり:]聴いてしばらくの間固まってしまう。
聴き始めて3分間くらいじっと固まって動かなくなってしまいます。3分というのはデモの時間では長く感じます。デモ用の曲も編集してあるので2,3曲聞いている事になります。その後「これいいですねー」といってくれる人。これはうれしい評価です。、こんな感じで非常に良い評価をくれた人が結構いたので良かったです。

[:豚:]もう一つの反響は「これは他のとまったく違う」、「凄くまじめに作ってある」、or「性能がものすごくいいでしょ」、という微妙な言い回しの反響です。決してネガティブに感じているわけではないのですが、その場で結論付けられないという感じでしょうか?

その外、前回のパワーアンプの方がよかったという感想もないことはなかったのですが、全体的に高評価でした。

誌聴中の様子はこんな感じ

別の角度から

それと全体の傾向として午前中に(弊社を一つの目当てとして)来られた方よりも、午後にふらっと立ち寄って聴いていただいた方(弊社ノーマークだった方)の方がよりよい評価だったと思います。(期待がふくらんで来られた方はやはり評価もやや厳しいのでしょうか)。

デモの手際などについて
展示は2回目なので要領もわかっていたつもりでしたが、抜けていたのが持参してもらったCDの試聴方法。PCのCD-RWに乗せてでDVD再生ソフトで聴いてもらいましたが、普段はHDD,メモリーの音源を再生しているのでCDのリアルタイム再生はまったくチェックしていませんでした。PCを通常のCDPの様に使用した際は音源の音質がどうだったかよくわかりません。

ウルトラゾーンはほんとにウルトラなゾーンにいました。
今回非常に多かったのがウルトラゾーン(UZ)のヘッドホンを持って試聴にこられた方。しかも必ずケーブルがバランス仕様で、会場の試聴のために通常のPhone変換プラグをつけています(そうしないとほとんどのアンプが聴けないので)。前回はほとんどうちのブースにはいらっしゃらなかったと思います。今回は1/3もしくは午後に限ればHP持参の方の半分以上はUZ製だったかも知れません。
しかも(後から知ったのですが)edition7(?)とかいうもう売って無いけど40万円のものだそうで、通りがかった人が「あ、xxだ」って声をかけていくというしろものでした。
 UZでも人によっていろいろなモデルを使われていた様ですが、その中でedition9(だそうです)をちょっと聞かせてもらいましたが、これは他社の3万円くらいのHPと比較しても別格というくらいの音がしていました。何がいいかって言うと中低音で、締まっていて切れがあるのに温かみ、まろやかさ、厚みのようなものを同時に持っていて、こんな気持ちの良い低音はまず聞いた事がありません。
これだけで確かに何十万円だしても欲しくなっても不思議はありません。高音はどうかというと、私の好みからするともう少しおとなしくして欲しい。高音が悪いという事ではないのですが、高域までフラットに聞かせている感じで、スピーカーの近くで聴いているような帯域バランスでした。ただHPユーザーの方はどちらかというと高音をはっきり聞かせるタイプを好むので、これが普通なのかもしれません。UZの中低音で、高域がだら下がりかもう少しレベルが下がって聴こえるモデルがあったら個人的には理想です(そういうのがあったら教えてください)。
まあただこのヘッドホンはほんとにいい音だったので、こちらの趣味(感覚)をこのヘッドホンに合わせ様かなと思うくらい良かったですね(このドレスとってもいいけどサイズが合わない、着れるように痩せてみようみたいな・・・)。

ただHPメインではないのでこの価格では買えません。HPユーザーの人に言わせるとスピーカーはいいのは数百万円するので数十万円は高くないのだそうです。そういわれればそうなのですが。

余談ですが、普段スピーカーで音楽を聴いている人のことを「スピーカーの人」という呼び方をするので、あーなるほどナー「ヘッドホンの人」からみるとスピーカーで聴いている人の方が別の分類なんだなーって変な所に感心してしまいました。

ヘッドホン祭2011春に出展します

フジヤエービックさん主催の春のヘッドホン祭20115/7(土)に出展します。

ヘッドホンアンプ
今年はなんとヘッドホンアンプを展示予定です。今頑張って仕上げてますが、完成品とまでは行かずプロットタイプになります。

外観はこんな感じです。


出展予定のヘッドホンアンプ(プロットタイプ)
(文字印刷は間に合いません)

真ん中のボリュームのあたりが変わってますね、アップにするとこんな感じです。

なんだコリャと思われるかもしれませんが、新作です。0から-74dBの全範囲を1dBステップで変えられます。電子式ボリュームありません。L-Pad型アッテネーターをさらに進化させたものです。

写真が綺麗に取れすぎてますが実物はまだちょっと粗もあります。

肝心の音ですが、結構これがいいんですねー。ヘッドホンの緻密な音が正確に出るという特徴がますます発揮されます。
ヘッドホンは細かい音が正確に聴こえる反面、再生装置のボロまでわかってしまうとい事もあり、下手な再生装置だとそっちのボロの方がかえって気になってしまうということもあるのですが、これはかなりいけると思っています。ヘッドホンの場合はアンプの差が結構はっきり出るので(しかもスピーカーの様にセッティングに依存しないので)、アンプの作り甲斐もあるというものです。

現在ヘッドホンアンプは他のケースに組み込んであって、それぞれをこのケースに集合させる作業を行っています。大きなトラブルが無ければヘッドホン祭で聴いていただけると思いますので、こうご期待という事で。

ヘッドホンは前回お叱りを受けたので、今回まじめなものを持って行きます。

ゼンハイザーHD595
AKG K702
SONY MDR-Z1000

です。

ヘッドホンをお使いの方は是非聴きに来て下さい。

DCアダプターも展示(一部販売)します


それからDCアダプター(DCA-5V/12V)も展示します。
その場で販売もしようと思っていますが、在庫が少なくなりましたのでDCA-5Vのみ販売用もご用意できる見込みです。こちらの方もよろしくお願いします。

最近行ったコンサート -外山啓介さんのピアノ-

コンサートもぼちぼち行っています。
昨年12月26日に白寿ホールで行われた外山啓介さんのピアノコンサートに行ってきました。ちょっと印象に残る事があるので紹介します。
外山啓介さんは私が言うまでもなく人気の若手ピアニストでCDも1枚持っていました。コンサートで実際に聴いてみて驚いた事が2つ。

1.聴衆はほとんど女性。
80%くらいは、(ずっと)以前は若かった女性で、会場に入るとかつて体験した事のない違和感が・・・・。まるで女性専用車両に間違って入ったというか、それとはちょっと雰囲気違いますが(女性専用車両に乗った事はありません)。それが悪いということではないのですが、ここまで分布がかたよっていると「なんでだろ」と考えてしまいます。理由は簡単で「女性に人気があるから」という事だと思いますが、クラシックなのに演奏とかではなく、単に容姿で人気が決まるのかと思うと、ちょっと残念というかクラシックはだいじょうか?と余計な心配をしてしまいます。裏を返せば、逆に腕が良くても一般のお客様には人気が出ないということで、クラシック界の人は大変だなーと思ったのですが、まあ大きなお世話かもしれません。(オーディオ界も大変さでは負けませんし・・・)。

2.音が割れている・・・・
ここが肝心なところなのですが、肝心の音が、非常に個性的というか変でした。といっても演奏とかそういう問題ではなくホールの問題だと思います。ピアノは普通のスタインウェイ(だったと思います)。聞こえてくる音は何か高音域が割れたような、歪んだような他の場所では聞いたことのない耳障りな音でした。このホールでピアノを聴くのは2回目ですが、前回も今回ほどではないのですが違和感を覚えた記憶があります。もしこの音がステレオから聞こえてきたら、歪んでいるとか、この装置おかしいと言われてしまうレベルでした。

あまりに気になるレベルなのでちょっと考えてみたのですが、壁に10-15cmくらいの厚さの反射板が設置されているのですが、これに反射する成分と、壁から反射する成分がゴーストの様に2重に聴こえて耳障りなのではないのかなーと思いました(あくまで仮定ですが)。絵にするとこんな感じです。
白寿ホールの壁

ホールの写真などでは目立たないのですが、実際に行ってみると壁に反射板が取り付けてあり、その厚さが(微妙に変化はつけてはいるが)均一なのが気になりました。反射するのはいいのですが、壁からの反射音と反射板から反射音の2音が数十cmの距離差で、この2音が同時に耳に入ると、特定の周波数で位相がひっくり返るので変な音になるのかなーとか、いづれにしろ、何か原因があるとは思います。

普通はコンサートといえば、演奏がどうとか、曲目がどうとか、オーケストラなら指揮がどうとか感じるのでしょうが、私の場合は単に聴こえてきた音の良し悪しの方が気になるので、聴き方が普通でないといえばそうかもしれません。
コンサートではコンサートホールの音質の良し悪しが、演奏者よりも、楽器よりも最終的に音質(音を聞いたときの心地よさ)を左右している様に感じます。

オーディオも装置よりも部屋やSPのセッティングの方が音質を左右している(その割には部屋のセッティング方法に関する内容は少ない)という点でコンサートと共通している部分があるかもしれません。

以上コンサートに行って感じた事を書いてみました。

ディナウディオでの試聴会の報告

先週12/4(土)に開催したディナウディオでの試聴会の様子を報告します。

試聴会は2回に分けて各10名程度で行いました。
時間は約2時間弱、スピーカーはC1とConsequenceの2種類でした。
本当はC4、ContourS5.4などの聞き比べをしたかったのですが、諸事情により上記の2種になってしまいました。

  試聴会の様子はこんな感じでした。(前で話されているのはディナウディオJapanの試聴室の方です)

DynaudioのSPを鳴らすのは初めてではありません。今年の春のハイエンドショでもC1をお借りして鳴らしてみましたし、音元出版のブースでも弊社のパワーアンプとC1を組み合わせて井上先生が鳴らしていただいたりしていました。

ただハイエンドショーの様な会場では広すぎて低音が出にくく(特に春の場所はそうだった)普通の広さで鳴らしたときのバランスとは異なるので、今回の試聴会が事実上の初めての組み合わせといえるでしょう。

Dynaudioの音

誤解していましたが、DynaudioのSPは中高音を非常にはっきり聞かせるSPだなと思いました。シルクドームだからおとなしい感じでなると思っていたのですが、大きな誤解でした。決して変な音が出るのではないのですが、中高音のレベルも大きいというか、おそらく周波数特性を取ったら試聴位置でもほぼフラットになっているのではないかと思いました。それでは丁度いいじゃないかと思われるかもしれませんが、私は試聴位置では1KHz以上が自然とだら下がりになっている位がバランスがいいと思っているので。
 中高音は大き目には出ていましたが、ひずんだり、きつい音とかいう訳ではなく、逆に何を鳴らしても澄んだ音でガツンと聞かせる感じですで。レベル調整など一切できませんが、本当はもう少し広めの部屋でやや離れて聴く様にできているのかもしれません。

C1とConsequenceの音
C1とConsequenceは値段も10倍くらい違いますし、大きさもまったく異なるのですが、その割には似たような音がしていると思いました。音の傾向はほぼ同じです。Consequenceは5WAY6SPで、中高音はたくさんのSPを繋げていますが、これがまたスムーズにつながっていてまるで一つのSPが鳴っているかのようにスムーズでした。-6dBで繋いでいるので、完全にフラットにできるのでしょう。
C1とConsequenceの一番の違いは低音でConsequenceの方はスーと30Hzくらいまで延びている感じの低音で、演奏してる場の空気感見たいなものも表現します。この低音は独特で大きいだけの事はあります。一方のC1は超低域自体はでないもののおそらく40-50Hz位まではでていて低域の音量レベル自体は若干こちらの方が大きく聴こえてきます。超低域が出ない分バスレフを若干強く出している感じバランスを取っているのでしょう。
どちらがいいかといえば、やはり音質的にはConsequenceですが価格や大きさを考えると(Consequenceはペアで660万円)C1の方がはるかに現実的です(C1も高価ですが)。

どちらのSPにもいえるのですが、DynaudioのSPの低音は独特の良さがあります。とにかく、どれだけパワーが入っても、低音の質が悪化するそぶりも見せません。歪もしなければ余計な動きもしないというか歯切れも抜群によいのです。すっきりと力強いというか独特のなり方で、この低音がかなり心地よいです。

参加者の皆さんの反応
後でアンケートを送ってもらいましたが、皆さん音質、内容に満足されていらっしゃたのでよかったです。お一人だけ音質ががっかりとおっしゃった方もいらっしゃったのですが、その方はすでに弊社のプリ+パワーをお持ちで自宅でSP等を十分調整されていらっしゃる方でしたので、厳しい評価だっただのだと思います。

今回鳴らしてみて気づいた事

試聴会前日に弊社のアンプ類を持ち込んで接続したのですが、この日は特にC1がなりませんでした。もっと低音の出るSPではなかったかなと思っていたですが、翌日の試聴会では結構低音も出るようになりました。後から聴いたのですが、C1は直前に寒いところから戻ってきたそうで、こういう事(移動直後に低音が出にくい)はよくあるそうです。エッジのゴムか何かが硬化して戻るのに時間がかかるのでしょうか(タイヤじゃないのに・・・・)。
Dynaudioの様に高音がガツンと出るタイプは低音も負けないくらいたくさんでないとバランスが取れません。低音が十分出るセッティングがまず必要だとおもいました。
C1のスタンドはカーンと鳴きます。その方が音質的に好ましいとの事でしたが、弊社のアンプの様に情報量が多いアンプと組み合わせるときは、やはり制振されたタイプの方がいいのでは?と思いました。

Dynaudioの鳴らし方
DynaudioのSPはインピーダンスが4Ωです。それだけならいいのですが、かつ能率が低いのです。通常のSPと比べて半分位の音しか出ません。インピーダンスのために2倍、能率のせいでさらに2倍の電流が流れると思っていいでしょう。通常1Aで済むところ、4-5A位は直ぐに流れてしまうのです。こうなるとアンプの方が大変です。アンプのボロがさらけ出されてしまいます。
え?弊社のアンプはどうかって?….弊社のアンプは基本性能がいいのが売りの一つなので、むしろアンプの素性がむき出しにされるSPの方がアンプ間の差が出ていいのです(また自慢してしまった)。
能率が低いので80W+80Wでは足りないのでは?と心配されるかもしれませんが、4Ω負荷の場合は約2倍のパワーが出るはずですのでこの点は心配有りません。

Consequenceは大変です
見た目に大きいConsequenceですが、実はC1より能率が低いのです。Consequenceを鳴らすときはほぼフルパワー(100W以上)出ていたのではと思います。試聴会の前にConsequenceを鳴らせないアンプもあるとDynaudioの方が言っていたので、なんでだろと不思議だったのですが、鳴らしてみてわかりました。これだけ能率低く、4Ωのインピーダンスだと、もうアンプの試験をしている様なところもありますから。

Dynaudioのスピーカーを使うときはアンプを吟味しないといけません。

 使用した機材はこんな感じです。
パワーアンプDCPW-100
プリアンプDCP-EF-105ATT
DAコンバーターDAC-FA0
オーディオPC PCA-1

アンケート結果
試聴会の後メールでアンケートを取らせていただきました。せっかっくいただいたフィードバックなので参考のため載せておきます。(回答率は半分くらい)

———————-アンケート結果————————-

試聴会の時間
短い 丁度良い 長い
0    9   0
・丁度良いくらいでしたが、更にもう少し長くても私にとってはOKです。
・第2部は少し時間が遅かったかも。午前・午後部の方がよかったです
・時間配分も丁度良かったと思います。 

試聴会の内容
良い 普通  悪い  
8    1    0
・私個人の独断・我儘を言えば、音の加工の少ないクラシック系ソースが更に多ければ更に良いのですが
・試聴者参加型の進行で、質問に丁寧に答えていただけたことが良かったです・私もCDを持って行けば良かった、アナログレコードを聴いてみたかったです。

音質
良い 普通  悪い
7   1    1
・良い組み合わせで、楽しめました。部屋(天井の高さの問題でしょうか?)やセッティングを詰める時間などに更に恵まれていたら更に良い音を聴かせて頂けたかとも思いますが。
・両社最高の機材だったと思うので当たり前ですかね
・ショップで視聴すると ショップによって音の癖のような物がある様に思われ、視聴した機器の本来の音の傾向がよくわからない場合もあるような気がしますが、今回の試聴会は そのような癖が全く感じられませんでた。

試聴会で良かった事
・昨今のCDを始めとするデジタルソースの忠実性を決定付けるのはDACとプリアンプ、パワーアンプ、スピーカーなど含めた全体的なバランスで好みの音質(味付け)が決定されると思っています。そういう前提で考えて貴社のDAC、プリアンプは魅力的で気になっている製品です。
・コンシークエンスを鳴らしきる28万円台パワーアンプの実力!「参考にならない値付け」とは言え、やっぱり凄いです。価格を度外視しても、癖の強い超高価格の「名機」?の類よりも、実力の単純比較で勝っていると思います。
・人数が多くなかったので質問などが気軽にできた。説明していただいた方を含め、皆さんなんとなく和気藹々な感じがよかった。かなり突っ込んだ質問にも答えていただけたのがよかった。自分のCDを高級な機材で聴けたのはよかった。家との違いが実感できました。
・ふだんなかなか視聴出来ない機器を現物で見たり聞いたりすることができた
・人数が少なかったのでよく聞けたこと。
・試聴室の広さが自宅で聴いている広さと近かったのでイメージし易かったです。自分が日常使っているアンプで、DYNAUDIOの音が聞けたこと。 
・御社の D/A コンバーターが視聴出来た事

試聴会で改善すべき事
・conseqenceは、確かにすばらしかったですが、やはりもう少し現実味のあるスピーカー同士で比較をしたかったです。
・強いて申し上げれば、上手く時間をやりくりして、来場者持込CDもリッピング取込して最良の条件で再生してみて頂けましたら...
・今回試聴したスピーカーは、私の中ではかなり高級な部類になり現実感がないので、もう少し低価格のスピーカーで試聴したかった。
・オーディデザインイチオシのハイレゾ音源が手に入ったら、プログラムにいれて欲しい第2回、第3回と続けて欲しい
・普段のリファレンスアンプでの音も聞きたかった。

オーディオデザイン/ディナウディオへのご意見・ご要望など
・拙宅システムにも不満が無い状況ですので、近々のオーディオデザイン社製品購入にはまだ至らないかと思いますが、拙宅システム老朽化更新が必要になった場 合にはオーディオデザインが第1候補だと思っておりますので、何卒末永く頑張って下さい。拙宅のローテル製アンプ群は既に18年~17年経過しております ので、そう遠くない将来のことかも知れません。
・オーディオデザインさんの製品はよいのですが、私には少々高いかも。もう少し低価格帯(10万円代前半)の製品があれば購入検討の対象になると思います。”
・真の原音再生をこれからも追求し続けてほしい
・リーズナブルな価格で高品質な製品を今後もよろしくお願いします。
・今後も独自性のある製品を供給してください。 


その他ご感想などありましたらご自由にご記入下さい

・実演に慣れ親しんだ日本人テノール歌手の村上敏明さんのCDと、太鼓も大活躍のオケと合唱にオルガンも加わる多彩な内容で録音の良い「威風堂々」で試聴させて頂き、特にコンシークエンスを貴社アンプで駆動した際の低音に感動してしまいました。
・オーディオsショウなとのイベントの中での試聴と違ってひとつのブランドのみの試聴会は初めてだったのですが、なかなかゆっくりと試聴できたのでよかったと思います。また機会があれば参加させていただきたいと思います。
・ラインセレクタを使って他社比較とかプライベート試聴会だからできそうな企画があると面白そうです。
———————-アンケート結果(ここまで)————————-

最後に
まとめというわけではないのですが、アンケートをまとめていて後からいくつか思い出したので書きとめておきます。

・C4を聴きたかったのに残念・・・という事を複数の方から言われました。内容でご不満があるとすればこの点でした。この点は今回お詫びするしかありません。

・途中参加者の方が持ってこられたCDを聴いたのですが、一部に(サンタナとか)の音質の悪いものがあった。今回のでもに限らずお客様がお持ちになる愛聴版の音質は良くないものも結構あります。デモの企画としては良くないので次回からは考えた方が良いかもしれない。

・コンセクエンスがよく鳴っていたので、今度コンセクエンスを試聴に来られた方に薦めて見たいとDhinaudio試聴室担当の方も特にパワーアンプに興味津々の様でした(回路・内部の事などいろいろ聞かれました)。

・B1の試聴室は今回縦長に使用しましたが、本当は横長に使用したほうが(長辺方向にSPを並べた方が)C1などは音質は良いそうです(この部屋の場合は)。既にコンセクエンスが縦長方向の試聴位置に設置してあり、これは重くておいそれと動かせないので、今回の試聴会はこの設定で行いましたが、本当はもう少しセッティングを詰めた方が良かったのかもしれません。

秋のヘッドホン祭2010に出展してきました

10/30(土)に青山で開催された秋のヘッドホン祭2010に出展してきました。

ヘッドホン関連製品は無いのに何故?かというと、ヘッドホン祭はヘッドホンだけでなくDACなども範疇に入っていて、春のハイエンドショーに出展していたときに主催者のフジヤエービックさんに「出ない?」と誘われて今回出展させていただきました。

ヘッドホンアンプは時々作らないのか?と聴かれる事があるのですが、普段ヘッドホンを使用しない私としては特に情熱が沸いてこないので(問題意識も無いので)具体的な予定はありませんといつもお答えしてきました。

ヘッドホン祭2010の感想
実際に参加してみて、ヘッドホン祭の特徴はこんなです、
・来場者の方は若い方が多い
・意外とコミュニケーションがとれる
・自前のヘッドホン、ソフトを持参して来る人がいるので、出展装置の判断がしやすい
・即売もできる(弊社はやっていませんが)
・参加者の方に横の繋がりがあって情報が横に広まっていく
・出展しやすい、出展社の負担が少ない(いろいろな意味で)

会場は混むとこんな感じになる

弊社の出展ブース
ヘッドホンアンプが無いのでパワーアンプの出力に抵抗を入れてヘッドホン用のジャックを付けたアダプターを製作して望みました。
PCA-1(オーディオPC) —> DAC-FA0(DAC)—> PPA-2(パッシブプリ) —> DCPW-100(パワーアンプ) —> ヘッドホンアダプター(自社用) —> ヘッドホン
といった構成になります。

弊社のブースの様子

展示用に置いておいたヘッドホンはとりあえず展示会用に購入したソニーとAKGの3000-5000円のヘッドホンでした。ヘッドホンは安物でも結構高解像なのでとりあえずこれでいいだろうと思っていたのですが、聴かれたお客様皆さんに、
・この装置にこのヘッドホンでは装置がかわいそう
・このヘッドホンでよくこれだけの音が出るな
等といわれました。ヘッドホンが安すぎたのです。例えればハイエンドショーでミニコンポのスピーカーを鳴らしているような組み合わせでしょうか?

ヘッドホンの使用者の方は、
・3-5000円のヘッドホンの型番を見ただけで安物とわかる(全機種のラインナップが頭に入っているのかも)
・2,3万円のヘッドホンは安物と呼ぶ(それって最上位機種じゃないの?)
・10-20万円のヘッドホンを使用している人が多い(それでもスピーカーに比べれば安いからメインに使用するには当然なのかも)
のです。

ただ装置のグレードの高さはお分かりいただけた様で皆さんにほめていただきました(まあ悪くても面と向かって悪いって言う人もいないと思いますが…)。

たくさんの人を集めて音を聞いてもらうのではなく、1対1での対応になるので、お客様の好みや、現状装置の不満点等が直接聴けて参考になりました。

こんな感じで応対する事が多い

また、弊社の事を気に入ってくれている方が知り合いの方をたくさん紹介してくれたので(あそこの聴いてみろと)、結構たくさんの人が聴きに来てくれました。

それと今回いろいろなヘッドホン愛聴者の方に話を聞いてわかったのですが、
・一般的には高音域の解像度を重視する人が多い(だからヘッドホンを愛用してらっしゃるわけで・・・)
・スピーカー再生に比べると明らかに高域が強く聴こえる(方を好む)
・とはいえ帯域バランスの様なものは、結構人それぞれで高域重視のひとから低域重視のひと、微細な音もすべて聴きたい人からゆったり聴きたい人まで結構幅広い。ヘッドホンのバランスも高解像系から低域重視系まで幅広い。再生装置側から見ると、どのヘッドホンにあわせてどういう音にすればいいのか、方向性・音質評価が悩ましい。
・ただ考えてみるとスピーカーシステムと違って部屋やセッティングの影響は受けないので、ヘッドホンが決まれば音質の傾向も大体決まり、通常のSP駆動のアンプよりやり易い面もある。

最後に自身がお客としていくつかのブースで試聴をさせてもらいましたが、聴いた中で良かったのはbeyerdynamicのDT 990 E/32やゼンハイザーのHD-800です。HD800は高すぎるので今の私にはちょっと買う気がしませんが。

それと10-20万円のヘッドホンアンプもいくつか聴いてきましたが、確かに音質的にはもうちょっとよくなりそうな気がします(たいしたことなかったと言っては失礼か?)。弊社に”ヘッドホンアンプを作ってくれ”という依頼が来る理由がわかりました。

ヘッドホンアンプはアンプの設計から見ると30Ω駆動で1Wもあれば
十分なので、どのアンプでも差が出にくいのではと思っていましたが、スピーカーよりも微細な違いがわかってしまうのでアンプの実力が反映されるのかもしれません。

普段とちょっと違う展示会に参加させていただいて大変勉強になりました。